羽田空港国際線・自動化出入国ゲートの登録をしてみたの編

2014/10/26
羽田国際線の拡張工事が一段落ついて、だんだん書くネタが無くなってきた今日この頃。
急に思い立って、羽田空港国際線にて自動化出入国ゲートの登録をしてみました。
最近、羽田で出入国する人が増えてきて、イミグレで待たされることが多くなってきたように感じています。
またこれからは例の感染症の対策などで、さらに出入国に時間がかかることになりそうな予感。

こちらが入国管理局・自動化ゲート利用者登録カウンター。
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羽田空港国際線3F出発階の端っこのほうにひっそりと存在しています。
申し込みにはパスポートが必要ですが、出国前エリアにありますので、海外に行く当日でなくても登録手続きを行うことができます。
この出国前エリアにある窓口の営業時間は、午前8時~午後4時とのこと(2014/10/26現在)。
保安エリア内にある窓口は、午前8時から午後8時までやっているらしい。
指紋を取られるのがイヤな方や、出入国時のスタンプをコレクションしている方にはお勧めしません。

いろいろな注意書きの貼り紙が掲示されています。
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指先がカサカサな方はうまく登録できない場合があるとのこと。

入口付近にある申込書に住所や氏名などを記入し、パスポートと共にブース内のカウンターのスタッフーに提出します。
スタッフーさんは、申込書の記入事項に漏れがないかをチェック。

スタッフー「では、指紋をとらせて頂きますので、こちらの機械に両手の人差し指をあててください」
私 「はーい」

言われたとおり、指紋の読み取り機2箇所に指を当てます。
左手の人差し指の爪が伸びていて、読み取り部分の枠のようなところに当たってしまう関係で、いまいち読み取り面に指先がフィットしません。

私「・・・。」
スタッフー「ちょっと左手のほうの読み取りが薄いようですねえ」
私「爪があたっちゃって・・・」
スタッフー「そうですかー。では、こちらを指先につけてお願いできますか」

なにやらグリスのようなベトベトしたものを差し出されました。
いや、そういう問題じゃなくて、爪が機械の端っこにあたっちゃうからダメなんですってば。
むしろ爪切りを貸して頂きたく・・・。
まあでも、もしかするとうまくいくかもしれないので、ベトベトを左手の指先につけてみます。

スタッフー「はい、読み取れました」
私「!」

なんかよく分かりませんが、うまく指紋を登録できたようです。
これで日本の出入国が混雑していても、空いている自動化ゲートを通過できるようになりました。
無事登録が完了すると、パスポートの最後のページにこのようなスタンプが押されます。
auto_gate
中央のボカしてある部分に、自動化ゲートが使える有効期限が記載されます。
パスポートの有効期限の一日前までとのこと。

自動化ゲートを通過する手順は

  1. パスポートの写真のページを自動化ゲートの機械に読み込ませる
  2. 指紋を機械に読み込ませる
  3. ゲートを通過

の3段階とのこと。
2014/10/26現在、羽田空港国際線の場合、自動化ゲートがあるのは中央の保安検査場のみで、最近増設された北側の保安検査場には自動化ゲートがないようですのでご注意ください。

次回の海外旅行のときに早速利用してみることにします。
スタンプを押されることにトキメかなくなってしまった身としては、パスポートの押印ページを節約できるのはありがたいです。
香港の「e道」と組み合わせれば、一度もスタンプを押されることなく香港と行き来ができることになりますね。