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CTMマカオ・中国と香港でも3日間データ通信無制限な4G SIMカードを買ってみた2017年11月

2019/7/15更新
久しぶりにマカオの外港フェリーターミナルのSIMカード自販機にて、CTMマカオのSIMカードを買ってみたレポートをお送りします。
SIMカードの種類や仕様は頻繁に変わっていきます。
本記事の情報もすぐに古くなってしまいますので、あくまでもご参考程度で。

2017/11現在のCTMマカオのSIMカード自販機

今回のマカオ訪問時(2017/11/24)のCTMマカオのSIMカード自販機。
HKG-2017NOVD-203-R
また新しいSIMカードが登場したようです。
最近マカオに来るたびに新種のSIMカードにお目にかかっている気がする・・・。

今回購入したSIMカードはこちら。
HKG-2017NOVD-214-R
サイズは通常SIM、Micro SIM、Nano SIMの3種類すべてに対応。
切れ込みが入っているので、目的のサイズに自分で切り取ります。
ビニールのシールがやたら粘っこくて、開封しにくいのはいつものお約束。

マカオ・香港・中国本土で3日間データ通信無制限なSIMカード(100 MOP)です。
音声通話はナシ(別料金をチャージすれば可能)で3Gと4Gのデータ通信可能。

今回の筆者の予定は・・・

  1. マカオに2泊3日滞在
  2. データ通信のみで音声通話は不要
  3. マカオ滞在後、香港に寄って日本に帰る

なので、この「マカオ・香港・中国本土で3日間データ通信無制限なSIMカード 100 MOP」を購入してみました。
ただし「無制限」と言っても、通信量が2GBを超えると速度制限(256Kbps以下)がかかるとのこと(SIMカードの説明書より)。

ちなみに今回、マカオの外港フェリーターミナル1FのカウンターにCTMマカオの女性案内スタッフがいました。
CTMのSIM自販機を眺めていると英語で声をかけに来て、SIMカードの説明をしてくれます(勤務時間中なら)。
スマホの設定も手伝ってくれるようですが、今回は自分でセッティングしました。
徐々に観光客向けのサポート体制が整ってきたようです。

結果としては、マカオと香港と中国で、問題なくSIMフリースマホ  (Huawei Mate9 と Mate10 pro) でデータ通信が出来て便利に使えました。
しかも中国では「壁越え」も可
香港では「CSL」、中国本土では「中国移動」に接続しますので、これらのエリアで使う場合は、スマホが各キャリアの電波に対応しているかどうか要確認です。
また、日本からクレジットカードでのチャージも成功し、SIMの有効期限を延ばすこともできました。

開通方法

では実際にSIMカードを使ってみることに・・・。
HKG-2017NOVD-373-R
HKG-2017NOVD-374-R
念のため、まずはスマホの電源をOFF。
台紙からSIMカードを切り取って、スマホのSIMカードスロットに入れます。
Huawei Mate9 はNano SIMなので、一番小さいサイズに切り取ります。

最初に届いたSMS。
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電話番号とSIMカードの有効期限のお知らせ。
2017/11/24に使い始めたので、半年後(180日後)の2018/5/23まで使えます。
半年以内にマカオに行く場合は、同じSIMカードにチャージして再利用ができるというわけです。

APNは従来と同様に「ctmprepaid」とのこと。
Huawei Mate9の場合は「設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」と進むと・・・
image
こんなような設定が現れました。
「CTM prepaid」を選択してスマホを再起動。
APN名の設定は「ctmprepaid」でした。

何か通信して暫くするとこんなようなSMSが届きます。
image
無事に”4G+ Mainland China, HK & Macau Unlimited Data Plan (3days)”が適用されたようです。
中国語のみならず英語でもメッセージが届くので安心。
2GB以上使うと256Kbps以下に速度制限される旨もお知らせされます。

SIMカードの残高と有効期限を英語で問い合わせたい場合は「*122#」に電話。
image
100MOPの初期残高から”4G+ Mainland China, HK & Macau Unlimited Data Plan (3days)”の98MOPが引かれて、残りのチャージ額は2MOPとなっています。
ここで表示される有効期限はSIMカードそのものの有効期限であり、データプラン”4G+ Mainland China, HK & Macau Unlimited Data Plan (3days)”の有効期限ではありませんのでご注意を。

