2016/09/22時点の情報です
シルバーウィークを利用して、4度目のインドネシア・ジャカルタを訪問してきました。
その時のジャカルタ・スカルノハッタ国際空港第2ターミナル到着時のSIMカード調達レポートです。
今回のまとめ
- 税関前にあったSIMカード売り場(CELLULER KING SHOP)は工事中で閉店中だった。
- 5:20PM頃、税関を抜けた後の「QUEEN CELLUER)は営業していたので、そこで購入。
- 2GB/30日定額プランで、SIMカード代も併せて総額21万ルピア(約2100円)で、お値段は前回(2015/12)と変わらず
でした。
あと、お約束のご注意ですが
- 現地SIMカードを使うにはSIMフリーのスマホが必要です。
- ジャカルタ空港のSIMカード事情は、時々刻々と変化しますので、情報はすぐに古くなります。現地SIMカードのご利用は自己責任で。
税関を抜けた後のお店で初購入
成田空港10:50AM発の日本航空JL725便でジャカルタ空港・第2ターミナルに到着したのは、現地時間の午後5時ごろでした。
イミグレを抜けて、税関の前(ターンテーブルの前)にある「CELLULER KING SHOP」は工事中でお休みでした。
あらら。
今までここでSIMカードを購入していたのに・・・。
でも買えないものは仕方がないので、荷物をピックアップ後、税関を抜けて到着ロビーへ。
確か到着ロビーにも、SIMカード売り場があったはず・・・。
あった!しかも営業中。
到着ロビーにあるお店は「QUEEN CELLULAR」というお店。
税関前にあるのは「KING」で、税関後の到着ロビーにあるのは「QUEEN」。
写真が暗いのは、撮影テクニックの問題で、実際はもっと明るいロビー内にあります。
税関後の到着ロビーにある「QUEEN」のほうが、ジャカルタ空港でインドネシア・ルピア(IDR)に両替してから購入できるので、便利です。
(「KING」でSIMを買うには、レートの悪い成田空港で日本円をIDRに両替しなければなりませぬので)
今回は、こちらの「QUEEN SHOP」にてSIMカードを買うことにします。
sim PATIの2GB定額プランで21万ルピアだった
では、前回(2015/12)と同じく、Telekomsel社のプリペイドSIMカード「sim PATI」を購入してみます。
店員さんは、少年とヒジャブ姿の若い女性など3名ほどいました。
私 「ハロー」
店員の少年 「ハロー?」
私 「シムパチ、2ギガバイト、マイクロサイズ、プリーズ」
店員の少年 「トータル、ツーハンドレット・テンサウザント・ルピア(全部で21万ルピアです)」
カタコトの英語で説明を聞いたところによると、
- SIMカード本体は6万ルピア
- 2GBのリチャージ金額が15万ルピア
とのこと。
特にリチャージ金額が空港価格でお高いと思われます。
街中ならもっとお安いはず。
でも昨今の円高のお陰で、1万円→120万ルピアですので、日本円換算だと21万ルピア=1750円。
1万円→100万ルピアだった前回(2015/12)よりはおトクになっています。
で、空港で買うかどうするか。
- 空港から街中のホテルへ向かうタクシーは、渋滞にハマって1時間ぐらいかかることは必定
- その間、タクシーの中でネットに繋いで色々調べものなどしたい
- ホテル到着は7:00PMを過ぎるので、そこから地元系SIMカード売り場を探すのはしんどい(閉店している可能性あり)
等の理由から、前回と同様、素直にここで購入することにします・・・。
こちらが今回購入したsimPATIのパッケージ。
デザインはコロコロ変わる模様ですが、基本は「赤い」です。
今回は「4G」の文字が登場しました。
インドネシアでも4G(LTE)の高速通信網が使えるようになったんですねえ。
裏面には・・・。
標準サイズの変換アダプタがセロテープで貼り付けられています。
標準サイズのSIMカードのスマホは最近少ないので、使うことはほとんどないでしょう。
ちなみにパッケージ内部には、小さな字のインドネシア語で何やら書かれていますが、何のことやら分からず・・・。
セッティングは店員さんがやってくれます
ここから先は、前回(2015/12)と同様の展開です。
店員の少年は、やおら机の下から新品のSIMカードのパッケージを取り出します。
SIMカードを入れたいスマホ(Galaxy Note3)を見せると、店員さんもSIMカードのサイズは「Micro」であることを悟った様子。
国産スマホのような、世界的にマイナーな機種をお持ちの方は、ここでSIMカードのサイズを訊かれる可能性が高いですので、事前に調べておきましょう。
パッケージを開封し、店員さんのケータイにSIMを入れて開通手続きを行います。
開通済のSIMカードを手渡されますので、電源をOFFした自分のスマホに自分でSIMカードをセットします。
事前に日本のSIMカードを抜いておくと、何かとスムーズです。
SIMを入れた後に、スマホを起動させると、無事にSIMカードを認識し4Gの電波を掴みました。
Galaxy Note3(香港版)の場合は、APNの設定も自動で行われたようです。
日本のwebサイトを表示できるのを確認したら、お金を支払って終了。
特にパスポートを提示する必要もなく、ものの10分ほどで購入完了しました。
自動でAPNを設定してくれないスマホの場合は、自分で設定することになりますが、きっと店員さんが手伝ってくれるでしょう。
ちなみに「テザリング」も使えました。
これはスマホが端末の仕様としてサポートしていることが条件の一つになります。
30日間/2GBのプランと思われますが、約4日間の滞在の間、枯渇することもなく問題なく利用することができて便利でした。
ジャカルタ空港は新第3ターミナルが稼働し始めているので、今後国際線各社の使用ターミナル変更があれば、SIMカードの購入場所も今後変化していくのかもしれません。
過去記事はこちら
インドネシアのSIMカード「simPATI」をジャカルタ空港ターミナル2で購入してみた2015/12
ジャカルタ空港ターミナル2税関前のお店でTELEKOMSELのSIMカードを購入してみた・2014/09
ジャカルタ空港ターミナル2でTELEKOMSELのSIMカードを購入してみた・2015/04