羽田イノベーションシティのロボットレストラン実験場「AI SCAPE」に行ってみたの編

2023/01
この日やってきたのは羽田空港敷地内の天空橋にある「羽田イノベーションシティ(HICity)」
HIC2021JDRT002R
久しぶりにやって参りました。
しばらく来ない間に、階段の左側に大きなビルが出来ていました。

この新しくできたビルは・・・。
HIC2021JDRT007R
「2023年開業予定」とされているA,B,C区画。
それ以外のエリアは先行して既にオープンしています。
これらのエリアがオープンすれば、晴れて全エリアがグランドオープンすることになります。

完成予想図でいうところの・・・。
HIC2021JDRT010R
赤い楕円で囲った部分が、新しくできた建物になります。
HICityで最も高いビルを含むエリア。
一体、新たにどんなお店や施設ができるのか楽しみです。

この建物が出来たため・・・。
HIC2021JDRT008R
コンビニ「デイリーヤマザキ」付近から飛行機が見えなくなってしまいました。
でも「足湯スカイデッキ」あたりまでいけば飛行機が見えます。
新しくできた建物の上層階にも、飛行機が見える場所があるとよいなあ。

***

で。

今回のお目当ての場所はこちらの「AI SCAPE」というお店。
HIC2021JDRT046R
なんとロボットが調理をして、お客さんの席まで運んできてくれるというロボットレストランとのこと。
去年(2022年)オープンしていたらしく、テレビのニュースで見て知りました。

まずは入口にある説明書を熟読。
HIC2021JDRT043R
いくつか注意点があります。

  • 注文するのにスマホが必要
  • EメールやGoogleアカウント等を使ってアカウント登録が必要
  • 現金支払い不可(カード払いなど)

注文の前に、スマホでアカウント作って、届いたメールのリンク先クリックして、パスワード決めて、カード番号入力して・・・と。
かなり面倒なので、途中で心が折れそうになりました。

まずは店内へ。
HIC2021JDRT041R
色々なロボットがいます。(*´Д`*)
飲食エリアの隣には、ラボのようなスペースもあり。
「イノベーション感」を醸し出していました。
でも、お客さんはほどんどおらず・・・。

まずは、スマホでテーブルのQRコードを読み込んで、アカウント登録します。
先述したように、注文するまでかなり難儀しました。
正直なところ、今回のためだけにアカウント作ったりカード情報を入力したくなかったですが、本ブログ記事のために頑張りました。

お食事は3種類のみ。
HIC2021JDRT044R
今回は一番上のカレーセットにしてみました。
お値段失念しましたが、1000円以上で結構いいお値段でした。

まずはドリンクコーナーへ。
HIC2021JDRT023R
ガラスで反射してみにくいですが、アーム型のロボットが所望のドリンクを注いでくれます。
普通にドリンクサーバーを置いたほうが手っ取り早い気がしますが(笑)
あえてロボットを介在させているわけですが、そういうの、好きです。

一方お店の奥では・・・。
HIC2021JDRT026R
調理担当のロボットが頑張っていました。
調理とはいっても、カレーのレトルトを加熱しているだけですが。
それでも、温めたレトルトパックを開封して、こぼれないように容器に注いで・・なので、
ロボットにとっては大変なお仕事なのでしょう(たぶん)。

調理ロボットの他、お盆の上に容器を並べるロボットや配膳ロボットもあり。
複数台のロボットが連携して、お客さんにお料理が提供されます。
でも、せっかくロボットがいるのに、人間の店員さんが5,6人も居るのは一体・・・。

お盆の上にカレー、ごはん、サラダ、フォークやスプーンの入った箱を乗せて・・・。
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配膳担当のロボットがやってきました。
ロボット様の進行方向に障害物がないようにするのが、人間の店員さんのお仕事です(笑)。

ロボットアームでもって、テーブルの上にお盆が置かれました。
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最後の数センチは店員さんの手を借りていましたが。
無事にお料理が到着しました。
ロボット開発者の皆様に拍手です。
ただ、私一人が沢山の店員さんの注目を浴びるのがちょっと恥ずかしかったです・・・。
リアクションが薄い客ですみません。

では頂きまーす。
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ちと量が少なかったですが、カレーは美味しゅうございました。
正直申しますと、ガッツリとお食事したい方は他の普通のレストランに行ったほうがよいでしょう。
まあでも、ロボットの働きぶりを眺めるアトラクションがメインなので。
完全にロボットが人間に置き換わるにはまだ時間がかかりそうに感じましたが、未来のレストランはこんな感じになるのでしょうかねえ。