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ジャカルタ空港ターミナル2でTELEKOMSELのSIMカードを購入してみた・2015/04

2015/04/30時点の情報です
<最新記事はこちらをどうぞ>
ジャカルタ空港ターミナル2でTELEKOMSELの4G対応SIMカードを購入してみたの編2016/09

今年もインドネシア・ジャカルタに行く機会があり、再度インドネシアTelekomselののSIMカード「simPATI」を購入してみましたので、そのレポートです。

ジャカルタ空港第2ターミナルのsimカード売場2015/04

ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港第2ターミナルからインドネシア入国。
イミグレ通過後、スーツケースをピックアップするところの間にあるsimカード売場は健在でした。
が、何故か今回は、香港でおなじみの「3」のお店になっていました。
「3」は、ハッチソンのキャリアのブランド名ですが、香港のみならずインドネシアにも進出してきているのですね。

あと税関通過後の一般の1F到着フロアにも、SIMカード売場ができていました。
「Cellular Queen Shop」
JKT_2015APL_DSC07187_R
お値段表を見た限りでは、税関内のsimカード売場と同じお値段のようでした。
ここに売場があれば、レートが悪い日本でルピアを準備しなくても、現地でルピアを両替してから購入できるので便利になりました。

TELEKOMSELのsimPATIを再度購入

前回購入して問題なく使えたTelekomselのsimPATIを今回も購入しました。
上の一般エリアにsimカード売場があることは知らなかったので、税関前の前回と同じ場所のショップで購入。

SIMカード本体のお値段(空港価格)は60000 IDR(約600円)に値上がってました。
JKT_2015APL_DSC07241_R
前回(2014/08)購入時は50000 IDRでしたので、結構値上がりましたねえ。
パッケージのデザインも少し変わった模様。

前回購入時に学習しておいた、1カ月2GB定額プラン(Flash Optima)を使いたい旨を店員さんに伝えます。
「Flash Optima 2GB, Bulanan(1カ月)」と書いた紙と、スマホ(Galaxy Note3)を見せながら、「フラッシュ・オプティマ 2GBプリーズ」などと言うと、なんとか理解して頂けた様子。
店員さんは「おー、この人料金プランまで指定してきたよー(推測)」的なことを他の店員さんと話ししながら、店員さん自身の携帯にSIMカードを入れて開通作業をやってくれました。

下調べによると、1カ月2GBプランは65000 IDRなので、追加でSIMにチャージしなればなりません。
が、リチャージカードは50000 IDRの上は10万IDRのものしかない様子。
しかも空港価格だと、10万ルピアのリチャージカードが12万ルピアとのこと。
SIMカード本体と合わせると18万ルピア(約1800円)になってしまいますが、これで今回の1週間の滞在中の通信が余裕で賄えるので、これでよしとします。

ちなみに店員さんによると、Flash Optima 2GB/1カ月は、65000 IDRではなくて、75000 IDRに値上がったよ、とのこと。
そもそも10万IDRをチャージしているわけなので、これもこれでよしとします。
どんどん値上げされていきますね・・・。

一通り開通作業とプラン申し込みが終わったらしく、店員さんからSIMカードをもらってスマホにセットします。
問題なくインターネットのウェブサイトを見れることを確認してお会計。
今回のインドネシア訪問では、ジャカルタのみならずジョグジャカルタやボロブドゥールにも行きましたが、問題なく通信できて便利に使えました。
1週間の滞在中、Google Mapを使いまくりましたが、2GB中500MB程度しか使いませんでした。
次回からはジャカルタの街中でSIMカード買うことにしようかな・・・。

このSIMカードの基本的な使い方は以下の過去記事をご参照のこと
ジャカルタ空港ターミナル2税関前のお店でTELEKOMSELのSIMカードを購入してみた・2014/09

Kindle版「地球の歩き方・中国2015-2016」を買ってみたの編

2015/04/02
海外旅行のお供に必須なアイテムの一つが旅行ガイドブック。
海外では移動や食事のルールが国内と全く違うことが多いので、ガイドブックの情報は非常に重要です。
そんな便利な旅行ガイドブックの弱点は「重くてかさばること」。
地球の歩き方1冊だけなら、まあ許容範囲内かもしれませんが、複数の国に滞在するために何冊か持ち運ぶことになると、結構な重さになってしまいます。
たとえば香港とマカオに行く場合、「地球の歩き方・香港」と「地球の歩き方・マカオ」の2冊を持っていくのは避けたいですよねえ。

そんな中。最近になってKindle版の「地球の歩き方」が発売されたとの情報をキャッチしました。
電子書籍ならスマホとかで読めるので、何冊でも持ち運ぶことができます。
ただ残念ながら2015/04/02現在、「香港」と「マカオ」はまだKindle版が発売されていない模様。
ですが、「地球の歩き方・中国2015-2016」が、2015/03/30に発売されたので,試しに購入してみました。

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地球の歩き方 D01 中国 2015-2016

お値段は1800円(2015/03/31現在)でした。
画像データ満載のため、容量が200MBぐらいあります。
通信データ容量に制約のあるパケット通信をお使いの方は、Wifi接続でダウンロードすることをお勧めします。

最初に感想を言ってしまうと・・・。
紙の本とは違って物理的にかさばらないのは非常にイイのですが、使い勝手はちょっとイマイチかも、です。
何が使いにくいかというと、所望の地図とかお店のページ等の目的のページに辿り着くのがメンドクサイです。

例えば、Windows版のKindleソフトで「上海」のページを探す場合、
image
メニューバーの「移動」→「目次」と選んで・・・

上海のページのページ番号を見つけます。
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えーと、216ページか・・・。
ここで、「上海市」をクリックすると、そのページにジャンプしてくれると便利なのですが、そうはなっていません。
(そもそも文字情報ではなくて、本をスキャンした画像データとして収録されているだけなので・・・)

メニューバーの「移動」→「位置No.」を選択。
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216ページ、と入力して「移動」をクリック。

アレ?
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上海じゃない・・・。
フフホトって何処やねん。

Kindleの位置No.的には216ページでも、実際は200ページらしい・・・。
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てことは、実際の216ページを開きたい場合は、216+16=232ページを指定せねばならぬのか。

再びメニューバーの「移動」→「位置No.」を選択。
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「232」と入力して「移動」をクリック。
今度こそ!

