「SIMカード」タグアーカイブ

香港国際空港の香港3(Hutchison)ショップが閉店・・・。

2014/11/04
香港到着時は、いつも空港の出発ロビーにある香港3のショップでリチャージカードを購入し、自分でチャージして愛用しておりました。
しかしながら、今年(2014年)の7月に香港に行ったときには、この空港の「3」ショップが閉店しており、チャージできず。
当時は街中のショップに立ち寄る暇もなく、そのままチャージできぬまま帰国。
日本でチャージするのも忘れてしまって、SIMカード期限(最終チャージ日から180日間有効)が切れてしまいました(泣)。
200HKDぐらい入っていたのに・・・。

そして2014/11/01からの3連休に再び香港へ。
空港到着後早速、かの「3」の跡地はどうなったかなー、と見に行ってみましたが、しかし・・・。
IMG_20141101_141003_R
ありゃー、やはり閉店のままですか・・・。
「New Shop coming soon」と壁面に書かれたまま、3カ月以上が経過しています。
どこかに移転したのか、このまま消滅したのかなどは不明。

お隣の「中国移動香港(China Mobile)」のケータイショップは絶賛営業中。
IMG_20141101_140950_R
使い慣れた「3」に別れを告げて、こちらに乗り換えることにしよう・・・。
次回は、「中国移動香港」のSIMカードを使ってみたの編

インドネシアのSIMカード・TelekomselのsimPATIの定額料金プランを探ってみる・2014/10

2014/10/25時点の情報です。
現状とは異なっていますのでご注意ください
先日のジャカルタ旅行で買ったTelekomselのSIMカード「simPATI」のメニューをいじって、どんな料金プランがあるのかを探ってみました。
次回インドネシアに旅行する場合に備えて、プリペイドのデータ通信プランを調べてみることに。

Telekomsel Flashの料金プラン

定額の料金プランへの申し込み方法はいろいろあるようですが、ジャカルタのとあるお店の店員さんに教えてもらった方法を紹介します。
なお、メニュー表示は、2014/10時点のものです。
SIMカードのプランの内容は時々刻々と変化しますのでご注意ください。

「*363#」でメインメニューへ。
menu_main
いろいろなプランがあるようですが、この中から「2. Telekomsel Flash」へ。

さらにTelekomsel Flashの料金プランの種類の選択メニューが現れます。
menu_flash
ここで、「2. Optima」を選択。
「Optima」は、使用期間 (1日、1週間、1カ月) の間、使い放題の契約とのこと。
一方の「Ultima」は、使用容量での契約らしいです。
「Ultima」だと、有効期間内でも、残りの通信容量がゼロになると従量課金になるようなので、決められた期間内は必ず通信できる「Optima」のほうが安心な気がします。

Flash Optimaのメニュー

manu_flash2
翻訳してみると、以下のような感じ。

  1. Menu Utama (メインメニューへ)
  2. Flash Harian (1日定額)
  3. Flash Mingguan (1週間定額)
  4. Flash Bulanan (1カ月定額)
  5. Info (お知らせ)
  6. Unreg (契約解除? un-register ?)
  7. Cek Status (現在の状態の表示)
  8. Menu Sebelumnya (一つ前のメニューへ)

Flash Optimaの「1. Flash Harian (1日定額)」のメニュー。

menu_daily
定額で使い放題なのに、通信容量を選ぶのがちょっと分かりにくいです。
この通信容量は3Gの高速通信できる容量とのこと。
この容量を使い切ると、低速通信になるらしいです。

  1. 1日定額・高速通信枠10MB・2500ルピア(25円)
  2. 1日定額・高速通信枠25MB・3500ルピア(35円)

お安いですが、スマホだと25MBぐらいすぐに使い切ってしまうので、1日プランはあまり使い勝手はよくなさそうです。

Flash Optimaの「2. Flash Mingguan (1週間定額)」のメニュー

menu_weekly
1週間定額の場合の選択肢は下記。

  1. 1週間定額・高速通信枠50MB・7000ルピア(約70円)
  2. 1週間定額・高速通信枠100MB・10000ルピア(約100円)
  3. 1週間定額・高速通信枠340MB・20000ルピア(約200円)

「3」のお値段で「20rb」とあるのは、「20 ribu(千)」つまり20000ルピアになります。
1週間の滞在でも、500MBは使えるようにしておきたいので、この3つのプランも使わないかな・・・。
2,3日の滞在なら「3」もありかもしれませんが、ちょっと不安が残ります。

