羽田空港第2ターミナル出発ロビーの象徴的存在だったアレが撤去されたの編

2023/02
この日やってきましたのは、羽田空港第2ターミナル(ANA)出発階2階。
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上の写真を見ての通り、ついに「アレ」が撤去されてしまいました。

その「アレ」とはこちら。
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第2ターミナルのANAの出発便の一覧が表示されていた巨大な出発案内板です。
2023年の2月上旬に撤去されましたとのこと。
あらら。

各出発検査場の上にあった案内板も・・・。
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漏れなく撤去されてしまいました。
経費節約の一環なのでしょうかねえ。

ありし頃の出発案内板はこちら。
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こんな感じの案内板がありました。
出発するとき、この案内板を見上げて旅立ちの気分を盛り上げていた方も多いことでしょう。

出発ロビーの象徴的存在だった巨大出発案内板が無くなったのは寂しい気がしますが。
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第2ターミナル内の各所にこのような案内板がありますので、思ったほど不便ではない感じです。
そもそも第3ターミナルは初めから巨大案内板がないですしね。
時代の流れと共に少しずつ姿を変えていく羽田空港なのでした。

羽田空港のカレーその16 ゴーゴーカレーのエビフライカレー@羽田エアポートガーデン

2023/02
羽田空港のカレーシリーズ第16弾です。
今回やってきたのは、先日グランドオープンしたばかりの羽田エアポートガーデン。
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オープンしてから2回目の週末を迎えました。
テレビ等のメディアで紹介されているせいか、先週よりも人が多い印象。
この賑わいが定着するのか、それとも関空のようになってしまうのかは今後注目です。

そんな羽田エアポートガーデンの1階にオープンしたカレー店はこちら。
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「カレーは日本の国民食」。
これ実はお店の名前ではなく、フードコートの名前でした。
「カレーは日本の国民食」というフードコートの中に「ゴーゴーカレー」と「シディーク」という2店舗が入っているという構成。

店頭のショウウインドウ。
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左半分が「シディーク」で右半分が「ゴーゴーカレー」のメニューになります。
「ゴーゴーカレー」は金沢のカレーのお店。
「シディーク」はガチなインドカレーのお店のようです。

最初に入口のタッチパネルの券売機で食券を購入するシステム。
同じ券売機で両方のお店のメニューが選べます。
今回はゴーゴーカレーのメニューを選びました。

食券を購入したら席を確保。
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お昼過ぎだったのでやや混んでいました。
ほぼ満席でしたが、店外に行列ができるほどではなく。
それでも、ゴーゴーカレー側はてんやわんやのようで、30分ぐらいかかりました・・・。
「シディーク」の方が手際が良かったです。

かなり待ってようやく「エビフライカレー」1150円をゲット。
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ステンレスのお皿に千切りキャベツと共に提供される濃厚なカレー。
フォークで頂くのがまさに金沢カレーです。
ルーはピリ辛さはなくマイルド。
それでいてコクがあって濃厚で美味しゅうございました。
エビフライは肉厚でプリプリしていて良かったです。
さすがはカレー専門店です。
あとは待ち時間が改善されれば・・・。

お店の隅っこには・・・。
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ゴーゴーカレーのマスコットのゴリラがいました。
「ゴーゴー」は金沢出身の松井秀喜さんの背番号「55」が由来の一つとのこと。
「ゴリラ」は、松井秀喜さんの愛称「ゴジラ」にあやかったとのこと。

ゴーゴーカレーでお腹を満たした後は・・・。
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隣接の羽田空港第3ターミナルをウロウロ。
この日は良いお天気で気持ち良かったです。
というわけで、2023年1月末に羽田エアポートガーデンにオープンしたてのカレー店「ゴーゴーカレー」のご紹介でした。

ついに羽田エアポートガーデンがグランドオープンしたので早速行ってみたの編

2023年2月のこと。
ついにグランドオープン!
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2023年1月31日、羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」がグランドオープンしました。
2022年12月下旬に、ホテルと温浴施設とコンビニが先行オープンしていましたが、今回ついに全域がグランドオープンしたことになります。
今回はそのグランドオープン後、最初の週末に訪問してみたレポートになります。

第3ターミナル2階の入口には・・・。
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グランドオープンを祝して、沢山の胡蝶蘭が飾られていました。
投光器で美しくライトアップされていて、沢山のお客さんが記念撮影していました。
開業おめでとうございまする。

入口から入ってすぐのところには赤いピアノがあり。
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以前は何も説明書きが無かったですが、今回「ご自由にお弾き下さい」の案内版が設置されました。
ついに第3ターミナル(正確には羽田エアポートガーデン)にもストリートピアノが登場。
これで、羽田空港の3つのターミナルすべてにストリート(空港)ピアノが設置されたことになります。

そのピアノの近くには・・・
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「飛翔 ここは新しい羽だ」と書かれたパネルがあり。
グランドオープンの式典にて、著名な方が書かれたものなのだとか。

朝はオープンしているお店が少ない

まだ朝早い時間(8時台)だったので・・・。
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まだほとんどのお店が閉まっていました。
ざっくり基本的には、