お、上海。
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ようやくお目当てのページに辿り着きました。

というように、

・「行きたいページ+16」を計算しなければならない
・「移動」→「位置No.」と選んで(Ctrl-Gでショートカットできますが)そのページ番号を入力しなければならない

というのが非常にまどろっこしいです・・・。
紙メディアのように、パラパラッとめくって、さくっと目的のページに辿り着くことができません。
Android版Kindleアプリも、ほぼ同様の使い勝手です。

Kindleアプリは、小説やマンガなどのように「最初から順番に読んでいく書物」を読むのには特に不自由しないのですが、旅行ガイドブックのように「あちこちジャンプして参照する書物」を読むには使い勝手が悪いです。
これを改善するには、画像のスキャンではなくて文字情報として収録し、文字をクリックするとそのページに飛べるように文書内リンクを張る、とかすればよいのでしょうが、かなり製作に手間がかかりそうです。
でもいつかは、そういう電子ガイドブックが出てきてくれることを祈りたいものです。

他にも、Surface Pro3のタッチパネルではピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小ができなかったりとか、Windowsの設定でフォントを「大」にすると、メニューの文字がやたらデカくなったりとか、WindowsのKindleアプリそのものにも、いろいろ不満があります。

あと、「スマホやノートPC等の端末がバッテリー切れになると参照できなくなる」点も大注意です。
特にパスポート紛失時などの緊急事態の場合の対処法や緊急連絡先などは紙で持っておくのがよいです。

ただ、「電子的に持ち運べる」=「物理的にかさばらない」というのは、非常に大きなメリットだと思います。
例えばメインの目的地のガイドブックは紙メディア版を持っていき、それ以外の予備的な目的地のガイドブックはKindle版にする、という補助的な使い方ならアリかと思います。
まだまだ発展途上の電子書籍ですので、これからさらに便利になっていくことに期待したいと思います。

2015/04/02現在、「Kindle版」かつ「2015-2016年版」が発売されている「地球の歩き方」は以下。
地球の歩き方 A06 フランス 2015-2016
地球の歩き方 A17 ウィーンとオーストリア 2015-2016
地球の歩き方 A20 スペイン 2015-2016
地球の歩き方 A23 ポルトガル 2015-2016
地球の歩き方 B02 アメリカ西海岸 2015-2016
地球の歩き方 C04 グアム 2015-2016
地球の歩き方 C10 ニュージーランド 2015-2016
地球の歩き方 D01 中国 2015-2016
地球の歩き方 D10 台湾 2015-2016
地球の歩き方 D12 韓国 2015-2016
地球の歩き方 D17 タイ 2015-2016
地球の歩き方 D19 マレーシア ブルネイ 2015-2016
地球の歩き方 D20 シンガポール 2015-2016
地球の歩き方 D35 バングラデシュ 2015-2016
地球の歩き方 E03 イスタンブールとトルコの大地 2015-2016

「netprint」アプリで、eチケットをコンビニで印刷できて便利だった件

2015/03/25
久しぶりの更新です。
去年、香港エクスプレスで羽田から香港に行った際に、eチケットを印刷してくるのを忘れてしまいました。
まあ、パスポートさえあれば、eチケット控えは見ないことが多いので、あまり支障はないです。
が、もしもの場合を考えて印刷しておいたほうが無難なので、クラウド印刷サービス「netprint」を利用してみることに。

「netprint」は、Fujiゼロックスが開発したクラウド印刷サービスで、スマホやPC上のpdfファイル等を日本全国のセブンイレブンにあるコピー機で印刷することができるという便利サービスです。
私のように「自宅にプリンターを持っていないピープル」にとっては、結構ありがたいです。
年に数回しか使わないのに、あのデカいプリンターを狭い家に置く気にはなれないもので・・・。

2018/03/13追記:
2018/01/10より、事前にユーザー登録しなくても利用できる新サービス「netprint lite」が始まりました。
その新サービスを試してみた最新記事はこちら。
「netprint」が事前登録不要になってさらにeチケットを印刷しやすくなった件

利用手順の概要

  1. スマホ(Androidでもiphoneでも可)に「netprint」アプリをインストールする。
  2. アプリを起動して会員登録する(初回利用時だけ。無料ですが、ちょっと面倒)
  3. アプリを使って、印刷したいファイル(eチケットのpdfファイル)を選んで、専用のクラウドストレージにアップロードする。(PCからPCサイト経由でアップロードすることも可)
  4. このときに8桁のパスワードが発行されるのでメモ。
  5. 羽田空港国際線の(どこのお店でもよいです)セブンイレブンに行き、店内のデジタルコピー機を操作してパスワードを入力(これがちょっと面倒)
  6. コピー機で印刷したいファイルを選んで印刷 (白黒A4サイズ1枚20円より)

そんなのメンドクサイわ、という方は、こちらの記事もご参考にどうぞ。
航空券のeチケット印刷に便利。USB Type-C/Type-A両対応USBメモリを購入してみた

注意事項

  • 羽田空港国際線のセブンイレブンはAM6:00~PM11:30までの営業のため、深夜は印刷できません。
  • ANAやJALなどフルサービスキャリアなら、空港のチェックインカウンターや自動チェックイン機でeチケット控えの印刷ができます
  • 180日間使わないと、アカウントが消えます(再登録可)
  • 登録に使ったメアドとパスワードを忘れないように
  • 海外のセブンイレブンでは印刷不可(そもそもデジタルコピー機がありません)
  • セブンイレブンでのみ使用可能(他のコンビニは利用不可)
  • 巨大なサイズのファイルは印刷不可。また印刷できるファイルの種類に制約があるなど、その他の制約は公式サイト参照のこと。

使ってみた感想

  • 会員登録とパスワード入力がやや面倒でしたが、家でなくても出先でファイルを紙に印刷できるのはなかなか便利。
  • 将来的には、NFCでピッとやるだけで印刷できるようになればカッコイイかも。
  • 1枚20円~と、紙をコピーする場合の2倍のお値段なので、大量の書類の印刷には向かないと思います。
  • 海外旅行時のeチケットの印刷のように、年に数回程度ちょこっと印刷したい感じの人々には向いているサービスだと思います。