Flash Optimaの「3. Flash Bulanan (1カ月定額)」のメニュー

menu_monthly
1カ月定額の場合の選択肢は下記。

  1. 1カ月定額・高速通信枠600MB・30000ルピア(約300円)
  2. 1カ月定額・高速通信枠2GB・65000ルピア(約650円)
  3. 1カ月定額・高速通信枠4.5GB・110000ルピア(約1100円)
  4. 1カ月定額・高速通信枠8GB・250000ルピア(約2500円)
  5. 1カ月定額・高速通信枠9GB・450000ルピア(約4500円)

なぜか「3」番が欠番。
私の場合、1週間程度の滞在なら「1」でも十分ですが、「2」でも650円程度で安くてよいかもです。
今度インドネシアに行ったときは「2」に申し込んでみよう。
(料金プランが変わっていなければ、ですが)
あと「6」は「5」より1GBしか増えないのに、2000円も高くなってしまうは割高な気がする・・・。

ジャカルタ空港ターミナル2税関前のお店でTELEKOMSELのSIMカードを購入してみた・2014/09

2014/09/20時点の情報です
<最新記事はこちらをどうぞ>
ジャカルタ空港ターミナル2でTELEKOMSELの4G対応SIMカードを購入してみたの編2016/09

初めてインドネシア・ジャカルタに行く機会がありましたので、空港にて現地SIMカードを調達してみました。

SIMカード売場

ジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港第2ターミナルに現地時間17:00ごろに到着し、入国審査を抜けた後、税関前にあるSIMカード売場で購入しました。
ジャカルタ空港に到着する国際線はすべてターミナル2に到着するようです。
入国審査で30分ぐらい並び、審査が終わったころにはすでにターンテーブルに荷物が出てきていました。
このまま荷物をゲットして、SIMカード売場に向かいます。
税関を抜けてしまうと、戻れないのでご注意ください。

SIMカードの購入

売場には、ガラスのショーウインドウがあり、その中に各種SIMカードが並んでいます。
数が少なかったので、場合によっては売り切れの場合があるかもしれません。
英語が少し分かる若い現地の店員さんが何名かいますので、どんなSIMカードが欲しいかを伝えます。
SIMを入れるスマホ(Galaxy Note3)見せて「I want prepaid SIM card for this one」とか適当に申し出ます。
滞在期間とか聞かれますので、「4days」とか答えます。
短期滞在と長期滞在で、定額プランにしたりとかいろいろあるみたいです。
諸先輩方のブログ情報によると、Telekomselのが電波の入りが比較的良いとのことなので、「Telekomsel, please」とキャリアを選択しました。

こちらが購入したTelekomselの「simPATI」
IMG_20141006_221013_R
いくらチャージすると何GBのデータ通信が何日使えるか、あたりを確認したかったのですが、いかんせんお互いにカタコト英語なので結構しんどいものがあります。

すったもんだの末に、

  • SIMカード”simPATI”本体:50000ルピア (約500円)
  • 25000ルピア分をチャージできるバウチャー:35000ルピア (約350円)

の合計85000ルピア(約850円)を購入することに決定。
とりあえずこれで500MBぐらい通信できるらしいと理解しました。
おそらく空港価格で街中で買うよりも高いものと思われますが、それでも1000円程度なのでよしとします。

若者店員さんは、慣れた手つきでSIMカードを専用カッターに入れてMicroサイズにカットし、店員さん自身の携帯に入れて各種設定を行ってくれました。
いろいろ設定してくれるのはありがたいのですが、どういうプランになったのか分からないので、逆に不安ではあります。
数分後、設定の終わったSIMカードをGalaxy Note3(Simフリー)に装着し、通信できることを確認して終了です。

Telekomsel “simPATI” SIMカードの使い方

SIMカードのパッケージに英語マニュアルが付属していました。(クリックで拡大)
IMG_20141006_221149_R
この中からいくつかコマンドを試してみます。

チャージ金額の残高と有効期限の確認

*888#
実行結果例:
zandaka
SIMカードにチャージされたお金ことを”Pulsa(プルサ)”というらしく、街中でもよく屋台で”Pulsa”を売っているのを見かけます。
5000ルピア分だけ残っているらしい。
“Sisa”というのが「残り」という意味のようです。
有効期限は2014/11/19まで。
それ以外のインドネシア語はよく分かりません。

通信量残り確認

*889#
実行結果例:
remaining
“500MB Wifi”は、公衆Wifi?の残り通信量。
今回はWifiは使わなかったので関係ありません。
その次の”180MB Flash”が3G通信の残り通信量です。
日本に帰ってから、さらに”150MB Flash”というのが表示されるようになりましたが、意味はよく分かりません。
結局、追加チャージしなくても4日間に滞在をしのげましたので、リチャージは試さずに終わりました。

