ドイツのSIMカード「Lebara」を実際に買ってみたの編

2015/09/29
シルバーウィークを利用してドイツへと行ってきました。
ドイツ・フランクフルトの現地プリペイドSIMカード情報をお届けします。
諸先輩方の情報を元に無事にSIMカードをゲットでき、快適なドイツ滞在となりました。
概要は下記の通り。

  • フランクフルト中央駅南側の24時間営業の売店にて購入に成功
  • その場でアクティベーションと定額プラン申し込みまでやってくれた
  • 1GB/30日の定額プランで総額11ユーロだった

なお、ドイツに限らずSIMカードに関する情報は変化が激しいですので、情報の鮮度にはご注意ください。

フランクフルト国際空港の割高なSIMカードはスルー

フランクフルト国際空港に到着後のバゲージクレーム(預け荷物引き渡し所)を抜けた後の到着フロアに、キャリアのお店がいくつかあります。
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カウンターにいる怖そうな兄ちゃんに、恐る恐るカタコトの英語で話しかけてみます。

私 「Can I have prepaid SIM card ?(プリペイドSIMカードあります)」
兄 「Yes」
私 「How much ?」
兄 「40 Euro(約6000円)」
私 「Do you have cheaper one ?(もっと安いのないの?)
兄 「No」
私 「ByeBye(さようなら)」

以前にドイツに訪問した時と同様、40ユーロとのこと。
事前の調査によりフランクフルト市内なら10ユーロ前後で買えることを知っているので、ここはスルーします。
なにかと不便なので、空港でも普通の価格で買えるようになってほしいものです・・・。

フランクフルト中央駅前の売店でSIMカードを購入

到着日の夜10時ごろ。
諸先輩方のありがたい情報を元に、フランクフルト中央駅の南側、エクセルシオール・ホテルとモノポールホテルの間にある24時間営業の売店にて、今回の旅行で使うSIMカードを購入しました。
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フランクフルトにはセブンイレブンなどのような24時間営業のコンビニがありません(2015/09現在)。
なので、深夜の時間帯はこんなような地元系の商店が幅を利かせています。
このようなお店では、「Lebara」とか「Lyca mobile」といったブランドのロゴが店頭に表示されていて、SIMカードを購入できる場合が多いです。

店内に入ると、レジカウンターの上に「Lebara」というキャリアのSIMカードのチラシを発見。
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定額データ通信プラン(Internet Pakete)の説明書きがあります。
2015/09/20当時の料金プランは以下のとおり。

  1. 1GB/30日で9.99ユーロ
  2. 3GB/30日で14.99ユーロ

今回の私の場合は、1週間の滞在で1GBもあれば十分なので、1のプランで行くことにします。
おそるおそる、怖そうなラテン系の店員の兄ちゃんに聞いてみます。

私 「キャナイハブ・プリペイドSIMカード?」
兄 「OK、What size(SIMカードのサイズは?)」
私 「マイクロ・サイズ(Micro SIMで)」
兄 「OK, which plan? (どのプランにする?)」
私 「I’d like to use this 1GB plan(この1GBのプランで)」
兄 「OK, ワン・ゲーベー(1GBのことと思われる)11ユーロ、OK?」
私 「OK」

定額プランそのものは9.99ユーロなのに、何故11ユーロなのかは謎。
兄ちゃんは、どこからともなくLebaraのSIMカードのパッケージを持ってきました。
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パッケージ本体には定額プランの説明は書かれていません。

中のSIMカードには、標準サイズ・マイクロサイズ・ナノサイズのどれにもなるように切り込みが入っています。
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マイクロサイズになるように用心深くSIMカードを手で切り取ります。

一応、マニュアルも付属しています。
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英語を含む6か国語の説明があるものの、チャージの仕方とか残高確認など最低限の内容のみの説明です。

アクティベーションと定額プラン申し込みまで店員さんがやってくれた

取り出したSIMを手持ちのSIMフリースマホにセットして、スマホを起動させます。
兄ちゃんは素早く「モバイルデータ通信」の設定をOFFにしました。
おそらくはSIMカード購入直後は従量課金になっており、スマホが勝手にデータ通信することでチャージ金額が目減りするのを防ぐためと思われます。

それと並行して別の店員さんが、端末に向かってなにやら操作しています。
私の購入するSIMカードの電話番号に対して定額プランの申し込みを行っている様子。
(ちなみに自分で申し込む場合は、公式サイトの情報によると「DATA1000」を「55255」にSMSで送ればよいらしいですが未検証)

ほどなくして、スマホにSMSが送られてきました。
SMSには、インターネット1GB定額プラン申し込みでよいか?みたいなことが書かれている様子。
兄ちゃんは、文字入力を英語にしてくれ、といってきたので、切りかえてあげると「ja」(ドイツ語でYesの意味)とSMSで返信しました。
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これで開通作業は終了。

スマホのモバイルデータ通信設定をONにして、少し待つとキャリアの電波を掴んだ模様です。
最後にインターネットのwebページが見れることを確認して、11ユーロを支払って終了です。
プランそのものは1GB/30日で9.99ユーロなのに、なぜ11ユーロなのかは謎のまま。
作業時間は約5分程度でした。

SIMカードの主な使い方とAPN設定

  • 残高確認 : *141#
  • チャージ(Top Up) : *131*(16桁の数字)#
  • APN : internet.t-d1.de
  • Webページ : lebara.de (英語ページもあり)

感想など

お店の人がアクティベーションのみならず、定額プランの申し込みまでやってくれたので楽ちんでした。
自力で開通させようとすると、webページの言葉がわからなかったりして難儀するのでこれは助かりました。

T-mobileなどの正規のキャリアショップでもSIMカードを売っていますが、日曜はお休みだったり、朝10時から夜9時までしかやってなかったりして、買いたいときにお店が開いていないことがしばしばあります。

Saturnなどのドイツの家電量販店なら日曜でも買えますが、自力で開通させるのがメンドウです。
そんな中、このお店なら24時間営業だし、お店の人が開通作業もやってくれるので非常に便利だと思いました。
ともあれ、諸先輩方の情報に感謝です。