公式サイトはこちら

ANA国内線のボーイング787のシートポケットにSurface Pro3が入らなかったの編

2015/02/25
先週、ANA国内線利用で松山(台北ではなく愛媛県)に行って参りました。
その帰りがけの羽田空港行きの機材は、ボーイング787-8 (JA812A)でした。
MAT_2015FEB_DSC06026_R
最新型の国内線用機材です。

機内は新しくて快適。
足元が狭くならないように、機内誌やヘッドフォンなどは、シート上部に収納されています。
MAT_2015FEB_DSC06032_R
しかしここには、Surface Pro3君は大きすぎて入りません。

足元のシートポケットはこんな感じ。
MAT_2015FEB_DSC06031_R
足元が広くなったのはウレシイのですが、シートポケットがえらい小さいです。
スマホとかペットボトルの水ぐらいしか入らない大きさ。

それでも無理やりSurface Pro3を押し込んでみる!
MAT_2015FEB_DSC06030_R
ハミ出してしまって、シートテーブルに当たってしまいます。
シートポケットがパツンパツンになって、破れそうでかわいそう。

なので、Surface Pro3はカバンにしまい、そのカバンを足元に置くことにしました。
結局足元が狭くなってしまった・・・。
まあでも国内線なんで、機内でノートPCを使える時間も短いので、どうでもいいですけど・・・。

ちなみに、ANAの国内線仕様の787のシートテーブル上でSurface Pro3を展開してみた様子はこちら。
MAT_2015FEB_DSC06033_R
キーボード部分が手前に飛び出す形ですが、なんとか使える感じです。
右側に少しスペースがあるものの、マウスを走らせるには狭くて無理。
最近やっとWindows PCでも日本語のKindle本が読めるようになったので、機内で重宝しています。
スマホで読むよりも、手に持たなくてよい&画面がデカイので快適に読書ができます。

Surface Pro3 本体の詳細はこちら (Amazon)
マイクロソフト Surface Pro 3(Core i5/256GB/Office付き) 単体モデル [Windowsタブレット] PS2-00015

本ブログで登場したSurface Pro3用キーボード(紫)の詳細はこちら (Amazon)
マイクロソフト 【純正】Surface Pro 3用(Pro 2/Pro/2兼用) Surface Pro Type Cover (パープル) RD2-00010

Surface Pro3とキーボードがぴったり収まる安価な収納ケース (Amazon)
ELECOM 低反発発泡ポリウレタンインナーバッグ(参考収容寸法275*40*215mm) ブラック ZSB-IB017BK

MicrosoftのBlueToothマウス「Sculpt Comfort Mouse」を購入してみたの編

2014/02/14
以前に購入したWindowsタブレットPC「Surface Pro3」用のマウスとして、マイクロソフトの「Sculpt Comfort Mouse(H3S-00007)」を購入してみました。
かなり快適な使い心地でしたので、その使用感などについて。

こちらが先日購入した「Sculpt Comfort Mouse」
MS_MOUSE007_R
ノートPCとは無線(BlueTooth)で接続するタイプのものです。

無線マウスは、大きく分けて

  1. USBポートに、マウスに同梱されている小型の無線の送信機を取り付ける必要があるタイプのもの(RF接続)
  2. BlueTooth接続のもの(送信機なし)

の2種類があります。
市場に多く出回っているのは、1.のタイプのものですが、Surface Pro3はUSBポートが1つしかないため、2.のタイプのものを選びました。
使っているPCがBlueTooth機能を持っているかどうかをご確認ください。
(デスクトップPCの場合、BlueTooth機能がない場合が多いです)

内容物は、マニュアルとマウス本体と単三乾電池2個。
MS_MOUSE011_R
無線マウスは、有線マウスのようにPC本体側から給電できないため、必ず電池が必要です。

まずは本体上のフタを外して電池を入れます。
MS_MOUSE004_R
単三乾電池2個が必要。
他の無線マウスの中には、単三乾電池1本でよいものもあります。
それに比べると、この「Sculpt Comfort Mouse」は大ぶりではありますが、その代わり

  • 電池が長持ちする
  • 重い分、安定感がある

というメリットがあります。

エネループ2本でも駆動可能です。
MS_MOUSE005_R
もちろん、付属の単三電池を使っても構いません。
エコのため、というよりは、電池切れを起こす前にフル充電の電池に心置きなく交換できるのがメリットだと思います。

マウスの底面。
MS_MOUSE006_R
青く光るセンサーの下に、BlueToothのペアリングボタン、電源ON/OFFスイッチがあります。
で、この電源ON/OFFスイッチの場所が秀逸。
右手にマウスを持ったときに、ちょうど親指が届く場所にあるため、片手で電源のON/OFFができます。
「それがどうしたの?」と思うかもしれませんが、実際に使ってみるとコレは結構重要なポイントです。

私はもう1台、バッファローのBlueToothマウスを持っているのですが、ソイツは電源スイッチがマウス底面の親指が届かない場所にあるため、ON/OFFするのに両手を使う必要があるタイプです。
なかなか文章で表現するのが難しいですが、実際に使ってみると両手よりも片手で電源ON/OFFできるほうが便利なのを実感できます。
(特に、マウスをカバンに入れようとしたときに、電源入れっぱなしだった事に気づいて、電源を切ってカバンに入れる場合とか)
こういう細かい使い勝手まで考えているのが、マイクロソフトの素晴らしいところです。

電池を入れて、電源を入れたあとは、PCを起動してペアリングします。
MS_MOUSE002_R
ペアリングとは、PCとマウス本体を紐づける作業のこと。
買ったばかりのBlueToothマウスは、どのPCと通信したらいいのか分からない状態。
PC側も同様なので、お互いに通信相手を教えてあげる必要があります。
そのやり方は付属のマニュアルに載っていますので、そちらをご参照ください。

ペアリングに成功すれば、あとは自由に使えます。
MS_MOUSE013_R
マウスの大きさは、ちょうど手のひらに収まる程度。
標準的なデスクトップPC用のマウスの大きさです。
持ち運びするにはちょっと大きいかもしれません。
そのかわり、手にぴったりフィットするので、長時間使っても疲れないし。細かい作業がやりやすいのがメリットです。
私はちょっと大きくても、使い心地がいいモノなので気にせずカバンに入れて持ち歩いています。

私の持っているバッファローのマウスに比べて、クリックしたときのカチカチ音や、ホイールを回したときのコリコリ音が格段に静かなのもポイント高いです。
静かな会議室やカフェで、カチカチ音やコリコリ音がすると他の人の迷惑になる場合もありますからねえ。