いろいろメニュー

*363#
実行結果例:
menu_main
「2. Telkomsel Flash」から「2. Flash Volume-Ultima」へと進むと、各種定額プランに申し込めるようです。
「8. Cek Statis」は。Check Statusの意味で、ここからも残高や残りデータ量の確認ができます。
このメニューから残高確認すると、SMSで結果が届く形になるようです。

リチャージ方法

今回試しませんでしたが、諸先輩方のブログやTelekomselのwebページによると、
*133* 16桁番号 #
でリチャージできるとのこと。
16桁番号の書かれたリチャージカードは、トランスジャカルタ(バス)の駅の階段近くの屋台とか、サリナ・デパートのフードコート近くで売っているのを見かけました。

使ってみた感想など

4日間のジャカルタ滞在でしたが、とくに不自由なく通信できました。
電波の入りも良好でした。
ごくたまに通信できなくなったときは、端末を再起動して復活させました。
開通手続きを店員さんに任せてしまったので、どのような料金プランになったのかよく分からなかったのがちょっと不安でした。
次回インドネシア訪問時は、できるだけ自力で設定してみようと思います。

CTMマカオのSIMカードを使ってみたの編・2014年1月

2014/01時点でのマカオのSIMカード情報です。

マカオフェリーターミナル名物?SIMカード自販機

CTM, 3Macau, Smartoneの3社の自販機があります。
今回は最もメジャーと思われるCTMマカオのSIMカードを使ってみました。
IMG_20140105_100104.jpg
自分で定額プランを申し込んで、99MOP/1GB/30日有効のプランが使うことができました。

一方の3Macauは、100MOPで1日使い放題のSIMカードがあります。
1日、と言っても、午後にアクティベートした場合は、次の日の深夜0時(香港時間)まで使うことができます。
なので、マカオに午後に到着して1泊だけするのなら、3Macauのほうが1GB縛りがないのでお徳です。
2泊以上で、合計1GBまでしか通信しない場合はCTMのほうがおトクになります。

その他のワザとしては、香港の3のSIMカードでローミングする方法もあります。(香港の3と、3Macauは別会社の扱いです)
料金は1日99HKDで無制限なので、3Macauと同様かとおもいきや、さにあらず。
香港3のローミングの場合、香港時間の深夜0時で失効します。
3Macauのように、「午後にアクティベートしたら次の日の深夜0時まで有効ルール」はありません。
香港のSIMカードを入れ替えなくてよいのがメリットですが、海外ローミングの設定も結構面倒なので、マカオのSIMカード購入をお勧めします。

CTMのSIMカードのサイズ

CTMの「BEST Prepaid Card」は、

  • 通常サイズのSIMカード
  • 通常サイズとMicroサイズの両用設計のSIMカード
  • Nano SIM

の3種類を自販機で販売していました。
Galaxy Note3など、最近のスマホはMicroサイズのものが多いです。
Nano SIMは、最近のipadで使われています。
持参しているSIMフリーデバイスのSIMカードの大きさに適合したものを購入しましょう。

各種設定など

  • APN:ctmprepaid
  • #160*2#で99MOP/1GB/30日定額プランに申し込み
    (#160*3#だと168MOP/2GB/30日定額プランになるらしいです)
  • 残高確認 *122#
  • チャージする場合は *122* [充値カードの16桁の数字]#

アクティベート完了後のSMSによると、2MBまでなら無料でデータ通信可能な状態っぽいです。
それを超えると従量課金になって、あっという間にチャージ金がなくなってしまうと思われますので、すばやく定額プランを申し込むのがよいでしょう。

日本に電話する場合

台風接近や急用などで、帰国便を変更したいときなどの有事の時に知っておくと助かります。
航空会社の窓口と話をするときに、skypeは使えませんからね・・・。
電話番号を使った通話料金は、データ定額料金には含まれません。
データ通信とは別枠で、通話時間に応じてチャージ残高が減っていきます。
チャージ残高がゼロだと通話できませんのでご注意を。

飛行機の予約変更の場合は、いろいろと通話に時間がかかるので、電話をかける前に十分な額をチャージしておく必要があります。
私が去年体験した台風接近の場合は、航空会社の問い合わせ窓口が混みあっていて、「お待ちください」のメッセージを長時間聞かされました。
有事の場合に備えて常に予備のリチャージカードを持っておくと安心です。

