オカムラの新型オフィスチェア「フルーエント」購入体験記・購入して1週間の編

2017/04/17
前回までの記事はこちら。
オカムラの新型オフィスチェア「フルーエント」購入体験記・品定め編
オカムラの新型オフィスチェア「フルーエント」購入体験記・購入&搬入編

オカムラの新型オフィスチェア「フルーエント」を購入して、1週間が経ちました。
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いや~、実に快適な椅子なので、かなり満足しております。

本記事では、椅子の仕様詳細と1週間使ってみての使用感についてレポートしてみたいと思います。

今回購入した「フルーエント」の仕様は・・・

  • ハイバック
  • ホワイトフレーム
  • 可動肘
  • ハンガー付き
  • ライトグレー
  • Amazonで73630円で購入

となっております。
「フルーエント」の場合、背もたれは「メッシュ」、座面は「クッション」のみで選択はできません。

まずは座面。
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この座面の柔らかさと背もたれのカーブ具合が絶妙です(ラウンドフィットバック)。
腰のあたりが、やんわりと包み込まれるような感じ。
個人的には、もっとお高い「コンテッサ」にも引けをとらない座り心地と感じたのが、この「フルーエント」を選んだ決め手でもあります。
座った時に、椅子のシリンダーがやや沈み込むとともに、座面も柔らかく凹んで(ブリッジベンディングシェル)衝撃を和らげてくれます。
この「座った時の衝撃の少なさ」も、かなり心地よいです。
椅子を買って以来、寝る時間以外は、ほとんど椅子に座ってニヤニヤしています。
(そのうち慣れると飽きてくるかもしれませんが)

座面の下に潜り込んで、正面から見てみます。
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椅子そのものを支えている基本構造は、グレーに塗装された金属のフレームで出来ています。
金属の構造物なので重いですが、かなり頑丈に出来ています。
「JOIFA 標準使用時間 8年」と書かれたシールが貼ってありました。
長持ちするといいなあ。

座って左手の下にある大きなレバーは、座面の高さ調整。
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座ったままの状態で手が届くところにあります。
大きなレバーなので、分かり易いです。
椅子から腰を浮かせた状態で、このレバーを上に引っ張ると、座面が上に上がります。
レバーを上に引っ張りながら、座面に体重をかけると座面が下に下がります。
お好みの高さになったところでレバーから手を放すと、その位置で固定されるという仕組みです。
座面の上下は、非常にスムーズで動作音が少なく、高級な感じがします。

あと、高さ調整レバーの上のほうの座面近くにあるレバーは、座面の前後位置の調整するためのもの。
同じレバーが反対側にもついていて、両方を押しながら座面を前後に動かすことができます。
ただ、これも固いので、座りながら調整するのはムリです。
立った状態で、膝などで椅子が動かないように支えつつ、両手でレバーを引きながら、座面を前後させる感じです。
このあたりの操作性はイマイチではありますが、そんなに頻繁に使う機能ではないので、実用上はあまり気になりません。

座って右手の下の部分。
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左の白いレバーは、リクライニングを固定するか、可動にするかの切り替えレバー。
やや固く「カチンッ!」と大きな音がします。
この点は、ショールームで試座したときも気になった点です。
私の場合、そんなに頻繁にリクライニングを切り替えないので、こちらも実用上はそんなに気になっておりません。

右の丸いツマミのようなものは、リクライニングのときの反発力の調整に使います。
背もたれを「可動」にした場合、こいつを右にグリグリまわせばまわすほど、背もたれが後ろに倒れにくくなります。
私の場合、一番右に回して一番固い状態にして使っています。
PC作業時は、背もたれを背中にしっかりとフィットさせて支えておき、作業に疲れたときには後ろにしっかりと倒れ込んで、テレビを見る、といった感じです。
このあたりは、個人のお好みで調整するのがよいでしょう。

続いて「可動肘」
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アームレストの下にボタンがあり、こいつを押すと、上下に高さをスーっと変えられます。
「バロン」のように、カチカチと音がしたりはしません。
好みの高さの場所でボタンを離すと、その最寄りのポイントで高さが固定されます。
この高さ調整も、スムーズで快適です。

しかもこの肘置き、結構な高さまで上げられます。
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座面を一番高くして、肘置きを一番高い位置まで上げると、床面から76センチぐらいの高さまで上がります。
これぐらい高さがあると、マウスやキーボードを打つときに肘を支えることができてラクです。
オカムラのショールームで試座して、気に入った場合は「可動肘」オプションを追加するのがよいと思います。

可動肘を下げると・・・。
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このように、椅子を机の下に収納できます。
奥行き56センチのデスクですが、余裕で座面をフルで収納できました。
可動肘の下げ具合が足りない場合は、机の支柱に引っかかったりしますので、注意しましょう。

 

賛否両論が分かれるハンガー。
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私の場合は、いつも上着を部屋のどこかに脱ぎ散らかしていたので、コレがあると便利です。

こんなように、上方向に伸ばすこともできます。
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コードなどの丈が長い上着をかけるときは、こうやって伸ばして使いましょう。
あと、リクライニングしたときに頭を乗せてヘッドレストがわりに使う、という裏技も一応可能です。
固くて痛いので、あまりオススメしませんが。

背中の部分にこんなような説明書がついてました。
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上述したような、各種レバーの操作方法や、お手入れの仕方などが載っていますので、一度は目を通しておきましょう。

というわけで、オカムラのオフィスチェア「フルーエント」の各部・機能のご紹介でした。
購入して1週間が経過しましたが、座面の高さやリクライニングの固さを色々変えて、一番フィットするのがどこかを色々試行錯誤しています。
座椅子を使っていた頃に比べると、腰の負担が段違いに軽減されて、快適に自宅でブログ執筆ができるようになりました。
おかげで、カフェやコワーキング・スペースに通う回数も減らせそうです。
長時間PC作業をされる方のご参考になればと思います。

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ハンガーなし・ハイバック・ホワイトフレーム
オカムラ オフィスチェア フルーエント 可動肘 ハイバック ライトグレー CB85WR-FKA3

ハンガー付き・ハイバック・ホワイトフレーム
オカムラ オフィスチェア フルーエント 可動肘 ハイバック ライトグレー CB86WR-FKA3

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