お台場・大江戸温泉物語から早朝の羽田空港国際線へ行ってみるの編

2013/03/30
羽田空港国際線を早朝6:00台発の便がありますが、一体どうやって空港まで行けばよいのか?
迷っている方も多いことでしょう。
私もいつかは朝6:35発のシンガポール行きに乗ってみたいと思っておりまして、いろいろとその方法を調査しております。

前回は、「天然温泉 平和島」からの羽田への早朝無料バスを試してみました。
関連記事:天然温泉・平和島から早朝の羽田空港国際線に行ってみたの編

今回は、お台場の「大江戸温泉物語」から羽田への早朝無料バスを、(旅行に行くわけでもないのに)試してみることにします。

18:00ごろ。
東京臨海高速鉄道りんかい線の東京テレポート駅にやってきました。
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もうすぐ4月だというのに、寒いっす。

路線バスとかも来ているロータリーに、大江戸温泉物語の送迎バス乗り場があります。
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若者グループが多数バスを待っている様子。
混むのかな?

ほどなくして、無料送迎バス到着。
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小型のバスですが、なんとか全員乗れました。

ここでひとつ気になる点が。
スーツケースとか持ち込めるスペースがなさそうです。
(この日は下見でスーツケースを持っていないため、問題はないのですが)
スーツケースのために、一席占有してしまう形になりそうです。
その点が気になる場合は、ゆりかもめで大江戸温泉の最寄り駅「テレコムセンター」から徒歩で行くのがよいかもしれません。

5分ほどで、大江戸温泉に到着。
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いやーなんかワクワクしますね。
温泉であたたまるぞー

しかーし、中に入るとご覧のような長蛇の列。
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受付待ちの列です。

なんでこんなに混んでるの?
・土曜の夜
・春休み期間中
・18:00以降入場料がお安くなる
ということで、混雑しているようです。
前に来たときはこんなに混んでなかったのになー。
ここで諦めて家に帰ってもしょうがないので、靴を下駄箱に入れて列にならびます。

あと、下駄箱の横に、スーツケース用のロッカーがあります。
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料金は200円とのこと。
待ち行列は長いですが、グループ毎に受付を済ませていくので、回転は速いです。
20分ほどで受付へ。

私  「明日の朝、羽田に向かいたいのですけど」
従業員「予約はされてますでしょうか?」
私  「いえ・・・」(筆者注:満席だと乗れないので、3日前までに公式ページから予約しましょう)
従業員「少々お待ちくださいませ」

「羽田空港早朝便フライト前泊プラン」は、午前11時から滞在可能で、2800円とのこと。
しばらくすると「旅行お申込書」のような申し込み用紙がやってきます。
そこに、住所・氏名・青年月日・電話番号などを記入します。
バスはAM3:50発なので、AM3:40までには精算を済ませてロビーに集合、とのことです。
また、館内放送はないので、時間管理はお客様自己責任でとのことです、
寝坊しないようにせねば。

このあとは、ロッカーキーをもらって、中へ。
まずは、浴衣の種類を選んで男子のロッカーへ。
自分のロッカーの前で、浴衣に着替えます。
他のスパ施設とは違って、ロッカールームとお風呂場は直結していません。
一度、公共のスペース(おみやげ物屋とかお食事処)を経由して、浴室へと行く構造になっています。
素っ裸で公共スペースに出てしまわないように気をつけましょう(笑)

施設の中は大混雑でした・・・。
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桜(人工のもの)が春らしくていいですね。

客層は、春休みということもあってか、若者グループが多いです。
あと、欧米系の観光客や、中国や台湾、香港からの観光客も多いです。
足湯に行くと、香港から来ていると思われるファミリーが「ヤッ、イー、サーン(1,2,3の広東語)」と写真を撮っていました。
外国人観光客にも大人気のようです。

お風呂場(男湯)は、結構広いです。
温泉の浴槽もあって、ナトリウム-塩化物泉で温まります。
露天風呂もありましたが、若者グループが多数いて芋洗い状態だったため、諦めます。
サウナ風呂と、屋内の浴槽で温まりました。
しばらくすると、みるみる浴室内が混雑してきたので、脱出します。

風呂上りに、館内をウロウロしていると、居酒屋のようなカウンターを発見。
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テレビでプロ野球のオープン戦、巨人vs広島をやっていました。

ここは生ビールを飲まざるをえません。
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風呂上りに、プロ野球見ながら生ビール・プレミアムモルツ(600円)、うひひひ。