ちなみに「*122*1#」で問い合わせた場合は・・・。
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中国語で返事が返ってきます。

データ定額プランの問い合わせは「#173#」に電話。
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現在適用されているデータプランと、そのプランの期限がSMSでかえってきます。
2017/11/24の夜11時ごろにアクティベーションしたところ、プランの期限は「2017/11/28のAM0:00まで」になりました。
2017/11/27の午後に帰国予定なのでこれで十分です。

というわけで、このあとはマカオの4G通信で自由にWeb閲覧などが出来ました。
マカオは中国本土のような規制はないので、日本と同じように普通にGoogleやTwitterが使えます。
公共のWi-Fiに頼らず、いつでもどこでもスマホをネット接続できるのは、やはり安心感がありますね。

香港では「CSL」に接続して定額ローミング可能

マカオから香港に向かうフェリーの船内にて・・・。
マカオの「CTM」の電波が弱くなったところで、スマホを再起動。
自動的に香港の「CSL」の電波をつかみました。
他のキャリアの電波をつかんでしまう場合は、手動で「CSL」に設定しましょう。

香港ではローミング(SIMカードの発行元以外のキャリアへの接続)になりますので・・・。
「設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」をONにします。
すると無事にネット閲覧などができるようになりました。
いつもはフェリーの船内で、香港のSIMカードに入れ替えていたのですが、それをしなくて良くなったのは便利です。

中国では「中国移動」に接続して定額ローミング可能

2018年3月に香港から深セン行ったときに、このマカオのSIMカードでローミングしてネット接続できました。
壁越えOKで、Googleも使えて便利でした。
使用したスマホは「Huawei Mate 10 Pro」。
中華スマホなので、もちろん中国移動の周波数にも対応していました。
既に香港で「設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」をONしていたので、特に設定を変更することなく、深センで中国移動の電波を捕まえてくれました。

今後、もしこのSIMカードを延命できれば、98MOPで香港・マカオ・中国で3日間で2GBまで使えるので、China Unicom HKの「跨境王」よりも便利でおトクかもです。

日本でSIMカードに残高をチャージしてみた

このSIMカードを延命・再利用すべく、日本でクレジットカードによるチャージを行ってみました。
以下その手順ですが、カードによっては支払いできない場合もありますので、チャージは自己責任で

1. CTMマカオのSIMカードをスマホに入れる

まずは、これからチャージするCTMマカオのSIMカードをスマホに入れます。
これをやらなくてもチャージそのものは可能ですが、チャージに成功した場合にキャリアから送られてくるSMSを受け取れるようにしておいたほうが安心です。

2. SIMの残高と電話番号を確認する

NTT Docomoに接続し、「*122#」に電話すると・・・
inqure_pre
こんな感じで、SIMカード残高と電話番号と有効期限が、SMSで送られてきます。
残り0.02パタカしか残っていません。

黒く塗りつぶされた部分(853から始まる11桁の数字)が、SIMカードの電話番号。
チャージするときに必要なので、メモしておきましょう。

これで準備完了。

ちなみに「Expiry date」は、SIMカードそのものの有効期限で、この日(2019/10/24)を過ぎるとチャージすらもできなくなります。

3. CTMのサイトにアクセスしてチャージする

では、いよいよクレジットカードでチャージしてみます。

今回は、PCサイトから試してみました。

まず、CTMのPrepaidサービスのサイト(英語)(https://www.ctm.net/cportal/base/public/mobiweb/PrepaidLeftNav.iface)にアクセスします。
左の「Reload Method」をクリックし、「Method 2 Reload your prepaid card via eShop」の「Click to Reload」をクリック。

こんなような入力フォームが現れるので「*」の必須項目を入力。
CTM_macau_payment
Prepaid Mobile Noは、先ほどSMSで届いた電話番号の下8桁を入力します(最初の「853」はマカオの国番号なので入力不要)。

Re-confirm Prepaid Mobile Noは、確認のため同じ番号を入れます。
これを間違えると、他の人のSIMカードにチャージされてしまうかもしれないので、電話番号の入力は慎重に。