もう1点、マウスを滑らせたときの「滑らかさ」も、このマウスのほうが上に感じました。
このマウスの底面には、石鹸のようにツルツルする材質の固いパッドが上下2箇所についています。
このおかげでいろいろなモノの上で、ザラつき感を感じることなくスーッとマウスを滑らせることができて気持ちがよいです。

あと、意外に便利なのが、マウスホイールが左右に倒せる機能。
横幅が広いウェブページとか写真を見ているときに、ウインドウの横のバーを動かさなくても、マウスホイールを左右に倒すだけで画面を横スクロールできるのは、意外と便利です。

その他に、上の写真の水色の部分のウインドウズ・ボタンもありますが、私の場合、これはあまり使っていませんね・・・。
このウインドウズ・ボタンは、「押す」動作の他にも、「上から下にこする」「下から上にこする」ことで、Windows8.1の右からひょこっと出てくるメニュー(チャーム)とかを呼び出せたりするのですが、あまり使用頻度は高くありません。
何故なら、このボタンは親指が届かない場所にあり、触るには手の位置を少し前にズラす必要があるためです。
私はこの動作がおっくうなため、あまりウインドウズ・ボタンには触っていません。
(人によっては便利な使い方ができるかもしれませんが)

というわけで、この「Sculpt Comfort Mouse」の良いと思った点を以下にまとめます。

  • 手のひらにピッタリフィットする大きさなので、小さいマウスよりも手が疲れにくく、細かい作業もやりやすい
  • 左右に倒せるマウスホイールが便利
  • エネループも使用可能
  • 電源ボタンの位置など、細かい使い勝手がよい
  • クリック音、マウスホイール回転音が比較的静か(勿論、無音ではありません)
  • Microsoft製なのでWindows標準でサポートしている(別途ソフトをインストールする必要なし)

逆にデメリットは以下

  • 単三電池が2本必要(電池は同梱されてます。それを使い切った後の話として)
  • やや重い&普通にデカイので携帯性は比較的低い(他にもっと小さいマウスがあるので)
  • 稀にPCとの接続が切れる場合あり(BlueToothマウス全般に言えることですが)
  • 他の製品に比べてお値段がやや高め(と言っても2000円強)
  • 右利きの人専用(左手で握ると青いタッチセンサに触ってしまいます)

というわけで、携帯性よりも使い勝手にこだわりたいという方にオススメの一品です。

詳細はこちら
マイクロソフト [人間工学] ワイヤレス Bluetooth マウス 高精細読み取りセンサー Sculpt Comfort Mouse (ブルートラック) H3S-00007

中国联通香港のSIMカード「跨境王」を香港と中国・海南島で使ってみたの編

2015/01/05
年末年始にかけて、香港と中国・海南島に行く機会があり、香港と中国のデュアルナンバーSIMで有名な中国联通香港(China Unicom HK)の「跨境王」を使ってみましたので、そのレポートをお送りします。

筆者注:
2017/01現在、中国政府の方針変更により、本記事のSIMカードは正規キャリアのショップでは買えなくなりました。

その代替品「跨境王4G香港號碼版」については以下をどうぞ。
中国联通香港のSIMカード「跨境王4G香港號碼版」を入手したので、まずは使用方法を調査するの編

SIMカード「跨境王」とリチャージカードの購入

九龍半島・旺角の西洋菜南街にあるChina Unicom(中国联通)のお店で購入しました。
購入日は2014/12/28。パスポートの提示は不要でした。
HKG_ChinaUnicomHK_201412_008_R
China Mobile(中国移動)や3HK(ハッチソン)のショップは街中でよく見かけるのですが、China Unicomのショップはあまり見かけないような。
お店の中に入ると、「跨境王」のSIMカードのパッケージが陳列されているので、指さしながら「ディスワン・プリーズ」とか言えばOKです。

こちらがそのパッケージ。
HKG_ChinaUnicomHK_201412_010_R
店内には「跨境王」の説明チラシもありました。
香港版Galaxy Note3(SM-N9005 SIMフリー)で使うため、Micro SIMサイズかどうかを店員さんに確認。

購入金額は120HKDで、66HKD分が初期チャージされています。
以前にご紹介した中国移動香港のSIMカードに比べると、ややお高い上に初期残高は少ないです。
でもその替わり、この「跨境王」1枚で中国と香港の両方で使用可能、というのが最大のメリットになります。

ただチャージ額が66HKDだと「7日/500MB/78HKD」のプランに申し込むには残高不足のため、同時に100HKDのリチャージカードも購入しました。

「キャナイハブ・リチャージ・バウチャー?」とか言うと、なんとか店員さんも理解して頂けました。
店員さんからは、
「SIMカードだけなのか、すでにSIMカードを持っていてリチャージバウチャーだけ欲しいのか?」
と聞かれ、
「SIMカードは持っていないので、SIMとリチャージカードの両方欲しいですぅ」
などという、カタコト英語でのやり取りもありました。

こちらがそのリチャージカード 100HKD。
DSC03024
SIMにチャージすることを「Top Up」とも言います。
このカードを使ったチャージ方法は後述。

自力でアクティベーションしてみる

購入してから2日後の2014/12/30。
中国・海南島に向かう飛行機の搭乗前の香港空港にて自力で開通作業を行いました。
パッケージの英語の説明書きにもあるように、

  • 香港では「UNICOM HK」か「UNICOM (PCCW)」というネットワークと接続
  • APNは「3gnet」に設定
  • 何かデータ通信する

で、無事にアクティベーションできました。
すぐにスマホの設定で「モバイルデータ通信」をOFFにして、これ以上勝手に従量課金(2HKD/MB)されないようにします。

ちなみに、パッケージ内の説明書きとSIMカード本体はこんな感じ。(クリックで拡大)
DSC03026
以上の他に、白い紙のマニュアルもついてきます。
SIMカードの有効期限は、アクティベーション後90日間とのこと。
ただし、後でチャージすればその金額に応じて有効期限を延長できます。

開通に成功すると、お約束のSMSが何通か届きます。
CU_Activation
アクティベーション成功の案内だけは英語でもSMSが届きます。
定額料金プランの案内のSMSも同時に届きました。