基本 (IDD 00)のかけ方

00 81 市外局番から先頭の「0」を抜いた番号

通話料金は3.99~4.99MOP/分=100MOPで20~25分

(例) JAL JMB会員問いあわせ窓口 (03-5460-3737)にかける場合

00 81 3 5460 3737

実際にかけてみて、つながることを確認しました。

週末と平日の夜間だけ使える安い料金(IDD 050)のかけ方

050 81 市外局番から先頭の「0」を抜いた番号

通話料金は2.59 MOP/分=100 MOPで38.6分

(例) JAL JMB会員問いあわせ窓口 (03-5460-3737)にかける場合

050 81 3 5460 3737

と思われますが、こちらは未確認・・・。

通話料金や050適用時間の最新情報・詳細はCTMマカオの公式サイトをご参照のこと

SIMカードケースが悩ましい

2013/09/20
海外で色々なSIMカードを買っていると、その保存場所にだんだん困ってきます。
100円ショップで、名刺ケース的なものを買ってみました。
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こうやってまとめておいて・・・

こんな感じで、タブレットケースの間に挟みこみます。
IMAG5998.jpg
こうして常にタブレットと一体的に収納しておけば、飛行機の中でSIMカードを入れ替えようとしたときに
「あっ!SIMカードはスーツケースの中だ!」
なんてなことがなくなります。

俺って頭いいなー
・・・なんて思っていたのも束の間。

あるとき、SIMカードがケースを飛び出して、ポロッと落ちてきました。
SIMカード同士が重なって出来た隙間から、別のSIMカードが飛び出してきたのでした・・・。
うーむ、これでは知らない間にどんどんSIMカードが落ちて無くなってしまう・・・。

そんなとき、Amazonで見つけた品物がこちら。

SIMカードホルダー、なるものが買物隊さんから発売中なのを見つけました。
これなら一枚一枚がしっかりと固定されているので、なくなることは無さそう。
1000円、とちょっと値が張りますが、SIMカードを失くしたときのダメージに比べれば安いものです。

早速Amazonで購入してみました。
IMAG6407.jpg
4枚のSIMを収納できるシートが4枚入り。
リリースピン2本つきです。
リリースピンとはiphoneのSIMカードを取り出すときに、小さい穴に差し込む為の棒のことです。
私はiphone使いではないので使いませんが・・・。

Micro SIMを通常SIMに変換するアダプターも2個ついてきます。
IMAG6405.jpg
アダプターのみならず、固定用のシールも4枚ずつついてきます。

早速、収納してみます。
IMAG6409.jpg
うーん、快適。
これを、タブレットのケースの間に挟み込めば、完璧です。

お財布ののカード入れ部分に入れておくという手もあります。

このように、丸い切りかきがついています。
IMAG6410.jpg
この切り欠き部分のSIMカードを押すと、スムーズにSIMカードを取り出せます。
細かいところまでよく考えられていますね。

しかし・・・。
IMAG6412.jpg
Nano SIM (上)や、Micro SIM(下)になると、利便性が落ちてしまいます・・・。
特にNano SIMは、隙間からポロッと飛び出してくることもありそうです。
あと、切り欠きよりも中に入ってしまいますので、取り出すのにちょっと苦労します。
まあ、こういうときは、付属の変換アダプタにはめこんで収納する、という手もあります。

マカオCTMのリチャージカードを一緒に収納・・・アレ?
IMAG6414.jpg
ギリギリ入りません。
カード収納部は、寸法がギリギリなので、カードによっては入らないものもあるようです。

カードの端っこを5ミリほど切ってやると、なんとかスムーズに入るようになりました。
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家だからハサミで切れるものの、旅先ではこうはいかないかもしれません。
まあでも、これはおまけ機能ですから、どうでもいいっちゃいいのですが。

標準SIMをメインに使用しているユーザーさんにとっては、スッキリと安心して収納できるケースなのでオススメです。

SIMカードは、少しでも強めに曲げ荷重を加えると、逝ってしまうことがよくあります。
(筆者も今まで4枚ぐらい壊したことがあります)
逝ってしまうと、スマホに入れても「SIMカードが入っていません」状態となり、通信不能となります。
SIMカードの会社に再発行をお願いすることができる場合もありますが、大抵は有料です。
SIMカードを出し入れするときには、カードをあまり曲げすぎないよう注意しましょう。

<ひとりごと>
最近のスマホはMicro SIMのものが増えてきているので、Micro SIM版のSIMカードケースがあるといいなあ・・・。

ドイツのプリペイドSIMカード「Blauworld」を使ってみたの編

2013/08/24
お盆休みにドイツ北部の港町ハンブルクに旅行してきました。
高緯度に位置するため、夏場でも涼しくて快適でした。
そこでドイツのプリペイドSIMカード「Blauworld」を何とか使えるようにしてきましたので、そのレポートです。

