Cheeroの新型13400mAhモバイルバッテリー「Power Plus3」を開封するの編

2014/12/15
cheeroの新型13400mAhモバイルバッテリー「Power Plus3 (CHE-059)」が届きましたので、まずは開封の編からお届けします。

Amazonで購入したのは、12/12(金)の夕方6時半ごろで、コンビニ受け取りにしておきました。
そのコンビニに到着したのが、12/14(日)のお昼ごろ。
土日であるにも関わらず、中1日で届きました。早っ。

内容物は最低限のものだけ

まずは、箱から。
CheeroPowerPlus3-015_R
小さくて、シンプルな箱に入ってきました。
お店に置くわけではないので、お客さんの目を引くためのカラー印刷の必要もなく、お安く仕上がっています。

フタをオープン。
CheeroPowerPlus3-016_R
上のフタの裏には、「パッケージや付属品をできるだけシンプルにし「手に取りやすい価格」にこだわりました」とのこと。
なーるほどー。

内容物は、3点のみ。
CheeroPowerPlus3-017_R
左から、マイクロUSBケーブル、バッテリー本体、説明書。

あれ?
AC-USBアダプターは入っていないのね・・・。
取説を確認してみます。
CheeroPowerPlus3-003_R
バッテリ本体を充電するには、別途USB-AC充電アダプタが必要な様子。
なんということでしょう。

しかも、
「USBアダプタは出力2A以上のものをご使用ください」
「2A未満のアダプタでは本体充電ができない恐れがあります」
とあります。
少し前の一般的なスマホ用のUSBアダプタは1Aまでのものが多く、2Aの出力に対応していないものが多いので注意が必要です。

ちなみにこれは、5年ぐらい前に私が買った古いAC-USB充電アダプタ。
Haneda-2014-12142-005_R
アダプタ本体の表示をよーく見ると、スペックが記載されています。

小さい字で何か書いてあります。
Haneda-2014-12142-006_R
上の写真の「出力:DC5V 500mA」の部分に注目。
ちなみに、「500mA」=0.5Aですので、コイツはNGです。
「DC5V」については、現状のUSB充電器はすべてDC5V出力ですので特に気にする必要はありません。
あと、「入力」とはACコンセント側のことです(日本なら100V)ので、これも日本で使うだけなら特に気にしなくてOK。

1A以下の出力のものしかない場合は、このバッテリ本体の充電ができないか、充電できてもかなり時間がかかるものと思われます。
(「充電時間・8時間」は2Aで充電した場合の時間とのことなので、1Aだとその倍の16時間ぐらいかかる?)

あと、iphoneやipadなど、スマホ側がマイクロUSBコネクタでない場合は、スマホに充電するときに別途ケーブルが必要です。
こちらのほうは、スマホに付属していたケーブルを使えばよいかと思います。

大きさと重さについて

iphone3GSと大きさを比較。
CheeroPowerPlus3-010_R
長さは短いものの、幅は広いです。

iphone3GSと厚さを比較。
CheeroPowerPlus3-011_R
かなり分厚いです。

Galaxy Note3と大きさ比較。
Haneda-2014-12142-004_R
幅は同じぐらいで、長さは2/3ぐらいで短いです。

でも厚さは、Galaxy Note3のほうが圧倒的に薄いです。
Haneda-2014-12142-001_R
持ってみた感じの重さも、Galaxy Note3のほうが圧倒的に軽いです。
Power Plus3の245グラムに対して、Galaxy Note3は168グラム。
80グラムの差は結構体感できます。

以前に購入した、ソニーの10000mAバッテリ「CP-F10LSAVP」と大きさを比較
Haneda-2014-12142-002_R
幅は広いものの、長さは短い。

厚さは、ソニーのほうがやや薄いです。
Haneda-2014-12142-003_R
薄いデザインのほうが、スマホと重ねてポケットにも入れられて便利な気がします。
(USBケーブルの取り回しが問題ですが)
手で感じる重さはほとんど同じです。
SONY:260g, Power Plus3:245g

まあ、大きさは写真から想像していたとおりの大きさでしょうか。
重さは245グラムの軽量とはいえ、体積が小さい分、手に持ってみるとずっしりと重みを感じます。
でも鞄の中に入れて運ぶ分には全く苦になりません。

本体ボタン、コネクタ、LEDについて

本体の側面に、電源ボタンとコネクタ類が並んでいます。
CheeroPowerPlus3-014_R
左から順に・・・
・電源ボタン
・「5V2.4A」出力のUSBコネクタ
・「IN」と書かれたバッテリ本体充電用のマイクロUSBコネクタ
・「5V1A」出力のUSBコネクタ
が並んでいます。

