2015/05/17
朝方、バスで羽田空港に向かっていたときのこと。
高速道路が渋滞しているらしく、いつもとは違う旧整備場経由で空港にやってきました。
その旧整備場地区に、なにやら見慣れないプロペラ機を発見。
垂直尾翼には「Aero Lab」と書かれています。
機体番号は「N462AL」。
機体番号が「JA」ではなくて「N」から始まるということは、アメリカ国籍の飛行機?
でもこれ、見た目的には日本が昔開発した国産旅客機YS-11っぽいけど・・・。
Google先生とウィキペディア先生によると、この機体は元々は国土交通省が所有していた最後のYS-11型機だったとのこと。
「日本では航空法などの規制に適合しないおそれがあるため、機体記号を「JA8709」からアメリカ籍(外国航空機)の「N462AL」へ変更する形で登録している。」
なのだとか。
今のこの機体の所有者は大阪府八尾市の「エアロラボインターナショナル」。
貴重な最後のYS-11を、2014年12月17日に国土交通省から223万200円で落札。
この機体を修繕・整備して再び飛行できるようにしよう、というプロジェクトを進行中とのこと。
機体の整備費の他にも駐機場代などもかかるでしょうから、結構お金がかかりそうです。
はるか昔の幼少時代、親に連れられた旅行で那覇から石垣島に移動中、南西航空(当時)のYS-11に乗った記憶があります。
飛行中メチャクチャ揺れて、機内でずっと泣きわめいていました。
当時の記憶がトラウマになっており、今でもプロペラ機に乗るのは怖いです(汗)。
公式サイトではこの活動の様子や事業内容を見ることができますので、この手のお話にご興味のある方はどうぞ。