SIMカードの購入

ハンブルク中央駅の駅前に、かなり大きな家電量販店「SATURN」があります。
日本でいうところのヤマダ電機、香港でいうところのブロードウェイに相当します。
スマホ売り場の近くに、このように色々なキャリアのSIMカードのパッケージがぶら下がっています。
IMAG5648.jpg
Vodafoneの5ユーロのSIMカードがたくさんありました。
その他、blu.deなど聞いたことのない業者のものがたくさんです。
この中から、事前にwebで調査したことがあるSIMカード「Blauworld」にしてみることに決定。
Blauworldは、ドイツのE-plusというキャリアを使った通信事業者(MVNO)のSIMカードです。
諸先輩方のブログ記事によると、9.9ユーロで1ヶ月750MBのデータ通信ができるプランがあるとのこと。
SIMカードのパッケージを取って、レジに持っていきお会計します。
9ユーロでした。
フランクフルト空港の第1ターミナルの電気屋「FOTEC」でも同様なSIMカードを売っていましたが、データ通信の他に音声通話などのプランがいろいろ入って40ユーロ、とのことでした。
それに比べればかなり割安にできそうです。

パッケージはこんな感じです。
IMAG5651.jpg
パッケージを破った後に撮影したので、クシャクシャになっております・・・。

パッケージによると、10ユーロ分が含まれているもののようです。
ただし、7.5ユーロと2.5ユーロがどーのこーのと書かれています。

初期状態では7.5ユーロ分だけチャージされた状態で、初回のチャージ後に2.5ユーロが追加でチャージされる、というものでした。
ただし、これに気づいたのは日本に帰国してからで、当時は10ユーロ分が初期状態でチャージされているものと思い込んでいました・・・。

開通手続き(アクティベーション、Freischalten)

いくつか方法があるようですが、blauworldのwebにアクセスして、自分で手続きをします。
ただ、そのためにはネット接続が必要です。
ネット接続の手続きのために、ネット接続が必要というパラドックス。
ホテルで無料WiFiが使えればよいのですが、そうではないので、近所のスターバックスに入店します。
ドイツのスターバックスではほぼ無料WiFiが使えてインターネットに接続できますので。

コーヒーを飲みながら、開通作業開始。
IMAG5650.jpg
ピンボケの写真で失礼・・・。

まずは、パッケージを開封して内容物を確認します。
プラスチックの強固なパッケージを素手で破るのにかなり手間取りました。
ハサミとかあったほうがよいでしょう。

なんとかパッケージを開けると、白い封筒の中に電話番号やPIN, パスワードが書かれた紙が入っています。
これ重要。
SIMカードもこの紙に貼り付けられています。
IMAG5654msk.jpg
SIMカードのサイズは、miniと通常タイプの両用設計のものでした。
Nano SIMな方は自分でカットする必要がありそうです。

まずは、スタバの無料WiFiに接続します。
「BTOenzone」というアクセスポイントがあるので、持参してきたSIMフリーのタブレット端末をこれに接続させます。
Starbucks.jpg
特にパスワードなどは不要です。

端末のwebブラウザを起動すると、このようなサイトに接続されます。
Screenshot_2013-08-16-14-17-15.jpg
「Connect」選べば、インターネット接続可能になります。
英語なので、これはカンタン。

さて、次にblauworldのwebに行ってアクティベーション作業に移ります。
Screenshot_2013-08-16-14-33-38.jpg
英語ページに切り替えると、上記のようにアクティベーションのページの入口を発見できますので、これを選択します。

まず最初のページで、先ほどの紙に書かれている電話番号とActivation passwordを入力します。
activation.jpg
上記のように、電話番号と、アクティベーション用のパスワードの記載場所がwebページに図示されているので分かりやすいです。

つづいて、個人情報入力
下記のように、各種個人情報入力フォームが現れますので、入力します。
事前に英語のページを選択していれば、英語の入力フォームが表示されますので入力しやすいです。
Screenshot_2013-08-16-14-35-46.jpg
入力が必要な情報は以下のとおり、
・Title : Mr=男かMs=女を選択します。
・First Name : 名前
・Last Name : 名字
・Date of birth : 誕生日 例:1970年4月30日の場合は「30.04.1970」
・House number/Address line2 : ホテルの住所。address line2は空欄でもOK
・Postcode/City : ホテル所在地の郵便番号と都市名。ホテルのバウチャーなどに記載されています。
・Country : Deautschland(ドイツ)を選択
・Phone Number : 電話番号 (ホテルの番号とか適当に)
・e-mail address : フリーメールのアドレスでもOKでした。着信確認は特にありませんでした。アクティベーションしたり、チャージしたときにメールが届きます。
・Password : webで自分のアカウントにログインするためのパスワード
・Connection data : 接続状態のログをどれぐらい残すか?的な設定。「Save complete」にしておきました。