  1. 35HKD/100MB/1カ月→ *118*431#で申し込み
  2. 38HKD/300MB/1日→ *118*441#で申し込み
  3. 78HKD/500MB/7日→ *118*500#で申し込み

の3つのデータ通信定額プランがあるとのこと(2014/12/30現在)。

チャージ額と有効期限の確認

チャージ額と有効期限の確認方法は、「*118*35#」に電話します。
しばらくすると以下のようなSMSが届きます。
CUHK_Zandaka12
残高は58HKDで、有効期限は90日後の2015/03/30までとのこと。
開通と同時に月額維持費6HKDと、開通のためにチョイとデータ通信したため2HKDが差し引かれたようです。
そのため残額は、66HKD – 6HKD – 2HKD = 58HKDになったと思われます。

リチャージ・バウチャーでチャージ

次に、同時に購入した100HKDのリチャージ・バウチャーでチャージしてみます。
英語の音声ガイダンスを正確に聞き取れなくて苦労しましたが、なんとか成功しました。

例によって、バウチャーの裏面の銀色部分を削るとパスワードが出てきます。
HKG_ChinaUnicomHK_201412_001_R
しかしながら、中国移動香港や3HKのように、ダイヤルのコマンドだけでチャージする方法がないらしく、電話の音声案内に従ってダイヤルする方法しかないようで、ちょっと不便です(2014/12/30現在)。

香港では「6611 0011」、中国では「130 1020 0400」に電話すると、中国語と英語で自動の音声アナウンスが流れます。
英語のリスニング力が試されます。
できれば聞き漏らさないように、イヤホンをつけてアナウンスを聞き取るのがよいでしょう。

(1) 最初は「中国語案内希望なら1、英語案内希望なら2にダイヤルしろ」と言われますので、当然「2」にダイヤル。
(2) 次に「この番号のSIMカードにチャージするなら1、別の番号のにチャージするなら2,それ以外なら3にダイヤルしろ」と言われますので、「1」にダイヤル。
(3) その後「リチャージカードのパスワードの数字を入力して「#」を押せ」と言われますので、さっき削って出てきた数字を入力後「#」をダイヤル。
(4) 間違いなく入力できたら、確認のため「1」をダイヤル。

私は(3)の「#をダイヤルしろ」の部分が聞き取れず、パスワードの数字だけを入力していたら、「不正確(incorrect)」と何度も言われてハマりました・・・。

以上成功すると以下のようなSMSが届いてチャージ完了です。
CU_Recharge_success
またこのとき、以下のようにSIMの有効期限が延長されます。
SIMカードのパッケージの記載によると、

  • 50HKDチャージすると90日間延長
  • 100HKDチャージすると180日間延長
  • 300HKDチャージすると360日間延長

とのこと。
例えば今回のように100HKDチャージした場合、3HKや中国移動香港のSIMのように「チャージした日から180日間有効になる」わけではなくて、「有効期限が追加で180日間延長される形になる」という若干太っ腹な仕様です。

あと今回は試していませんが、クレジットカードを使ってオンラインでチャージもできるらしいです。
その入口はこちらとのこと。

7日/500MB/78HKDのデータ定額に申し込む

最後の仕上げは7日/500MB/78HKDのデータ定額の申し込み。
申し込み方法は上述したように「*118*500#」にダイヤルすればOKです。
CU_flatdata_app
申し込み日は2014/12/30ですので、7日後の2015/01/06までの間500MBまで78HKDの定額で使用可能になりました。
500MBを使いきった場合、もしくは香港時間の2015/01/06の23:59を過ぎた場合、2HKD/MBの従量課金になります、とのこと。
従量課金になると、青天井で残高が減っていくので注意が必要です。
(ただし定額通信データ量の残りを確認する方法がないのが難点・・・)

一応、SIMカードのチャージ残高を確認しておきます。
「*118*35#」に電話
CU_extended
58HKD(チャージ前残高) + 100HKD(チャージ) – 78HKD(7日/500MB定額代) = 80HKDとなりました。
SIMカードの有効期限は、100HKDチャージする前の2015/03/30から180日間延長されて、2015/09/26までになりました。

ここまで確認できたら、スマホの設定の「モバイルネットワークを使ったモバイルデータ通信」にチェックを入れてデータ通信を有効にします。
(データ通信無効の状態でも、上記のチャージや定額プラン申し込みは可能です)
ブラウザーを開いて問題なくウェブサイトを閲覧できることと、ガリガリ通信してもSIMカードの残高が減らないこと(=定額プランになっていること)を確認しました。

あと今回、上記のデータ定額の申し込みは香港で行いましたが、定額プランは香港と中国で共通なので、中国到着後に再度申し込む必要はありません。
このあたりは非常に便利です。

中国・海南島で使ってみる

その後、香港空港から海南島・三亜鳳凰国際空港へ飛行機で移動。
到着後、China Unicomの電波を掴んだら、スマホのローミング設定をONにします。

これで無事にデータ通信開始~と思いきや、Webページを開こうとするも下記のような表示になって全く見れず・・・。
CUHK_no_connection
電波も4本立ってローミング「R」もできているのに、データ通信ができない状態。
APN設定を確認してスマホを何度再起動してもダメでハマりました。

失意のまま、ネットの情報に頼ることなく自力で空港から宿泊ホテルに移動して、チェックイン。
ホテルの自室で落ち着いて設定をいぢり倒しているうちに、解決方法を発見しました。
Galaxy Note3の「設定→接続→その他ネットワーク→モバイルネットワーク→ネットワークモード」の設定が原因だった模様。
CU_setting_China2
上記のように「WCDMA/GSM(自動接続)」の設定、つまりLTEを無効にすると通信できるようになりました。
「LTE/WCDMA/GSM(自動接続)」の設定、つまりLTE有効のままだと、なぜかうまく通信できないようです。
自分の端末(香港版Galaxy Note3 SM-N9005)特有の問題なのか、はたまた海南島特有の問題なのかは良く分かりませんが、もし同じようにハマった方がいましたら、上記の設定をお試しくださいませ。