電源ボタンは、スマホへの充電を開始するときと、本体バッテリの残量を確認するときに押します。
買ったばかりの状態で、電源ボタンを押してみると・・・。
CheeroPowerPlus3-009_R
4つある白LEDのうち、3つが点灯しました。
白色なのが、ちょっとカッコイイです。
出荷状態でも、ある程度充電された状態のようです。
(個体によって、初期状態の残量は異なると思われます)

まずは付属のケーブルを使って、本体のマイクロUSB端子と手持ちのUSBアダプタを接続して、バッテリ本体の充電開始。
CheeroPowerPlus3-008_R
充電中は、白LEDのうちの一つが点滅します。
4つのLEDがすべて点灯した状態になれば、フル充電完了とのこと。
あと、取説によると「バッテリ本体を充電しながらの他機器への充電はお控えください」とのことです。

実際に充電してみた

まずはcheeroバッテリ本体をフル充電します。
次に、バッテリ切れ状態になったGalaxy Note3を何回充電できるかを試してみたところ、結果は「3回」でした。
ちょうど3回フル充電完了したところで、cheero本体のバッテリが空になった感じです。
Galaxy Note3のバッテリ容量は3200mAhなので、今回の実験では正味3200mA x 3 = 9600mAhだったということになります。
スペック値は13400mAhなので、スペック値の比率は約70%。
まあ、色々な損失がありますので、ほぼスペック通りの実力だと思います。

ご購入・口コミはこちら。(「cheero mart」が正規の販売元ですのでご注意ください

海外に持っていくなら、世界各国のACプラグ変換アダプタ付きのこのUSB充電器も一緒に買うと便利かも。

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最新製品情報や期間限定セールの情報があることも

cheeroの新型モバイルバッテリー「Cheero Power Plus 3」をやっと購入できたの編

2014/12/12
久々にモバイルバッテリー・ネタを。
以前から目をつけていたCheero(ちーろ)社の新型のモバイルバッテリー「Cheero Power Plus3 (CHE-059)」が、売り切れ続出の大人気となっている模様です。
初期ロットは12/6の午前10時からAmazonで発売が開始されたものの、約12000台が約6時間で売り切れたとのこと。
今日(12/12)の夕方6時半ごろ、Cheero社のFacebookページにて、8000台の再販開始の情報を発見し、私も速攻で購入してしまいました。
で、夜10時現在、もう売り切れてしまったようです・・・。

このバッテリーの魅力は何かというと、「軽いのに大容量」の一言に尽きます。
245グラムで、13400mAhもの大容量。
公式サイトによると、iPhone5Sを約5回も充電できるのだとか。

私が去年の5月に購入した、ソニーのモバイルバッテリー「CP-F10LSAVP」は、260グラムで10000mAhでした。
それよりも15グラム軽いにも関わらず、電流容量が1.3倍も増えていることになります。

通常は、バッテリーの電流容量を1.3倍にすると、重さも1.3倍になってしまいます。
しかし、このCheeroの新型は、パナソニックの新世代のリチウムイオンバッテリーセルを採用しているとのことで、単位重さあたりの電流容量がアップしているとのこと。

バッテリーセルは日本製なので安全面も安心です。

でも、お高いんでしょう?
いえいえ奥様。
発売開始時のキャンペーン価格ということで、2780円でゲットできました。
安っ!
去年の5月に買ったソニーの10000mAhは当時8980円でしたので、たった1年で随分とお安くなったものです。
販売経路をAmazonのみに絞っていることから、諸経費を安く抑えられているのだとか。
残念ながら、次回の販売からは通常価格の3500円前後になるとのことですが、それでもかなりお買い得だと思います。

最近のスマホは、どんどん高性能・多機能になって便利になってきてはいるものの、バッテリーが無くなってしまっては、途端にただの鉄グズと化してしまいます。
特に海外旅行時は、移動時など長い間充電できない場合が多いです。
その一方で、Google Mapを見たり、写真を撮影したりで、普段より激しくバッテリーを消費してしまいます。
もはやモバイルバッテリーは海外旅行時の必需品となりつつありますね。

実物が入手出来次第、使用感などをレポートしたいと思います。
ご購入はこちら。(「cheero mart」が正規の販売元ですのでご注意ください

シンガポールのSIMカード・M1の「M CARD」を使って日本でローミングに失敗するの編

2014/12/02
シンガポールのキャリア「M1」のプリペイドSIMカードこと「M CARD」について。
現地で快適に使えたこのSIMカードを、日本で使えるかどうか試してみました。
が、残念ながら失敗・・・。
一応、何をやってどう失敗したかを記録しておきます。
原因や解決策は分からぬままなので、あまり参考にならないかもしれませんが・・・。