  • 物販店は朝10時から
  • 飲食店は朝11時から

の営業となっている感じです(2023年2月現在)。
最新の営業情報は、羽田エアポートガーデンの公式サイトをご確認ください。

そんな中・・・。
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連絡通路で朝8時台でもやっているお店「茂助だんご」様を発見。
豊洲市場にある有名なお店なのだとか。
朝ごはん食べてなかったので、これは助かる~。

「玉ぞう」800円 を発注して店内で頂きます。
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お雑煮のようなお料理でメチャうまでした。
柚子と三つ葉の香りが漂う、お上品なお出汁が胃袋に染みる~。
他にも、だし茶漬けや赤飯膳、お汁粉やあんみつもあり。

さらに先に進みますと・・・。
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まだ朝9時台はシャッターが下りていました。

建物に入って右側には・・・。
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「SHOP & RESTAURANTS」と書かれた広大な区画があり。
ここから先が、今まで入れなかったエリア。
まだシャッターが下りていますが。
朝10時になるとシャッターが開いて、全エリアにアクセスできるようになります。

この先を進むと・・・。
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エスカレータがあり。
この先に深夜バスが発着するバスターミナルがあるので、ここは24時間通れるっぽいです(たぶん)

エスカレータを下りた先には・・・。
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広大な吹き抜け空間が広がります。
2階は主に物販店、1階にはバスターミナルと飲食店とイベントホール「ベルサール羽田空港」があり。
まだ朝8時台なので、お店は閉まっていますが、エスカレータで1階には降りれます。

1階のバスターミナルは長距離路線がメイン

まずは1階のバスターミナルへ。
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「バスタ新宿」よりは広々。
オープンしたばかりなので新しくてピカピカです。
私と同様にバスターミナルを見に来た人がチラホラと。
お客さんはほとんどいません。

バスの発着案内板。
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まだオープンして間もないため、発着するバスは少ない状況。
目的地は、青森、白馬、新潟、金沢、長野、伊勢、静岡など。
長距離路線がメインのようです。
わざわざ羽田空港まで来て長距離バスに乗るというのは、日本人にはあまりピンと来ませんが、外国人旅客様にとっては便利なのかもです。

バスターミナルのお隣にはコンビニがあり。
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営業時間は7:00-23:00とのこと。
お弁当等もあり、品揃えが豊富でした。

朝10時から物販店がオープン

朝10時を過ぎると・・・。
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物販店のほとんどがオープン。
通路をふさいでいたシャッターが開いて、2階の全域にアクセスできるようになります。
かつて第3ターミナルにあったけど閉店してしまった「しろたん」のお店もあり。

徐々にお客さんが増えてきました。
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開業して最初の週末ということもあって、午後にかけて多くの人で賑わっていました。
果たしてこの人気がいつまで続くのか注目です。

ショッピングゾーンはいくつかのエリアに分かれており・・・。
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こちらは「羽田参道」なるエリア。
江戸切子などの日本の伝統工芸品の物販店があります。

小さな物販店が集まっており・・・。
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スカイツリーのある「東京ソラマチ」に似た雰囲気でした。
どちらかというと外国人観光客向けな感じです。

その奥には「タリーズコーヒー」があり。
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お店の外のテーブル席が開放的でいい感じでした。
店内席もあり。

飲食店は午前11時から

1階の飲食店ゾーンへ。
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味噌カツで有名な「矢場とん」もあり。
開業記念の花輪が沢山ならんでいました。
名古屋まで行かなくても、羽田空港に居ながらにして名古屋食を頂くことが可能。
他にもカレーのお店やお好み焼き屋、お寿司屋などなど。

一番の行列店になっていたのは「花山うどん」様。
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開店30分前から長蛇の列が出来ていました。
私はよく知りませんでしたが、有名なお店なんですねえ。
第3ターミナルの「つるとんたん」といい、最近はうどんのお店が人気なのだろうか。

午前11時を過ぎると、ほとんどの飲食店がオープン。
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全体的に高級なお店が多いです。
1階のフードコート「大江戸フードホール」の飲食店も、普通のショッピングモールよりもややお高め。

フードコートの客席。
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カウンター席には充電できるコンセントがあるところもあり。
さすが新しい施設って感じです。

多摩川が見える高級焼肉店「平城苑」でランチ

グランドオープンを記念して・・・。
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高級焼肉店「平城苑」様にてお昼ご飯を頂くことにします。
2階にあって、多摩川が見えて眺めが良さそうだったので。

和牛二種御膳 2800円
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2種類のお肉と、ご飯・お味噌汁・キムチ・ナムル・サラダのセットです。

和牛カルビ(左)と神戸ビーフ赤身(右)。
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両方とも柔らかくてお口の中で溶ける!
高級なお肉のお味でした。

では焼かせて頂きます。
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ロースターは強力に煙を吸ってくれるので、服が焼肉臭くなりません。
オープンして間もないので、ピカピカのロースターで気持ちよかったです。