Reload Amountは、チャージ額を選びます。
この時は $100(100パタカ)を選びました。

Select Payment Methodは、Credit Cardを選択。

Contact No.は、Prepaid Mobile Noと同じ番号を入れました。

Customer NameとE-mail Addressは空欄のままでOK。

入力内容を確認したら、Nextを押して次へ。

支払いに使うカードを選択し、カード情報を入力して決済します。
Master CardとVISAカードが選べますが、カードによっては支払いに失敗する場合もあるようですので、成功するかどうかは運次第。
チャージに成功しました画面が表示されるまでは、ブラウザを閉じたり、「戻る」を押したりしないようにしましょう。

筆者の場合、JAL VISA Cardで成功しましたが、ANA Visa Card (VPass設定あり)では支払いに失敗しました。

4. うまくチャージされたかどうかをスマホで確認する

スマホに戻って、再び「*122#」に電話します。
charged
無事、残高が100MOP増えていることを確認できました。
良かった良かった。
SIMカードの有効期限も、2020/01/11(追加チャージした日から180日後)に延長されたのが分かります。

これで、次回使う時に「#163*3#」に電話すれば、98MOPが引き落とされて、再び3日間無制限データプランが使えることになるはず。
アクティベーションの確認は「#141*3#」(筆者未確認)

ちなみに、チャージに成功してから10分ぐらい経過した後に、以下のようなSMSが届いていました。
success
今回は「90MOPのお支払いで、100MOPチャージできるキャンペーン」中でした。
支払い完了のSMSが届くまでには、やや時間がかかりますので、不安な場合は、*122#で自ら問い合わせるのがよいでしょう。

説明書を解読

パッケージの説明書き(クリックで拡大)
HKG-2017NOVD-370-R
HKG-2017NOVD-371-R
HKG-2017NOVD-372-R
HKG-2017NOVD-376-R
HKG-2017NOVD-377-R
以前に比べると説明書が充実してきました。

要点を抜き出すと・・・。

  1. SIMカードそのものの有効期限は180日
  2. 何かデータ通信してアクティベーションすると自動的に3日間データ通信無制限プランが適用される
  3. 3日間データ通信無制限プランの料金は98MOP(初期状態では100MOPがチャージされていて、自動的に98MOPが消費される)
  4. ただし3日間以内に通信量が2GBを超えた場合は256Kbps以下に通信速度が制限されて遅くなる
  5. SIMカードそのものの有効期限は180日間(180日以内ならリチャージすれば、同じSIMカードを再利用できるものと思われる)
  6. クレジットカードまたは増値カードにてチャージ可能らしい(チャージするとSIMカードの有効期限が伸びるかどうかは未確認)
  7. 音声通話は別料金(チャージすれば可能と思われる。未確認)
  8. 香港で使う場合は「CSL」に接続
  9. 中国本土で使う場合は「China Mobile (中国移動)」に接続
  10. 再度98MOP/3日プランを使う場合は、カードを入れなおして「#163*3#」に電話(未確認)
  11. 中国本土で使う場合は、中国移動の通信方式である「TD-SCDMA(3G)」か「TD-LTE(4G)」をサポートしているSIMフリースマホであることが必要

とのこと。
「通信容量無制限」とは言っても、4.の速度制限の制約があるので動画をよく見る人は要注意です。
また、日本で販売されているスマホだと「TD-LTE」や「TD-SCDMA」をサポートしていない場合があるので、中国本土で使う場合はご注意ください。

ではよいご旅行を!

 


CTMマカオの4G対応プリペイドSIMカード(期間限定版?)を買ってみた2016年5月

2016/05/03
久しぶりにマカオに行く機会がありましたので、自分のSIMフリースマホに入れるためのSIMカードを購入してみました。

購入場所は、マカオの外港フェリーターミナル。
Tojyo_2016MAY_261_d2
最近改装されてキレイになりました。

2016/05/03時点でのCTMのSIMカード自販機のラインナップ。
(クリックで拡大できるよう頑張った)
CTM_SIM_20160503
ラインナップはコロコロと入れ替わるので、あくまでもご参考程度。
自販機は、相変わらず100HKDと20HKD紙幣のみの対応です。
最近になって、ここマカオでも4G(日本で言うところのLTE)の高速通信サービスが始まりました。
そのため、SIMカードのラインナップも刷新されている模様。

今回、100HKDで購入してみたのがこちら。
Tojyo_2016MAY_267_d2
期間限定で「78MOPで3日間」?
おそらく、通常は78MOPで2日間/1GBのところを、3日間にするよという期間限定サービスを実施中、ということかと思われます。
今回は2日間のマカオ滞在なので、どうでもいいですけど・・・。