ともあれ、どうにか中国・海南島でも無事にスマホでデータ通信できるようになり一安心です。
ホテルのWifiだと例のアクセス規制がかかっており、GoogleのサイトのみならずライブドアやFC2等の日本の大部分のブログを見ることができません。
(本ブログは中国のネットワークからもアクセスできました。2014/12/30当時)
が、このSIMカードを使ったローミングの場合はこの規制が適用されないようで、日本や香港と同じようにGoogle MapやGmailの送受信ができて非常に助かりました。
Galaxy Note3(香港版)でWifiテザリングして、別途持参したノートPCでも自由にインターネットにアクセスできてブログ更新などができ、大変便利でした。

後日、日本でクレジットカードを使ってチャージしてみたときの記事は下記をご参照のこと。
中国联通香港のSIMカード「跨境王」を日本でチャージしてみたの編

中国移動香港の「4G/3G Data &Voice Prepaid SIM Card」にチャージしてみたの編

2015/01/02
年末年始にかけて香港に滞在する機会がありましたので、前回購入した中国移動香港(Chine Mobile HK)のSIMカードを、リチャージカードを使ってチャージ(充値)してみました。その忘備録です。
使用機器は香港版Galaxy Note3(SM-N9005)SIMロックフリーです。

リチャージカードの購入

今回は夜11時ごろに香港空港到着だったため、空港の中国移動香港のお店では購入できず。
翌日(2014/12/26の朝)Google Mapで検索して見つけた香港島・灣仔の荘士敦道のお店にて購入しました。
HKG_ChinaMobile_Recharge_002_R
付近には、Smartoneとか3HKのお店もありました。

私 「キャナイハブ・リチャージ・バウチャー?(リチャージカードありますか?)」
店員 「リチャージ?」
私 「イエス、リチャージ・バウチャー」
店員 「バウチャー?」
私 「イエス、アイウィル・リチャージ・バイマイセルフ(自分でリチャージしまっせ)」
店員「OK、ハウマッチ?100? 200?・・・」
私 「100プリーズ」
店員「OK」

・・・的な会話を経て、リチャージカードの購入に成功しました。
リチャージカードを購入しなくても、お店でお金を払ってチャージしてもらうことも可能なので、バウチャーを買うのか、その場でチャージするのかを確認されたのだと思います。

こちらが現地で購入したリチャージバウチャー(増値券)
HKG_ChinaMobile_Recharge_003_R
100HKDで購入。
10HKD分おまけでチャージされるとのこと。
(カードのデザインは2014/12/26時点のもので、今後変わるかもしれません)

裏面の銀色の部分を削ると、リチャージに必要なパスワード(16桁の数字)が現れます。
HKG_ChinaMobile_Recharge_001_R
爪でも削りとることが可能。

自分でリチャージしてみる

リチャージ方法は、「*139* (16桁のパスワード) #」に電話すればOKです。
一応リチャージする前に、SIMカードの残高を確認「*#130#」しておくとよいでしょう。

念のためAndroidスマホの「設定→その他ネットワーク→モバイルネットワーク」の「モバイルデータ」のチェックをはずしておきます。
スマホの電源OFF→中国移動香港のSIMカードに入れ替える→スマホの電源ON。

スマホが起動したらAPNを設定し、China Mobileの電波を拾ったら「*#130#」に電話して残高を確認します。
original_value
チャージ前の私のSIMカードの残高は27.1HKD。

電話機能を使って「*139* (16桁のパスワード) #」を入力。
recharge_command
削って出てきた16桁の数字のみを入力すればOKです。

チャージに成功した場合は、このようなメッセージが届きます。
charge_success_chinamobile
間違って他の数字を入力してしまった場合は、再度やりなおせばOKです。

しばらくすると、同じ内容のSMSが届きます。
chinemobile_success_sms
27.1HKDに、100HKDとオマケの10HKDが加算されて、合計137.1HKDになったのを確認できました。
有効期間も、180日先(2015年6月24日)にまで延長されました。

5日間/1.5GB/48HKDの定額のプランに申し込んでみる

続いて、5日間/1.5GB/48HKD定額プランに申し込んでみます。
コマンドは「*103*100*07#」です。

上記の申し込みに成功すると、以下のようなSMSが届きます。
chinamobile_plan_app
1.5GB定額の有効期限は2014/12/31の23:59まで。
この日は2014/12/26の朝ですので、申し込み日は含まないでさらに5日間有効ということのようです。

「*#130#」に電話して、残高を確認してみます。
Chinamobile_kakunin
137.1HKDから、48HKDを差し引かれて89.1HKDになりました。

ここでAndroidスマホの「設定→その他ネットワーク→モバイルネットワーク」の「モバイルデータ」のチェックを入れて、ブラウザを開き、インターネットにアクセスできることを確認できれば終了です。

以上、中国移動香港のリチャージと、1.5GB/5日間/48HKD定額の申し込み方法でした。
特に失敗してハマることもなく簡単に設定できました。
動画さえ見なければ、5日間で1.5GBもあれば十分だと思いますので、結構お得なプランかと思います。

SIMカード本体は、日本のAmazonでも購入可能のようです↓
4G/3G データ&ボイス・プリペイドSIMカード $80 – 香港LTE対応 – 並行輸入品 (1枚(通常/マイクロSIMサイズ両対応))

Cheeroの新型13400mAhモバイルバッテリー「Power Plus3」を開封するの編

2014/12/15
cheeroの新型13400mAhモバイルバッテリー「Power Plus3 (CHE-059)」が届きましたので、まずは開封の編からお届けします。

Amazonで購入したのは、12/12(金)の夕方6時半ごろで、コンビニ受け取りにしておきました。
そのコンビニに到着したのが、12/14(日)のお昼ごろ。
土日であるにも関わらず、中1日で届きました。早っ。

内容物は最低限のものだけ

まずは、箱から。
CheeroPowerPlus3-015_R
小さくて、シンプルな箱に入ってきました。
お店に置くわけではないので、お客さんの目を引くためのカラー印刷の必要もなく、お安く仕上がっています。

フタをオープン。
CheeroPowerPlus3-016_R
上のフタの裏には、「パッケージや付属品をできるだけシンプルにし「手に取りやすい価格」にこだわりました」とのこと。
なーるほどー。

内容物は、3点のみ。
CheeroPowerPlus3-017_R
左から、マイクロUSBケーブル、バッテリー本体、説明書。

あれ?
AC-USBアダプターは入っていないのね・・・。
取説を確認してみます。
CheeroPowerPlus3-003_R
バッテリ本体を充電するには、別途USB-AC充電アダプタが必要な様子。
なんということでしょう。