おつまみには、焼きそば 580円。
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ちょっと量が少ないですが、味はなかなかです。

その後、館内をウロウロしたり、リクライニングチェアでテレビを見たりしてダラダラとすごします。
それでも、混んでいるので、リクライニングチェアも満席でなかなか空きませんでした。
あと、リクライニングチェア備え付けのブランケットが、使いまわしなのがちょっと衛生面が気になりました。

夜11時ぐらいになると、今までお食事をとるところだった大広間が男性専用仮眠処となります。
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広間には多くのマットが敷かれ、多くの人々が横になることができます。

別の広間は同様に女性専用の仮眠処になっていました。
ここで仮眠してもよいですし、リクライニングチェアで寝てもよいです。
あと、追加料金(3680円、深夜料金含む)を払えば「黒船キャビン」というカプセルホテル(男性専用)に宿泊できるようです。

夜12:00ごろ。
マットが空いているうちに、大広間で就寝することにします。
大広間でたくさんのオヤジが寝ているわけですので、当然あちこちからイビキが聞こえてきます。
また、大広間の外では、若者たちが騒いでいますので、音が気になる人はなかなか寝付けないかもです。

夜3:20ごろ。
寝坊してはいけない、という警戒心もあってなかなか寝れませんでした。
が、自力でなんとか浅い眠りから目を覚まし、起床。
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テーブルがあるところでは、寝床にあぶれた人々、若者たちが談笑しています。
イスとかの上に横になって寝ている人々もいます。

混雑時は、横になるスペースが不足してしまうようなので、早めに寝床を確保するのがよいでしょう。
また、確保した寝床もトイレに立った隙に奪われてしまうこともあるので、トイレに行ってから寝床を確保するようにしましょう。
(荷物を置いて占領するのは禁止とのことです)

眠い目をこすりながら、ロッカールームで私服に着替え、お会計を済ませます。
私の他にも、羽田行きの早朝無料バスを待っている女の人が数名いました。

午前3:40ごろ。
建物の外にバスがやってきました。
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バスは、大江戸温泉の送迎バスではなく、他の観光会社のバスをチャーターしたもののようでした。
結構大きなバス(28席ほど)で、スーツケースなど大きな荷物を収納するトランクを備えています。

運転手さんに、受付のときにもらった乗車票を渡して乗り込みます。
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お客さんは、私以外に女性が5名のみでした。
羽田早朝発の韓国・仁川行きの飛行機に乗る韓流な人々と推測されます。

時刻通りAM3:50に出発し、早朝の湾岸線を疾走。
AM4:10ごろ、羽田空港国際線に到着しました。
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出発ロビーは、朝6時台発の便のお客さんで少しずつ賑わい始めていました。
この時間に到着できれば、朝6:10発のアシアナ航空の仁川空港行きにも余裕で間に合いますね。

ただし、みやげ物などのお店はほとんど空いていませんのでご注意ください。
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閑散としている江戸小路(AM4:30ごろ)
さー、家に帰るか・・・、と言っても、まだ始発電車が動いていません。

腹が減ったので、4つある24時間営業の飲食店のうちのひとつ、カフェ・カーディナルへ。
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早朝便の出発待ちのお客さんで賑わっています。

サルサチーズ・ドッグセット。
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アツアツで出てきました。
意外にも、結構ウマいです。
いいお値段ではありますが、軽い朝食をとるならお勧めのメニューです。

朝食をとると猛烈に眠くなってきたので、空港のベンチで横になって就寝。
目が覚めると、外は明るくなっていました。
そのまま帰宅・・・。
以上、大江戸温泉から早朝羽田に向かうレポートでした。

気づいた点・まとめ
・大江戸温泉施設内は、良くも悪くも賑やか。
・エンタテイメント施設なので、観光気分が味わえて楽しい。
・その反面、おちついてゆっくり本を読むような場所は、ほとんどない。
・平和島はオッサン客が多かったが、大江戸温泉は若者グループや外国人観光客が多い。
・今回のように混雑していると、寝床を早めに確保しないと寝るところがなくなってしまうのが難。
・大きな荷物を持って、お台場までいく気力があるかどうか。
・大江戸温泉から空港までは、しっかりとした大きなバスでターミナルの目の前につけてくれるので楽ちん&安心。
・羽田の国内線には寄らないのでご注意を (2013/03/31現在)

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