リニューアルオープンした「天然温泉平和島」から早朝の羽田空港へ行ってみた2019

2019/03/30
新元号が「令和」に決まった2日前のこと・・・。
あの「天然温泉平和島」が、全面リニューアルオープンしたとの情報をキャッチ。
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2019/01/15~2019/03/27の間、全館を閉店して大規模な改装工事を行っていたとのこと。

リニューアルされるかなり前に利用したことがあります。
天然温泉平和島から早朝の羽田空港へ行ってみた2014

羽田空港への送迎バスを運行していて、羽田空港の深夜・早朝便の利用時に便利な天然温泉施設です。
今回のリニューアルによって、どう快適になったのか。
その様子を探るべく、(羽田には用はないけど)オープンして間もない最初の週末に訪れてみました。

この日の夕方にやってきたのは・・・。
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京浜急行「平和島駅」の平和島オートレース場(ビッグファン平和島)行きののりば。
ここから、ほぼ10分おきに平和島温泉行きの100円バスが出ています。
(JR大森駅からもシャトルバスがあり。詳細は公式サイトをご参照のこと)

バス停の場所はこちら。
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改札を出てから左、高架の大通りが見える方に出てすぐです。

乗るときに100円を投入して車内へ。
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ボートレースのオヤジと共に、スーツケースを携えた外国人女性旅行者2名も乗車。
では出発~。

直行バスに乗ること4分ほどで・・・。
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「ビッグファン平和島」の近くに到着。
競艇おやじは「平和島劇場」なる外向販売所へ。
私とスーツケース女子は「ビッグファン平和島」の2階の「天然温泉平和島」を目指します。

そして到達!
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おお~。
入口も、和モダンな感じに変わましたね。
新装開店の花輪が沢山あって華やかでした。
この日(3/30土)は、リニューアルオープン後の最初の週末ということで、ご近所のファミリー客中心に賑わっていました。

前回(2014年)は無かった設備その1。
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大量のスーツケースロッカーが登場。
預け入れるのに100円が必要ですが、取り出すときに戻ってくるとのことなので、実質0円。
館内にスーツケースの持ち込みは不可とのことなので、受付の前に預けましょう。

この日は、羽田空港への送りバスつきの「Flightコース 3:00AM発」を公式サイトから事前に予約しておきました(羽田空港には用はないけど・・・)。
滞在は18:00から可能で、料金は3700円。
入館料や深夜料金、羽田空港へのバス代も含まれています。
ホテルに宿泊するよりも、お安く一夜を過ごすことができます。

では、順に施設内を見ていきましょう。
(施設内は撮影自粛のため、以下パンプレットの写真を引用)

受付

まずは受付で「Flightコース」を予約している旨を告げます。
料金は後払い。
追加料金を払えば、岩盤浴やプレミアムラウンジ(後述)の利用も可能。
歯ブラシセットとシェーバーを貰えます。
バーコードと鍵付きのリストバンドをもらい、館内へ。
自動改札を抜けた後にも受付があり、そこで館内着とタオルの入ったバッグをもらいます。

ロッカールーム

館内着をゲットした後は、男女別のロッカールームへ。
ここもリニューアルされたのか、明るくキレイになってました。
ドライヤーもあり。
濡れた小さいタオルは交換してもらえるらしい。

お風呂場

メインの浴槽は改装前とほぼ同様でした。
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実物はもう少し年季が入っています(笑)。
ドライサウナは新しくなった印象。
天然温泉の泉質は、以前と同様に「含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)」。
やや茶褐色のしょっぱいお湯です。
溶存物質総量22.89グラム/リットルの濃ゆいお湯で、よく温まります。

リラックスラウンジ(無料)

リニューアルされて、以前よりも広く、新しくなった印象。
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各リクライニングチェアにテレビあり。
無料Wi-Fiも使えます。
「いびきスペース」や「女性専用スペース」もありました。
土曜の夜は、ほぼ満席に近かったですが・・・。

マンガがいっぱい

通路やリクライニングスペースの本棚には漫画がいっぱいありました。
およそ10000冊ものコミックや雑誌をご用意とのこと。
マンガ好きな方にはウレシイですねえ。

岩盤浴ラウンジ(有料)

今回のリニューアルで新設された目玉のエリア。
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ただし、入場するには追加料金500円が必要です。
(2019/4/26まではお試し価格で350円)

通常の館内着とは別に、岩盤浴用の茶色いウェアが貸し出されます。
岩盤浴エリア以外では、通常の館内着に着替えてくださいとのこと。
汗だくになるので、確かにそうしたほうが衛生的かもです。