しかも、
「USBアダプタは出力2A以上のものをご使用ください」
「2A未満のアダプタでは本体充電ができない恐れがあります」
とあります。
少し前の一般的なスマホ用のUSBアダプタは1Aまでのものが多く、2Aの出力に対応していないものが多いので注意が必要です。

ちなみにこれは、5年ぐらい前に私が買った古いAC-USB充電アダプタ。
Haneda-2014-12142-005_R
アダプタ本体の表示をよーく見ると、スペックが記載されています。

小さい字で何か書いてあります。
Haneda-2014-12142-006_R
上の写真の「出力:DC5V 500mA」の部分に注目。
ちなみに、「500mA」=0.5Aですので、コイツはNGです。
「DC5V」については、現状のUSB充電器はすべてDC5V出力ですので特に気にする必要はありません。
あと、「入力」とはACコンセント側のことです(日本なら100V)ので、これも日本で使うだけなら特に気にしなくてOK。

1A以下の出力のものしかない場合は、このバッテリ本体の充電ができないか、充電できてもかなり時間がかかるものと思われます。
(「充電時間・8時間」は2Aで充電した場合の時間とのことなので、1Aだとその倍の16時間ぐらいかかる?)

あと、iphoneやipadなど、スマホ側がマイクロUSBコネクタでない場合は、スマホに充電するときに別途ケーブルが必要です。
こちらのほうは、スマホに付属していたケーブルを使えばよいかと思います。

大きさと重さについて

iphone3GSと大きさを比較。
CheeroPowerPlus3-010_R
長さは短いものの、幅は広いです。

iphone3GSと厚さを比較。
CheeroPowerPlus3-011_R
かなり分厚いです。

Galaxy Note3と大きさ比較。
Haneda-2014-12142-004_R
幅は同じぐらいで、長さは2/3ぐらいで短いです。

でも厚さは、Galaxy Note3のほうが圧倒的に薄いです。
Haneda-2014-12142-001_R
持ってみた感じの重さも、Galaxy Note3のほうが圧倒的に軽いです。
Power Plus3の245グラムに対して、Galaxy Note3は168グラム。
80グラムの差は結構体感できます。

以前に購入した、ソニーの10000mAバッテリ「CP-F10LSAVP」と大きさを比較
Haneda-2014-12142-002_R
幅は広いものの、長さは短い。

厚さは、ソニーのほうがやや薄いです。
Haneda-2014-12142-003_R
薄いデザインのほうが、スマホと重ねてポケットにも入れられて便利な気がします。
(USBケーブルの取り回しが問題ですが)
手で感じる重さはほとんど同じです。
SONY:260g, Power Plus3:245g

まあ、大きさは写真から想像していたとおりの大きさでしょうか。
重さは245グラムの軽量とはいえ、体積が小さい分、手に持ってみるとずっしりと重みを感じます。
でも鞄の中に入れて運ぶ分には全く苦になりません。

本体ボタン、コネクタ、LEDについて

本体の側面に、電源ボタンとコネクタ類が並んでいます。
CheeroPowerPlus3-014_R
左から順に・・・
・電源ボタン
・「5V2.4A」出力のUSBコネクタ
・「IN」と書かれたバッテリ本体充電用のマイクロUSBコネクタ
・「5V1A」出力のUSBコネクタ
が並んでいます。

電源ボタンは、スマホへの充電を開始するときと、本体バッテリの残量を確認するときに押します。
買ったばかりの状態で、電源ボタンを押してみると・・・。
CheeroPowerPlus3-009_R
4つある白LEDのうち、3つが点灯しました。
白色なのが、ちょっとカッコイイです。
出荷状態でも、ある程度充電された状態のようです。
(個体によって、初期状態の残量は異なると思われます)

まずは付属のケーブルを使って、本体のマイクロUSB端子と手持ちのUSBアダプタを接続して、バッテリ本体の充電開始。
CheeroPowerPlus3-008_R
充電中は、白LEDのうちの一つが点滅します。
4つのLEDがすべて点灯した状態になれば、フル充電完了とのこと。
あと、取説によると「バッテリ本体を充電しながらの他機器への充電はお控えください」とのことです。

実際に充電してみた

まずはcheeroバッテリ本体をフル充電します。
次に、バッテリ切れ状態になったGalaxy Note3を何回充電できるかを試してみたところ、結果は「3回」でした。
ちょうど3回フル充電完了したところで、cheero本体のバッテリが空になった感じです。
Galaxy Note3のバッテリ容量は3200mAhなので、今回の実験では正味3200mA x 3 = 9600mAhだったということになります。
スペック値は13400mAhなので、スペック値の比率は約70%。
まあ、色々な損失がありますので、ほぼスペック通りの実力だと思います。

ご購入・口コミはこちら。(「cheero mart」が正規の販売元ですのでご注意ください

海外に持っていくなら、世界各国のACプラグ変換アダプタ付きのこのUSB充電器も一緒に買うと便利かも。

Cheero Facebookページはこちら
最新製品情報や期間限定セールの情報があることも

cheeroの新型モバイルバッテリー「Cheero Power Plus 3」をやっと購入できたの編

2014/12/12
久々にモバイルバッテリー・ネタを。
以前から目をつけていたCheero(ちーろ)社の新型のモバイルバッテリー「Cheero Power Plus3 (CHE-059)」が、売り切れ続出の大人気となっている模様です。
初期ロットは12/6の午前10時からAmazonで発売が開始されたものの、約12000台が約6時間で売り切れたとのこと。
今日(12/12)の夕方6時半ごろ、Cheero社のFacebookページにて、8000台の再販開始の情報を発見し、私も速攻で購入してしまいました。
で、夜10時現在、もう売り切れてしまったようです・・・。

このバッテリーの魅力は何かというと、「軽いのに大容量」の一言に尽きます。
245グラムで、13400mAhもの大容量。
公式サイトによると、iPhone5Sを約5回も充電できるのだとか。

私が去年の5月に購入した、ソニーのモバイルバッテリー「CP-F10LSAVP」は、260グラムで10000mAhでした。
それよりも15グラム軽いにも関わらず、電流容量が1.3倍も増えていることになります。

通常は、バッテリーの電流容量を1.3倍にすると、重さも1.3倍になってしまいます。
しかし、このCheeroの新型は、パナソニックの新世代のリチウムイオンバッテリーセルを採用しているとのことで、単位重さあたりの電流容量がアップしているとのこと。

