天然温泉平和島から早朝の羽田空港へ行ってみた2014

2014/05/10
深夜・早朝時間帯に羽田空港への送迎サービスを行っている「天然温泉平和島」
24時間営業の温浴施設で簡易宿泊が可能です。

2019/04/02追記:
2019/03/28にリニューアルオープンしました。
最新のレポート記事は下記をご覧ください。
リニューアルオープンした「天然温泉平和島」から早朝の羽田空港へ行ってみた2019

2013年末に浴槽改装工事が終わり、2014年4月からは羽田空港送迎バスの本数の増便と、バスの大型化を行ったとのことです。
早速その使い勝手の変化を確認すべく、(特に羽田に用はないのに)Flightプランを体験してみることにしました。

まずは前日に公式web経由で予約を入れておきます。
平和島温泉発・羽田行きのバスは5便あります(2014/05現在。以前は2便のみでした)。
一番遅い7:10発の便を予約しておきました。

そして当日の17:40ごろ。
JR大森駅東口のバスのりばにやってきました。
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6番乗り場から、BIG FUN平和島行きに搭乗します。

バスは約10分間隔で運行。
運賃は100円前払いです(ICカード使用不可)。

平和島の競艇場や場外舟券売り場も併設されていますので、競艇のおっさん達と一緒にバスに乗り込みます。
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バスは普通の路線バス仕様。

天然温泉平和島を利用するときは、バスの運賃箱の前にあるこの黄色い紙をゲットしましょう。
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フロントでこの紙を渡すと100円がキャッシュバックされて、ちょっと嬉しいです。

約10分ほどで天然温泉平和島のある複合商業施設「ビッグファン平和島」に到着。
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ボーリング場があるビルの2階に、天然温泉平和島のフロントがあります。

まずは靴を脱いで右手にある鍵付きの下駄箱に入れましょう。
下駄箱のキーをフロントに預けます。

あとはフロントにて・・・
「羽田空港行きのプランを予約していた某というものですが」
「はい、某様ですね。国際線行きでよろしいですか?」
「はい。国際線行きで」
「では、7:10発になりますので、10分前の7:00までにチェックアウトを済ませて、こちらのフロント前にお集まりください」
「分かりました」
「では料金3300円頂きます」
羽田送迎プランのweb予約料金の3300円を先払いします。
(前回より若干値上がりしたようですね・・・)

ロッカーキーと館内着・タオルの入ったバッグを受け取って、男女別のロッカールームへ。
スーツケースなど大きな荷物は、言えば預かってもらえると思います(たぶん)。
スーツケースを預ける前に、必要なものは取り出しておきましょう。

自分の番号のロッカーにて、服を脱いで風呂へ。
浴場は拡張工事が完了していて「ビューイングスパ」と呼ばれる新しい広いお風呂場ができあがっていました。
大画面テレビを見られるように浴槽や高濃度炭酸風呂、階段状の休憩所があります。
その隣に、ストーンサウナ(岩盤浴とサウナ風呂を合体したようなもの)も新しくできていました。
温浴施設が広くなったのは喜ばしいことです。
(その代わり露天風呂が工事中になってしまいましたが)
天然温泉は、若干褐色のナトリウム=塩化物泉。溶存物質総量2g/リットル以上の濃厚なお湯が楽しめます。

温泉とサウナでサッパリした後は、お食事処 でグラス生ビール(460円)とおつまみのバンバンジーをいただき、テレビを見ながらダラダラします。

食事のあとは、テレビ付きのリクライニングチェアのある休憩室へ。
一応女性専用区画もあります。
客層は高齢の方が多いです。
上にかけるタオルケットはフロント横のスタッフーからもらいます。
この日は土曜ということもあってか、深夜の1時をすぎるとリクライニングチェアもほぼ満席になりました。
リクライニングチェア以外にも、マットを敷いて横になれる仮眠室が3つほどありました。
もし館内が満員になると、寝る場所に困るかもしれないのがちょっと不安なところです。

運良くリクライニングチェアの空きを見つけたので、テレビを見たり、スマホをいじったりしているうちに就寝・・・
・・・したかったのですが、隣のじいさん2人組が、テレビ番組を見ながらベチャクチャおしゃべりをし始めて目が覚めてしましました。
もーウルサイ。
個室ではないので、このような心無い客とか、爆音イビキとかで寝られない場合もあります。

こういう場合の対処法としては・・・
・別の静かな場所に移動する(空いていれば)
・耳栓をする(音源が近い場合は役に立たない場合もある)
・音源を断つ!(おしゃべりしている人を注意する、イビキを掻いて寝ている人の椅子を蹴飛ばして起こす)
・睡眠薬を飲んで強制的に寝る
などがありますが、自己責任で。

そういうしている間にいつの間にか寝てしまい朝の6:30となりました。
身支度を整えて、午前7時前にフロントにて飲み食い代金の精算をしてチェックアウトします。
この日、私と同様に羽田に向かう人は私の他に3名2組のみ。
私が最後だったようで、私がチェックアウトしたらすぐに出発となりました。

スタッフーについて外に出て、エスカレータを降りたところにビッグファン平和島のバスが待っています。
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結構大きなバスになりましたね。
空港へのリムジンバスと同じぐらいの大きさです。
40人ぐらい乗れそうです。
(前回は15人乗りぐらいのマイクロバスでした)
手荷物を収納するトランクもあるので、乗る前にスーツケースを預けることができます。

車内の様子
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ん?
なんか見たことがある車内・・・。
これは、少し前の京急リムジンバスの内装と同じではないか?
たぶんですが、旧型の京急リムジンバスの中古バスの外装を塗装しなおしただけのバスではないかと推測されます。
7:10発予定でしたが、7時前にお客さん4名が揃ったとのことで、予定を前倒しで出発。

途中、渋滞などもなくスムーズに約15分ほどで羽田空港国際線ターミナルに到着しました。
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タクシー乗降場所にて降車。
トランクに荷物を預けている人は、忘れないようにピックアップしましょう。
私ともう1名がここで下車しました。
残りの2名様はバスに残って国内線へと向かっていきました。

近くの入口からエスカレータを登ります。
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電車とは違って、ターミナルのすぐ目の前まで送ってもらえるのがバスのよいところですね。

7:15ごろ。
エスカレータを登りきると、国際線の出発カウンターに到着、です。
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すでに電車の始発も動いているので、午前発の便に搭乗する多くのお客様で賑わっています。
というわけで、平和島温泉を利用してから羽田出発までのリポートでした。

前回の利用に比べて
・webで予約できるようになった(以前は電話予約のみ)
・お値段が値上がりした (2013/3当時2900円→2014/5当時3300円→2016/03現在3500円)
・浴室が広くなった
・バスが多頻度運行になった(2便=>5便)
・バスが大型化した(マイクロバス級=>リムジンバス級)
といった変化がありました。
羽田から離れたところにお住まいの方で、羽田の朝早い便をご利用の方にはますます便利に使えるようになったと思います。

よいご旅行を!

その他の羽田空港国際線早朝便の利用方法はこちら
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ
去年の2013年3月の体験レポートはこちら
天然温泉・平和島から早朝の羽田空港国際線に行ってみたの編