パッケージを開封してみると、ビックリ。
Tojyo_2016MAY_270_d2
なんとSIMカードが2枚入っていました。
左が本来のSIMカードで、右のビニールに入っているのが、4G通信をお試しで使えるオマケのSIMカードのようです。
たぶんこれは期間限定のオマケサービスと思われます。

オマケのほうのSIMカードの説明を読んでみるも・・・。
CTM_SIM2_20160503
イマイチどういうプランのSIMカードなのか分かりません。
お試し版っぽいから、なにか制約がありそうな感じがしますが・・・。

悩んでいても仕方がないので、このオマケSIMカードをスマホに入れてみることに。
Tojyo_2016MAY_272_d2
SIMカードは、標準サイズ/Micro/Nanoの3サイズに切り取れる「三用設計」になっています。
自分のスマホのSIMカードがどのサイズのものなのかは、事前に調べておきましょう。
Microサイズになるように、そうっとSIMカードを取り外して自分のSIMフリースマホに装着。

APN設定は「ctmprepaid」
最近のSIMフリースマホなら、SIMカードを入れるだけで、自動的にAPNが設定されます。
APN設定にチェックが入っているのを確認してスマホを再起動。
あっけなく、4G回線につながりました。

一応念のため、「*122#」に電話して、残高を確認してみますと・・・。
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残高は2HKDで、2GBのデータ通信が使えるようです。
なんという太っ腹。
(たぶんSIMカードそのものは)8月23日まで有効、とのこと。
2GBのデータ通信は何日間使えるものなのか不明・・・。
少なくとも今回の2日間の滞在の間は問題なく使えて、このオマケSIMカードだけでコト足りてしまいました。
従来の3G通信でも、そこそこ快適に使えていたので、4Gになってそんなに劇的に便利になったカンジはしませんでしたが。

一方、オマケではない本番のほうのSIMカードのほうは・・・?
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よーく見ると、こちらも3サイズ対応の「3用設計」のようです。
今回はオマケのSIMカードだけで十分だったため、これは次回のマカオ旅のためにとっておくことにします。

ちなみに、パッケージに書かれていた、CTMマカオの4Gのプリペイド・データプランの説明書き(クリックで拡大)。
CTM4G_Data_Plan
こちらは期間限定ではない、通常のプランと思われます。
4Gのデータプランは以下の6種類がある模様。(2016/05/03)

4G+ “Online Everywhere in Macau Plan”

  • 78MOP/2日間/1GB : #163*1#
  • 188MOP/7日間/2GB : #163*7#

“4G+ Data Once-off Plan” (SIMカードの有効期限まで有効)

  • 28MOP/200MB : #166*1#
  • 58MOP/500MB : #166*2#
  • 98MOP/1GB : #166*3#

4G+ Speedy Plan

  • 48MOP/30日間/480MB/480分間域内通話 : #178*1#

2日間の短期滞在なら「78MOP/2日間/1GB」で十分かと思われます。
500MBで十分な場合は、「58MOP/500MB」か「48MOP/30日間/480MB/480分間域内通話」でも十分でしょう。
各プランへの申し込みは、SIMカードのチャージ残高が十分にある状態で、「#163*1#」などに電話すればOKと思われます。
(今回筆者は未確認)
SIMカード残高確認は、マニュアルに記載されているように「#122*」に電話、です。
その他のプラン詳細については、CTMの公式サイト(英語)をご参照のこと。


久しぶりに3MacauのSIMカード「Easy Travel Prepaid Card」を購入してみたの編・2015年10月

2015/10/24
約9カ月ぶりにマカオに行ってきました。
今まで使っていたCTMのSIMカードが期限切れになってしまったので、新しく「3Macau」のSIMカードを購入してみました。
簡単に使えましたので、そのレポートです。

マカオの外港フェリーターミナル。
HKG_2015OCT_DSC02748_R
最近改装されて、ピカピカになりました。

いつものCTMのSIMカードを買おう・・・。
HKG_2015OCT_DSC02750_R
が、しかーし!