バッテリーセルは日本製なので安全面も安心です。

でも、お高いんでしょう?
いえいえ奥様。
発売開始時のキャンペーン価格ということで、2780円でゲットできました。
安っ!
去年の5月に買ったソニーの10000mAhは当時8980円でしたので、たった1年で随分とお安くなったものです。
販売経路をAmazonのみに絞っていることから、諸経費を安く抑えられているのだとか。
残念ながら、次回の販売からは通常価格の3500円前後になるとのことですが、それでもかなりお買い得だと思います。

最近のスマホは、どんどん高性能・多機能になって便利になってきてはいるものの、バッテリーが無くなってしまっては、途端にただの鉄グズと化してしまいます。
特に海外旅行時は、移動時など長い間充電できない場合が多いです。
その一方で、Google Mapを見たり、写真を撮影したりで、普段より激しくバッテリーを消費してしまいます。
もはやモバイルバッテリーは海外旅行時の必需品となりつつありますね。

実物が入手出来次第、使用感などをレポートしたいと思います。
ご購入はこちら。(「cheero mart」が正規の販売元ですのでご注意ください

シンガポールのSIMカード・M1の「M CARD」を使って日本でローミングに失敗するの編

2014/12/02
シンガポールのキャリア「M1」のプリペイドSIMカードこと「M CARD」について。
現地で快適に使えたこのSIMカードを、日本で使えるかどうか試してみました。
が、残念ながら失敗・・・。
一応、何をやってどう失敗したかを記録しておきます。
原因や解決策は分からぬままなので、あまり参考にならないかもしれませんが・・・。

日本にてこの「M CARD」をSIMフリースマホに装着し、ソフトバンクの電波を掴んだところ、このようなSMSが届きました。
M1_roaming_softbank
1日15シンガポールドル(SGD)で、無制限にデータ通信(ローミング)できるとのこと。
日本だと割高なので、あえてローミングするメリットはありませんが、シンガポール以外の海外に出かけたときに使えそうです。
現地のSIMを購入するよりは高くつくものの、日本のキャリアでローミングすると1日3000円近くかかりますので、それよりはお安く済みます。
国によっては簡単にSIMが買えなかったり、その国のSIMの情報を集める暇がなかったりすることもありますので、少々高くても応急処置的に通信手段を確保できると安心です。
そこで、予行演習を兼ねて、このシンガポールの「M CARD」を使って、日本でローミングできるかどうかを試してみることにしました。

何も設定しないで、データローミングをONにしてみる

まずは、「#100*2*1#」に電話して、Mカードの残高を確認。
M1_zandaka
前回の記事でオンラインチャージに成功したおかげで、アカウントには現在21.5 SGDがチャージされている状態からスタートします。

まずはこの状態のまま、Androidの「設定」→「その他ネットワーク」→「モバイルネットワーク」と進み、「データローミング」にチェックを入れてみます。
・・・が、webブラウザを開いても、「接続できません」的なメッセージが出るのみで、通信できず。
端末を再起動させてみても、ダメでした。

次の一手に着手

うーん、やはり何か申し込み手続きをしなければならないのか、ということで、M1の公式ページを探索してみたところ、以下のようなwebページを発見しました。

$15 Unlimited Data Roaming

「How to Subscribe?」の項目に、「*123#」にダイヤルする、と書かれていました。
早速試してみます。が、しかし。
M1_Roamimg_try1
コマンドが受理されず、です。
このコマンドは、シンガポール在住の加入者向けのもので、プリペイドなSIMでは使えないということだろうか。

同じく「How to Subscribe?」の項目に書かれていた「SMS Data <Date of Birth DDMMYYYY> to 5555」も試してみましたが、「5555」にSMSを発信できないよー、とエラーになってしまい、受理されずでした。
うーむ、この方法もダメか・・・。

次の一手で残高がゼロになって終了

で、次に見つけたのが、こちらのページ。

Prepaid Roaming Guide

このページの下の方にある記載によると、

Data Roaming has to be activated for customers to use Data.
To activate, dial #100*8*1#

とあるので、「#100*8*1#」にダイヤルしてみます。
M1_Roaming_Try2
3.の「Enable Data roaming」を選択します。
今思うと、これが破滅への入口でした。

すると、このような確認メッセージが。
M1_Roaming_Try2-2
要約すると、このままデータローミングした場合・・・

  • 最低でも8SGDチャージされている必要があります。
  • 10KBあたり0.32SGD課金されます。

それでも、いいですか?とのこと。
あら、定額制ではなくて、従量課金?と少し変な感じがしましたが、そのまま「1.Confirm」を選択。

しばらくすると、以下のようなSMSが届きました。
M1_Roamimg_Try2-3
データローミングが有効(Enable)になったとのこと。
よっしゃ、と喜び勇んでAndroidの「設定」→「その他ネットワーク」→「モバイルネットワーク」と進み、「データローミング」をONにしてみます。

webブラウザを開いて、Googleのページを表示させてみました。
スマホの画面の一番上に3Gにつながって通信している様子を示すアイコンが表示されました。
よしよし、繋がったか、さすが俺・・・と思ったのも束の間。
すぐに通信が止まって、webページは表示されず。
あれ?おかしいな?

「#100*2*1#」に電話して、チャージ残高を確認してみます。
すると、悪夢のメッセージが・・・。
M1_Roamiing_out
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

さっきまで21.5 SGDあった残高が、あっという間にほぼゼロに(泣)。
ひ、ひどい・・・。
親父にも殴られたことないのに。

おそらく15SGD(or 18SGD)でキャップされず、0.32 SGD/10KBのペースで青天井で課金されてしまったものと思われます。
この方法だと、定額通信にならないんですね・・・。

たった665KBの通信で、21.3 SGDを一瞬で消費してしまったということか・・・。
ローミングをONにする前に、Docomoではなく、Softbankに接続していることは何度も確認したのですがね。
お金がモッタイナイので、良い子の皆さんはマネしないようにしましょう。

チャージ残高がゼロになってしまったので、今回のトライはこれで終了。
SIMカードの期限が切れる来年の2月になったら、再度オンラインチャージして延命させつつ、別のローミング手段が思いつけば、何かトライしてみるかも、です・・・。