次に進むと、入力した内容の確認画面が出てきますので、「Complete」を選んでアクチベーション申し込み完了です。
だいたい30分後にアクティベーションが完了する、とのことなので、しばらく待ちます。

このあと、さらに定額料金プランをwebで申し込む必要があるので。
定額プランを選ばない場合は、おそらく従量課金になって、チャージされている金額がどんどん減っていくことになる可能性があります。

定額料金プランを選ぼうと思ったが・・・

スタバでWifiでネット接続して、いろいろ情報収集している間に30分経過。

blauworldのwebに行って、電話番号とさきほど設定したパスワードを入力してログインできました。
ログイン画面左の「Tarif-Optionen」を選ぶと、各種オプションに申し込みができます。
事前のリサーチにより、30日間750MBのデータ通信ができる「Handy-Surf-Flat 750MB, 9.9ユーロ」を選ぶ予定でした。

が、しかし・・・
webページの自分のアカウント情報によると、SIMカードには7.5ユーロ分しかチャージされていないようです。
これだと、100MBまでのプランしか申し込みできません・・・。

Handy-Surf-Flat 100 MB 30日  5,00 Euro
Handy-Surf-Flat 250 MB 30日  7,90 Euro
Handy-Surf-Flat 750 MB 30日  9,90 Euro
Handy-Surf-Flat 3 GB 30日 14,90 Euro

しょうがないなあ、というわけでスタバを後にして、リチャージカードを買いに行くことにします。

リチャージ残高確認

Webページからログインすることで、自分のSIMカードのチャージ金額が確認できるようになりました。

ただ、このままですとスタバを離れてWiFiが使えなくなると、残高を確認できなくなってしまいます。

WiFi接続がなくても、USSDコード発信で残高を確認する方法を確立しておく必要があります。
SIMカードを、持参してきたSIMフリーのタブレット端末に挿入します。
APNは、下記のものが自動で入力されましたが、未選択のままでしたので、選択した状態にしてタブレットを再起動します。APN: internet.eplus.de
username: eplus
password: ********(不明)USSDコード「*100#」にダイヤルしてみたところ、
「Bevor Sie GPRS Dienste nutzen können, bitte kostenlos die 1155 anrufen und Ihre Prepaid Karte aktivieren.」
というメッセージが帰ってくるだけで、残高を確認できません。
タブレットを再起動してもダメ。
そこで1155に電話すると、なにやらドイツ語で自動メッセージが流れました。
よく分かりませんが、この後、USSDコード「*100#」送信で残高確認できるようになりました。

リチャージカードを購入してリチャージ(Top up)する

ハンブルク中央駅の2FにあるRossmannというスーパーに、各キャリアのリチャージカードを売っていました。
SIMカードそのものは、電気屋とか携帯キャリアのショップでしか売っていない場合が多いですが、リチャージカードは町のスーパーとか色々なところで買えます。
i-Tunesのプリペイドカードとか売っているのの近くに、同じようなカードがあるので、e-plusのものをとって、レジでお金を払います。
ただし、一番安いリチャージカードで15ユーロでした。
なんだ、結局9ユーロ+15ユーロ=24ユーロかかってしまうのか・・・。
レジでお金を払うと、リチャージ用の16ケタのパスワードが書かれた紙を貰います。
タブレットから電話で「*104* 16桁番号 #」と送信してリチャージ完了。

「*100#」で残高確認して、無事に15ユーロ増えていることを確認します。リチャージ後、しばらくすると。2.5ユーロのボーナス?がリチャージされました。
今さら2.5ユーロ増えてもあまりうれしくないです・・・。

今度こそ定額プランに申し込み

再びスタバに戻るのも面倒なので、SMSで定額プランを申し込んでみました。
15ユーロチャージしたので「Handy-Surf-Flat 3GB 30日 14,90 Euro」に申し込んでみます。
方法は、”Start1030″という内容のSMSを23000に送信すればOK。
送信してしばらくすると、申し込みが成功しました、という旨と思われるドイツ語のSMSが届きます。
ようやくこれで、なんとか通信手段を確保できました。
結局のところ、9ユーロ+15ユーロ=24ユーロで、30日間3GBのデータ通信が使用可能となりました。
いろいろ試行錯誤して、開通させるのに2時間ぐらいかかってしまった・・・。
自力でアクティベーションするタイプのSIMカードではなく、T mobileとかのキャリアのショップに行って、店員さんに設定してもらうほうが楽かもしれないですね。
ただし日曜はお休みですが。
回線はe-plusですので、去年使ったT-mobileに比べるとICEなどで地方に行った場合に、2G通信になったりと電波の弱さを感じしました。
でも都市部では概ね問題なく3Gで快適に通信できました。
あと、SIMカードの有効期限についてです。
アクティベーションした直後は、有効期限は90日間。
1度リチャージした後は1年間に有効期限が延びました。
1年以内にドイツに行くことになったら、また同じSIMカードにチャージして使用できる、というわけです。
まだドイツに行くことになったら、今度は別のSIMカードを試してみたいと思います。

