2014/08/14当時の情報です。
前回の夏休みを利用してシンガポールに行ってきた際、シンガポールのキャリア「M1」のSIMカードを購入してみましたので、その購入&使用レポートです。
購入場所
チャンギ空港第2ターミナル到着階にも、M1のカウンターが一応ありました。
しかし、お値段は50SGDのものしかない、とのこと。
50SGDて、4000円ぐらい。
そんなに高額だと現地SIMの旨みがないではないか。
私「キャナイ・ハブ・モア・チーパー・ワン?(もっと安いのないですか?)」
店員「ノー」
私(退却)
今思うと「more cheaper」って英文法的におかしいですが、普通に通じたのでヨシとします。
空港では、M1の他にSingtelのSIMカードも両替所などで売っています。
普通はこちらを購入するのが一般的でしょう。
私は以前にSingtelのSIMカードを使ったことがあったので、今回はあえて街中のM1ショップで購入してみることにしました。
滞在ホテルに近い、マリン・パレード・ロードにある「Parkway Parade」というショッピングモールのM1ショップに向かいます。
空港からは、ターミナル2 (青いA地点)から36番バスに乗って30分ほど行ったところにあります。
その名もズバリ「Parkway Parade」というバス停で下車した目の前(赤いH地点)です。
歩道橋の上から撮影したParkway Paradeの入口。
地元の人々で賑わっている近代的なショッピングモールです。
午後8時ごろのこと。
ショッピングセンターの2階か3階あたりに、携帯キャリア「M1」のショップを発見。
店内には、スマホが何台か陳列されています。
営業時間は11:00-21:00とのこと。
上記の場所の他にも、シンガポールの街中にショップがいくつかあるようです。
(Google Mapでシンガポールを表示した状態で「M1 SHOP」で検索すれば見つかります)
購入体験記の巻
お店には、店員さんが2~3名いて、スタンディング・テーブルでお客さんに何やら説明しています。
お店の奥の方に、SIMカードの展示用のパッケージがぶら下がっていました。
このパッケージをレジに持っていけば買えるのかな?と思いきや、レジらしきものがありません。
うーむ、どうすればよいのか。
お店の片隅に、このような端末機を発見。
脳内英語解読班が、壁の説明書きを解読したところによると、
「ここで端末の画面の指示に従って問い合わせ内容を選んで、順番待ち番号の書いた紙を印刷して待て」
とのこと。
こんなような整理券をゲットしました。
端末のメニューの中に、PREPAID CARDというのがあったので、これを選んでみたところ、整理番号8041番のレシートを獲得。
店内の液晶モニタに、呼び出し番号が表示されています。
英語の数字で呼ばれますので、自分の数字の英語を脳内でイメージしておきましょう。
(エイト・ゼロ・フォー・ワン・・・)
自分の数字が呼ばれると、ショップのお兄さんとお話できる権利が漏れなく与えられます。
自分の場合・・・。
「アイ・アム・ジャパニーズ・トラベラー(日本からキマシタ!ヨロシクネ!)」
「アイ・ウォント・プリペード・シムカード・フォー・ディスワン(このスマホのSIMカード欲しいんだけどさー)」
とか言って、自分所有の香港版シムフリーのGalaxy Note3を指さしアピールします。
店員のお兄ちゃんもすぐに要領を得た様子。
料金プランの説明をしてくれて、事前にネットで下調べたのと同じ内容だったのを確認し、15SGDのSIMカードを購入しました。
購入金額は15SGDでも、初期チャージ金額は18SGDとのこと。
3SGDだけお得な感じになっています。
こちらは付属のマニュアル。
「キャナイハブ・マニュアル?」とか言ってお願いしたら頂けました。
標準サイズとMicroサイズの両用設計タイプです。
自分のスマホにあったサイズのものを選びましょう。
なお、ここシンガポールでは、SIMカード購入時にはパスポートの提示が必要です。
店員さんは私のパスポートを持って、お店の裏に行ってなにやらゴソゴソやっている様子。
なお、シンガポールでは2014/04/01から、一人あたりのプリペイドSIMカードの購入枚数が最大3枚までに制限されているとのことですので、購入枚数にはご注意くださいませ。
しばらくして、店員さんがお店の裏から戻ってくると、シンガポールに何日滞在するのか、的なことを英語で聞かれたので、
「アイ・ステイ・シンガポール・フォー・スリーデイズ(3日間でーす)」
と兄ちゃんに回答。
すると、7SGDで1GBを1week使えるプランに設定してくれました。
(選べる料金プランについては後述)
18SGDのチャージから7SGDを消費して、18 – 7 = 残額は11SGD。
11SGD余ってしますが、また次回シンガポール来たときに使いましょう・・・(ただし有効期限は6カ月)
それでも、チャンギ空港のM1窓口(50SGD)よりも、街中で買ったほうがかなりリーズナブルです。
SIMのアクティベーション方法は、付属のマニュアルによると何か通話をすればよいっぽいですが、店員さんにやってもらうのが手っ取り早いと思います。
使ってみた感じ
しばらくスマホのブラウザでインターネットをブラウズできることを激しく確認。
筆者のスマホ(香港版Galaxy Note3 SM-N9005)では、問題なく4G(LTE)で接続でき、日本で使うよりもサクサクで快適な感じがしました。
国土が狭い分、基地局のインフラがすぐに整備できてしまえるのがいいですねえ。
問題なく通信できることを確認して、お店を後にしました。
携帯の電波を捕まえると、今まで日本時間だったスマホの時計が自動的にシンガポール時間に補正されます。
その結果、今まで日本時間で記録されていたスマホ写真のタイムスタンプが、時差の1時間マイナスされてしまい、写真の並び順がよく分からなくなってしまいました・・・。
まあ、写真をブログ等に使わない人にとってはどうでもよいことかもしれませんが。
基本的なコマンド
同梱の説明書に、いくつか英語の説明があります。
基本的なコマンドは以下のとおり。
チャージ残高の確認:#100*2*1#
自分の電話番号の確認:#100*2*2#
料金プランの選択:#100*3#
チャージ(Top Upカードで):#100*1#
以上の機能はすべて、
#100#
からも、数字でメニューを選んで辿り着くことができます。
あと、本家のこちらのサイトから、オンラインでチャージ(Top Up)ができます(要クレジットカード)。
料金プラン
Mカード同梱のマニュアルに、「Prepaid SunSurf Plan」なるプランの説明がありました。
定額プランは以下の5つとのこと (2014/08現在)
- 3days/$5/1GB
- 7days/$7/1GB
- 30days/$12/300MB
- 30days/$20/1GB
- 50days/$30/3GB
1週間以内の短期滞在なら、1か2で十分でしょう。
「$1」=1シンガポールドル=約80円ぐらいですので、かなりお安いです。
料金プランの選択は「#100*3#」に電話して、メニュー(英語)で数字を入力すればOKです。
その他の詳細は、M CARDの公式ページ(英語)をご参照のこと。