2017/12/09
羽田空港国際線のホームページをチェックしていたところ・・・。
「エコプロ2017」に出展します、とのこと。
「エコプロ」とは、環境(エコロジー)とエネルギーの総合展示会で、今年(2017年)は東京ビッグサイトにて12/7(木)-12/9(土)の3日間開催されるイベントなのだとか。
羽田空港に関連するものなら、とりあえず食いついてみる、というわけで・・・。
お台場の東京ビックリサイトにて開催していた「エコプロ2017」へ行って参りました。
地味な展示会なのかと思いきや・・・。
思ったよりも、かなり大規模な展示会。
来場者の数もかなり多いです。
これからエコ関連の産業が伸びるだろう、ということで注目されているのでしょうかねえ。
んで、やってきたのは「エコエアポート」ブース。
ここで羽田空港の他、成田、新千歳、関西・伊丹空港などが共同で展示を行っています。
まずは羽田空港の展示エリア付近にて「搭乗券」を頂きます。
羽田発「未来・環境行き」のチケットです。
エコノミークラスなのかビジネスクラスなのかは不明。
ボーディングパスの裏面には・・・。
「エコ空港羽田冒険ツアー」の説明があり。
展示を見て、タッチパネルのクイズコーナーでクイズに答えると、羽田空港オリジナルグッズが貰えるという趣向。
ふむふむ、なるほど。
では、パネル展示を精読開始。
空港の屋上に取り付けられている太陽光発電など、空港で行われている様々なエコな取り組みが紹介されていました。
空港としても、かなり省エネや再生可能エネルギーの利用に力を入れているようです。
頭上にあったモニターでは・・・。
羽田空港国際線ターミナルのエコの取り組みに関するレアな紹介映像を放映。
国際線ターミナル内にある、透明な円筒型の謎構造物の説明がありました。
「エアブリーズタワー」なるものとのこと。
これは何なのかというと・・・。
冷気や暖気をここから送り込んで、効率よく温度を調節する空調設備とのこと。
国際線ターミナル内のあちこちに生えているのを見かけますが、単なるオブジェではなかったのです。
その他にも・・・。
雨水をろ過してトイレの水などに利用する設備があったりとか。
ガス発電を使ったコジェネレーション・システムと非常用発電設備があり・・・。
停電時でも、3日間空港機能を維持する電力を確保できるようになっていたりとか。
普通に羽田空港を利用しているだけでは知ることができない興味深い展示が色々ありました。
この後のクイズは、大人には簡単なものなので全問正解。
景品としてスターリーのオリジナルマスキングテープを頂きました。
ついでにこちらは新千歳空港の展示。
冬の間に除雪した大量の雪を使って、夏場の冷房に利用する仕組み(雪冷房)があるのだとか。
さすが、北海道ならではの設備ですねえ。
伊丹空港の展示。
空港から出る刈草の一部を地元の牧場に無償で提供し、乳牛の飼料として活用しているとのこと。
なんと、伊丹空港の近くに牧場があるのか~?と別のところに興味がいってしまいました。
というわけで「エコプロ2017」の「エコエアポート」ブースのご紹介でした。
利用者の利便性のみならず、環境負荷低減にもかなり力を入れていることがよく分かりました。
「空港 × エコ」という、いつもとは違った視点で空港を見ることができて、とても興味深いイベントした。