2015年9月にドイツ訪問したときに、別のSIMカードを使ってみました。
その時のレポートはこちらをどうぞ。
ドイツのSIMカード「Lebara」を実際に買ってみたの編

「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」を試してみた

2013/06/30
SIMフリーなスマホ・ユーザーにとって悩ましいのが、国内の通信キャリアをどこにすればよいか、ですね。
先日、今まで私が使っていたb-mobileのU300のSIMが、急に認識しなくなってしまいまして。
「SIMカードを挿入してください」状態のままになってしまい、使えなくなってしまった・・・(涙)。
再発行してもらうのもお金がかかるし面倒なので、これを機会に別のサービスを探すことにしました。

ネットでいろいろ調べた結果、下記のSIMがよさげだったので、試してみることに。

「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」 3150円
IMAG5080.jpg
ビックカメラ・ラゾーナ川崎店にて購入。

購入時、棚の在庫が残り1枚のようでしたが、売れているのかな?
レジでお会計します。
店舗ではSIMカードを売るだけで、実際の開通手続きは自分でやることになります。

パッケージの中には、SIMカード、開通手続きに使うパスワードと電話番号が書かれたSTART PASSの他、マニュアル類が入っています。
IMAG5083.jpg
上の写真は、SIMカードを切り取った後の写真です。

とりあえずSIMカードを切り取って、SIMフリースマホ(DocomoのはSIMロックをはずさなくてもOK)に入れてAPN設定をしてみます。

APN : iijmio.jp
ユーザ名 : mio@iij
パスワード : iij
認証タイプ : CHAPまたはPAP

すると、IIJmioの開通手続きのサイトのみアクセスできる状態になります。そのままスマホを使って手続きすることもできますが、この状態ですとメールの送受信ができません。
開通手続きの中に、メールアドレス登録があり、そのときに確認用のメールを受信できる必要があるため、別途WiFi(インターネット)接続が必要になります。
家のPCとかで手続きするでも可です。あともちろんクレジットカードが必要になります。(料金は自動引き落とし)。

「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」
https://www.iijmio.jp/bicsim/

「増量先取り!ご愛顧感謝キャンペーン」
https://www.iijmio.jp/info/iij/20130426-2.html

上記の2つのサイトの情報をまとめると、(2013年6月当時の)最新の料金体系は以下のとおり。

ミニマムスタートプラン 月額945円
・バンドルクーポン500MB(LTE通信できるデータ量)
・クーポンを使い切った後は最大200kbps

ライトスタートプラン月額 1,974円 (2013/10~1596円に値下げ)
・バンドルクーポン2GB(LTE通信できるデータ量)
・クーポンを使い切った後は最大200kbps

ファミリーシェアプラン 月額2,940円 (2013/10~2688円に値下げ)
・バンドルクーポン2GB(LTE通信できるデータ量)
・クーポンを使い切った後は最大200kbps
・SIMカード3枚

b-monbile U300は、6ヶ月で14900円 (1ヶ月2483円)で、上限300kbpsでしたので、ライトスタートプランだと少しお安い上に、1ヶ月に2GBもLTEで通信できてしまうことになります。

なおかつ、使い切れず余った容量は1ヶ月間だけ次の月に繰り越せるという親切サービスです。
2GBもあれば、私にとっては十分ですので、この「ライトスタートプラン」を選択しました。

手続きをすませると、すぐに使えるようになりました。
外出先でも家のWiFiなみに高速に通信できるようなって快適です。

なお、クーポン(=LTEで通信できる容量)の残量確認などのメンテナンスは下記のサイトからできます。
https://www.iijmio.jp/service/setup/hdd/
Android/iphoneアプリ「みおぽん」でも確認できますが、webのほうが確認できる項目が多いです。

今回、私は6/29に開通手続きをしたので、バンドルクーポンは日割りされて、2GB / 30 x 2=130MB からのスタートでした。

あと、「クーポンのON/OFF」をwebやiphone/Androidアプリで設定変更することができます。
これは、クーポンを使ってLTEで通信するか、使用せずに200kbps通信するかを切り替える機能です。
たとえばアプリをダウンロードするときとか、重たいサイトを見るときだけクーポンをONにして、節約する、といった使い方もできます。