焼いたお肉をご飯にOTR (On The Rice)して・・・。
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白米と一緒にガッといく幸せ。
メチャうま!
少しレアめに焼いても美味しいし、しっかりと焼いても美味しい極上のお肉でした。

川面がキラキラと輝く多摩川を眺めながら・・・。
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美味しい焼肉を堪能するという、優雅なランチを満喫いたしました。

というわけで・・・。
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ついに2023年1月31日にグランドオープンした「羽田エアポートガーデン」でした。
やはり訪日外国人様がメインターゲットなのか、高級なお店が多い印象です。
お買い物はしなくても、行ってみるだけで少しリッチな気分に浸れました。
羽田エアポートガーデンに立ち寄った後は、お隣の第3ターミナル展望デッキから飛行機を眺めて帰るというプランも良さそうです。
今後、徐々に外国人観光客で賑わってくることでしょう。

羽田イノベーションシティのロボットレストラン実験場「AI SCAPE」に行ってみたの編

2023/01
この日やってきたのは羽田空港敷地内の天空橋にある「羽田イノベーションシティ(HICity)」
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久しぶりにやって参りました。
しばらく来ない間に、階段の左側に大きなビルが出来ていました。

この新しくできたビルは・・・。
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「2023年開業予定」とされているA,B,C区画。
それ以外のエリアは先行して既にオープンしています。
これらのエリアがオープンすれば、晴れて全エリアがグランドオープンすることになります。

完成予想図でいうところの・・・。
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赤い楕円で囲った部分が、新しくできた建物になります。
HICityで最も高いビルを含むエリア。
一体、新たにどんなお店や施設ができるのか楽しみです。

この建物が出来たため・・・。
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コンビニ「デイリーヤマザキ」付近から飛行機が見えなくなってしまいました。
でも「足湯スカイデッキ」あたりまでいけば飛行機が見えます。
新しくできた建物の上層階にも、飛行機が見える場所があるとよいなあ。

***

で。

今回のお目当ての場所はこちらの「AI SCAPE」というお店。
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なんとロボットが調理をして、お客さんの席まで運んできてくれるというロボットレストランとのこと。
去年(2022年)オープンしていたらしく、テレビのニュースで見て知りました。

まずは入口にある説明書を熟読。
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いくつか注意点があります。

  • 注文するのにスマホが必要
  • EメールやGoogleアカウント等を使ってアカウント登録が必要
  • 現金支払い不可(カード払いなど)

注文の前に、スマホでアカウント作って、届いたメールのリンク先クリックして、パスワード決めて、カード番号入力して・・・と。
かなり面倒なので、途中で心が折れそうになりました。

まずは店内へ。
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色々なロボットがいます。(*´Д`*)
飲食エリアの隣には、ラボのようなスペースもあり。
「イノベーション感」を醸し出していました。
でも、お客さんはほどんどおらず・・・。

まずは、スマホでテーブルのQRコードを読み込んで、アカウント登録します。
先述したように、注文するまでかなり難儀しました。
正直なところ、今回のためだけにアカウント作ったりカード情報を入力したくなかったですが、本ブログ記事のために頑張りました。

お食事は3種類のみ。
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今回は一番上のカレーセットにしてみました。
お値段失念しましたが、1000円以上で結構いいお値段でした。

まずはドリンクコーナーへ。
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ガラスで反射してみにくいですが、アーム型のロボットが所望のドリンクを注いでくれます。
普通にドリンクサーバーを置いたほうが手っ取り早い気がしますが(笑)
あえてロボットを介在させているわけですが、そういうの、好きです。

一方お店の奥では・・・。
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調理担当のロボットが頑張っていました。
調理とはいっても、カレーのレトルトを加熱しているだけですが。
それでも、温めたレトルトパックを開封して、こぼれないように容器に注いで・・なので、
ロボットにとっては大変なお仕事なのでしょう(たぶん)。

調理ロボットの他、お盆の上に容器を並べるロボットや配膳ロボットもあり。
複数台のロボットが連携して、お客さんにお料理が提供されます。
でも、せっかくロボットがいるのに、人間の店員さんが5,6人も居るのは一体・・・。

お盆の上にカレー、ごはん、サラダ、フォークやスプーンの入った箱を乗せて・・・。
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配膳担当のロボットがやってきました。
ロボット様の進行方向に障害物がないようにするのが、人間の店員さんのお仕事です(笑)。

ロボットアームでもって、テーブルの上にお盆が置かれました。
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最後の数センチは店員さんの手を借りていましたが。
無事にお料理が到着しました。
ロボット開発者の皆様に拍手です。
ただ、私一人が沢山の店員さんの注目を浴びるのがちょっと恥ずかしかったです・・・。
リアクションが薄い客ですみません。

では頂きまーす。
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ちと量が少なかったですが、カレーは美味しゅうございました。
正直申しますと、ガッツリとお食事したい方は他の普通のレストランに行ったほうがよいでしょう。
まあでも、ロボットの働きぶりを眺めるアトラクションがメインなので。
完全にロボットが人間に置き換わるにはまだ時間がかかりそうに感じましたが、未来のレストランはこんな感じになるのでしょうかねえ。