日本にてこの「M CARD」をSIMフリースマホに装着し、ソフトバンクの電波を掴んだところ、このようなSMSが届きました。
M1_roaming_softbank
1日15シンガポールドル(SGD)で、無制限にデータ通信(ローミング)できるとのこと。
日本だと割高なので、あえてローミングするメリットはありませんが、シンガポール以外の海外に出かけたときに使えそうです。
現地のSIMを購入するよりは高くつくものの、日本のキャリアでローミングすると1日3000円近くかかりますので、それよりはお安く済みます。
国によっては簡単にSIMが買えなかったり、その国のSIMの情報を集める暇がなかったりすることもありますので、少々高くても応急処置的に通信手段を確保できると安心です。
そこで、予行演習を兼ねて、このシンガポールの「M CARD」を使って、日本でローミングできるかどうかを試してみることにしました。

何も設定しないで、データローミングをONにしてみる

まずは、「#100*2*1#」に電話して、Mカードの残高を確認。
M1_zandaka
前回の記事でオンラインチャージに成功したおかげで、アカウントには現在21.5 SGDがチャージされている状態からスタートします。

まずはこの状態のまま、Androidの「設定」→「その他ネットワーク」→「モバイルネットワーク」と進み、「データローミング」にチェックを入れてみます。
・・・が、webブラウザを開いても、「接続できません」的なメッセージが出るのみで、通信できず。
端末を再起動させてみても、ダメでした。

次の一手に着手

うーん、やはり何か申し込み手続きをしなければならないのか、ということで、M1の公式ページを探索してみたところ、以下のようなwebページを発見しました。

$15 Unlimited Data Roaming

「How to Subscribe?」の項目に、「*123#」にダイヤルする、と書かれていました。
早速試してみます。が、しかし。
M1_Roamimg_try1
コマンドが受理されず、です。
このコマンドは、シンガポール在住の加入者向けのもので、プリペイドなSIMでは使えないということだろうか。

同じく「How to Subscribe?」の項目に書かれていた「SMS Data <Date of Birth DDMMYYYY> to 5555」も試してみましたが、「5555」にSMSを発信できないよー、とエラーになってしまい、受理されずでした。
うーむ、この方法もダメか・・・。

次の一手で残高がゼロになって終了

で、次に見つけたのが、こちらのページ。

Prepaid Roaming Guide

このページの下の方にある記載によると、

Data Roaming has to be activated for customers to use Data.
To activate, dial #100*8*1#

とあるので、「#100*8*1#」にダイヤルしてみます。
M1_Roaming_Try2
3.の「Enable Data roaming」を選択します。
今思うと、これが破滅への入口でした。

すると、このような確認メッセージが。
M1_Roaming_Try2-2
要約すると、このままデータローミングした場合・・・

  • 最低でも8SGDチャージされている必要があります。
  • 10KBあたり0.32SGD課金されます。

それでも、いいですか?とのこと。
あら、定額制ではなくて、従量課金?と少し変な感じがしましたが、そのまま「1.Confirm」を選択。

しばらくすると、以下のようなSMSが届きました。
M1_Roamimg_Try2-3
データローミングが有効(Enable)になったとのこと。
よっしゃ、と喜び勇んでAndroidの「設定」→「その他ネットワーク」→「モバイルネットワーク」と進み、「データローミング」をONにしてみます。

webブラウザを開いて、Googleのページを表示させてみました。
スマホの画面の一番上に3Gにつながって通信している様子を示すアイコンが表示されました。
よしよし、繋がったか、さすが俺・・・と思ったのも束の間。
すぐに通信が止まって、webページは表示されず。
あれ?おかしいな?

「#100*2*1#」に電話して、チャージ残高を確認してみます。
すると、悪夢のメッセージが・・・。
M1_Roamiing_out
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

さっきまで21.5 SGDあった残高が、あっという間にほぼゼロに(泣)。
ひ、ひどい・・・。
親父にも殴られたことないのに。

おそらく15SGD(or 18SGD)でキャップされず、0.32 SGD/10KBのペースで青天井で課金されてしまったものと思われます。
この方法だと、定額通信にならないんですね・・・。

たった665KBの通信で、21.3 SGDを一瞬で消費してしまったということか・・・。
ローミングをONにする前に、Docomoではなく、Softbankに接続していることは何度も確認したのですがね。
お金がモッタイナイので、良い子の皆さんはマネしないようにしましょう。

チャージ残高がゼロになってしまったので、今回のトライはこれで終了。
SIMカードの期限が切れる来年の2月になったら、再度オンラインチャージして延命させつつ、別のローミング手段が思いつけば、何かトライしてみるかも、です・・・。