温かい飲み物(コーヒー、紅茶など)が無料で頂ける他、横になれるベッドや、フニャフニャのビーズクッション等が設置されていて寛げます。
あちこちにコンセントがあって充電できるのもウレシイです。
女性専用エリアもあり。
岩盤浴の営業は10:00~22:00まで。
それ以降は、ラウンジスペースのみ無料エリアとして開放されます。

ロウリュウもあるよ

ロウリュウ(フィンランド式高温蒸気浴)は、1日4回(11:00/14:00/16:00/20:00)実施。
岩盤浴エリア内で行われますので、参加するには別途岩盤浴料金が必要です。

ロウリュウのサウナルームは、40人ぐらいが入れる大きな円形のサウナ室でした。
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若者2人組が、大きなうちわを使って、一生懸命熱波を作っていました。
かなりハードなお仕事です。
眼球が曇るほどの強烈さはないものの、しっかりと発汗できました。
ミントのアロマの香りで、喉がスースーして気持ち良かったです。
たっぷり汗をかいて、美味しいビールを頂きましょう。

プレミアムラウンジ(有料)

以前からある有料のラウンジ。
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3時間500円、深夜フリータイム(20:00~10:00) 1500円の追加料金がかかりますが座席を占有できます。
女性専用ルームもあり。
ラウンジ内は思ったよりも薄暗いですが、各席に読書灯があり。
もちろん各席にコンセントも完備。
必ず「いびき」をかく人がいるので、耳栓を用意してくることをオススメします。

レストラン「ゆらり」

改装前と場所は同じですが、内装はリニューアルされた印象。
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タブレットで注文する方式になりました。
注文確定時に、リストバンドのバーコードをかざすのですが、読み取らせるのにやや苦労しました。

生中ジョッキ(アサヒスーパードライ)は650円より。
ロウリュウでたっぷり汗をかいた後のビールは格別です。
夜ごはんに「中落ち漬け重」800円を頂きました。
ミニサイズのおそばやうどん(450円)もあり、ついつい注文してしまいました・・・。

営業時間は11:00~23:00 (食べ物のラストオーダーは22:00、ドリンクラストオーダーは22:30)
朝食は7:00-9:00。

3:00AM発の羽田空港国際線行きバスに乗車

「プレミアムラウンジ」にて数時間ほど仮眠して、午前2時半ごろ起床。
お会計を済ませると・・・。
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お店の前の道路に3:00AM発のバスが待っていました。
ね、ねむい・・・。

羽田空港への送迎バスの時刻表は、公式サイトをご確認のこと。

20人ぐらいが乗れる小型のバスでした。
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大きな荷物は車内前方のスペースに置きます。

お客さんは8人ぐらいで、5人は中華系のお客さんでした。
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3:00AM発ですが、2:52AMごろに全員揃ったようで、早めに出発。

産業道路、環八経由で国際線ターミナルへと向かいます。
深夜なので交通量も少なく、大田区内をスムーズに疾走。

およそ15分ほどで・・・。
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国際線ターミナル1Fの玄関?に到着。
全員ここで降ります。

深夜3:10ごろの国際線ターミナルは・・・。
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夜明かしの人々で一杯でした。

そして3:15AMごろ。
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無事、出発ロビーに到着しました。

この時間に到着できれば、

  • タイガーエア台湾・台北桃園行き IT217便 (5:25発)
  • ピーチ・台北桃園行き MM859便 (5:55発)

といった、朝5時台のLCC便にも余裕で間に合います。

午前3時台に羽田空港国際線に到着したい方にとっての有力な選択肢の一つになるかと思います。

感想などまとめ

以前、リニューアル前に利用したときは、正直なところ、施設の古さが目立ちましたが、今回のリニューアルでかなり快適になりました。
これはリピートしても良いかも。
夜10時以降は、岩盤浴のラウンジエリアも開放されるため、横になれるスペースが増えたのもポイントが高いです。
女性専用エリアがあちこちにあったのも印象的でした。
あと、他人のイビキが気になる方は「耳栓」を用意してくることをオススメします。
羽田空港の深夜・早朝便利用時の前泊・後泊に是非どうぞ。

天然温泉平和島の場所はこちら。

JR大森駅と京急平和島駅から100円バス(ビッグファン平和島行き)が出ています。

詳細はこちら
天然温泉平和島公式サイト

その他の羽田空港国際線早朝便の利用方法はこちら
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