さらに、この「BIC SIM」の場合は、公衆無線LAN「Wi2 300」が、本来は月々380円かかるのが、無料で使えるという特典つきです。
http://300.wi2.co.jp/
上記のwebサイトから、SIMカード台紙に記載されている電話番号とICCIDを登録すれば、Wii2のIDが発行されます。
(詳細は同梱の説明書を参照のこと)
IDとパスワードを発行すれば、IIJmioのSIMカードを装着していない別の端末でも、Wi2の無線LANが使えました。

結構たくさんアクセスポイントがあるのと、羽田空港から発着する多くのリムジンバスの車内でも使えるので、旅行者にとってもウレシイ特典です。
ただ、月々2GBのコースだったら、こまめにWiFiに切り替えて節約しなくてもよいかも・・・です。
しばらくこのSIMカードを使い続けてみたいと思います。

購入1ヶ月半後の使用感のレポートはこちらの記事をどうぞ。

わざわざビックカメラの店舗まで出向かなくても、Amazonや楽天でも購入できます。
ご購入の際には、SIMカードの大きさ(標準、マイクロ、ナノの3種類あり)にご注意ください。

■ Amazon
Amazonで「BIC SIM」を検索

■楽天市場
楽天市場を「BIC SIM」で検索

海外でもスマホでデータ通信する方法

2013/04/01作成
海外でもスマホでデータ通信する方法についてです。
いろいろな方法がありますが、大きく分けて以下の4つの方法があります。

(1) 日本で契約しているスマホをそのまま海外で使う
(2) 日本で契約しているスマホ+海外用モバイルWiFiをレンタル
(3) SIMフリーのスマホを海外で使う
(4) 海外の無料WiFiのみでしのぐ

(1)はいわゆる「国際ローミング」と言われているサービスを利用することになります。
設定がカンタンなのと、日本で使っているスマホをそのまま海外で使えるので、一番初心者向けな方法と言えるでしょう。
しかし、お値段は1日最大2980円(2013/04現在)と、一番割高になってしまいます。
契約しているキャリアによっては、特定の国でしか利用できなかったりしますので、渡航先で使えるかどうかは事前に確認しておく必要があります。

(2)は、空港などで別途「モバイルルーター」とか「モバイルWiFiアクセスポイント(以下モバイルWiFi)」と呼ばれる小さな機械をレンタルする方法です。
モバイルWiFiとは、海外の携帯の電波を受信して、さらにスマホ用にWiFiの電波を出してくれる、持ち運び可能な中継器のようなものです。
スマホにWiFiと接続するときと同じような設定をするだけで、海外のインターネットに接続できてしまいます。
最近は、場合によっては1日680円で使い放題、とお安いものが出てきました。(イモトのWiFiなど)
また、1台のモバイルWiFiに対して複数台のスマホを接続できるので、旅行仲間と1台をシェアすればさらに割安になります。
しかし、
・モバイルWiFiそのものもバッテリーで動作しているので、電池切れしないかを気にする必要がある
・スマホとは別にモバイルWiFiを持ち歩かなくてはならない
・レンタルなので、帰国後返却する必要があり面倒
といったような弱点があります。

(3)は、やや上級者向けになります。
まず
・SIMフリーなスマホを購入
して、さらに
・現地のSIMカードを購入して使う
という方法です。
SIMフリーって何?というような方は、(1)か(2)の方法をオススメします。
SIMフリーなスマホを海外通販などで購入するのにお金がかかりますが、うまくいけば海外の割安な通信料で使えるため、一日あたりの通信料を安く抑えることができます。
たとえば香港ですと、1日28香港ドル(300円ぐらい)で3G回線が使い放題、といったおトクなSIMカードがあります。
頻繁に特定の国に出かける方や、長期間海外に滞在する人向けでしょうかね。
一日あたりの料金が安くできる反面
・国によってSIMカードの購入場所、使い方、料金プランなどを調査しなければならない
・初期設定するのに現地の言語の説明を解読しなければならない場合があり
・国によっては、外国人向けのSIMカードがない場合もある
などと、テクニカルな面でいろいろと敷居が高いのが難点です。

(4)は一番安上がりな方法です。
最近は海外でも無料WiFiアクセスポイントが増えてきましたし、ホテルでも無料WiFiが使えるところがありますね。
ただし弱点としては
・限られた場所(ホテルのみ、とか)でしか使えない
・現地の言葉で書かれた説明のwebページを理解して操作しなければならない場合がある
・ホテルのWiFiの場合、うまくつながらない場合や、通信速度がやたら遅い場合がある
と言ったところでしょうか。
以上、ざっくりとした説明になりましたが、今後(1)から(4)の各方法について、できるだけ分かり易く説明していきたいと思います。