この日はお金の投入口に、このような貼り紙があって、購入不可能・・・。
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「out of service」とのこと。
うーむ。
じゃあ、我々はどこでSIMカードを購入すればよいのか。

イミグレから出て左側にある、旅行会社のブースが集まっているこの区画へ。
HKG_2015OCT_DSC02746_R
「3Macau」と「SmarTone」のSIMカード自販機があります。
「SmarTone」はCDMA2000(AUと同じ)で通信方式が異なるので論外。

今回は「3Macau」のSIMカードにするか。
HKG_2015OCT_DSC02747_R
今は88MOPで8GB/3日間のサービスがあるらしい。
88MOPと言っても、SIMカードそのものが100MOPなので、実質100MOPかかることになります。
このあたりのサービス内容はコロコロ変わるので、ついていくのが大変です。

自販機の近くの窓口にSIMカード売り場もありました。
HKG_2015OCT_DSC02753_R
ここならSIMカード購入の後、お店の人にアクティベーションまでやってもらえそうです。
あと、交通系プリペイドカードの「マカオパス」(東京でいうところのSUICA)も購入できるらしい。
(SIMカードとは関係ないですが)これは画期的です。
ただしこの窓口、24時間営業かどうかは不明・・・。

とりあえず、自販機に100HKD札を投入して、3Macauの「Easy Travel Prepaid Card」を購入。
HKG_2015OCT_DSC02754_R
SIMカードのサイズは、通常サイズ・Microサイズ・Nanoサイズの3サイズに対応。
台紙から切り取るときに、自分のスマホにあったサイズになるように慎重に切り取りましょう。
SIMカードのサイズってナニ?という方は上述の窓口へ行きましょう。
なお、マカオの「3Macau」は香港の「3HK」とは基本的には別会社なので気を付けましょう。
自分の場合は、以下の手順で自力で無事に開通できました。

  1. SIMカードを自分のSIMフリー・Androidスマホ(香港版Galaxy Note3)にセットして起動
  2. 「設定」→「その他ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「APN」
  3. APNが自動で設定されるものの、チェックがついていないので、チェックを入れて再起動。
  4. まだネット接続できず。##122#に電話しても「チャージ額0円」みたいなメッセージが来るだけで焦る。
  5. 「設定」→「その他ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークオペレータ」
  6. 3Macauを選択
  7. ##123#に電話(昔の3Macauのアクティベーション用コマンド)したり、ブラウザでインターネットのサイトを見ようとしたりしてみる
  8. しばらくすると、開通した旨のSMSが何通か来て、無事に開通。
  9. ##122#に電話すると「チャージ額22MOP」になっていた。SMSによるとカードの有効期限は30日の模様

手順7はやらなくても開通するかも、です。
手順4の後でもすぐに開通しないので、ちょっと焦りました。
定額プランの申し込みの手続きなどは不要でしたので、結果的には非常に簡単に開通させることができました。
うまく行かなかった場合は、上述の窓口の人になんとかお願いして見てもらいましょう。
あと、料金プランは88MOPなのに、なぜ残額が22MOPなのかは謎。
(たぶん10MOPはボーナス加算かなにか)。
22MOPだけ残っても現金に払い戻せないので、結局は100MOP消費することになります。
有効期限が30日と短いので基本的には使い捨てです。
次回マカオに来るときは、また買い直さないといけません。
が、初めてマカオに来る人(で、たぶん二度とマカオに来ない人)にとっては、お手軽に使えるSIMカードだと思います。

CTMマカオのSIMカードを使ってみたの編・2014年1月

2014/01時点でのマカオのSIMカード情報です。

マカオフェリーターミナル名物?SIMカード自販機

CTM, 3Macau, Smartoneの3社の自販機があります。
今回は最もメジャーと思われるCTMマカオのSIMカードを使ってみました。
IMG_20140105_100104.jpg
自分で定額プランを申し込んで、99MOP/1GB/30日有効のプランが使うことができました。

一方の3Macauは、100MOPで1日使い放題のSIMカードがあります。
1日、と言っても、午後にアクティベートした場合は、次の日の深夜0時(香港時間)まで使うことができます。
なので、マカオに午後に到着して1泊だけするのなら、3Macauのほうが1GB縛りがないのでお徳です。
2泊以上で、合計1GBまでしか通信しない場合はCTMのほうがおトクになります。

その他のワザとしては、香港の3のSIMカードでローミングする方法もあります。(香港の3と、3Macauは別会社の扱いです)
料金は1日99HKDで無制限なので、3Macauと同様かとおもいきや、さにあらず。
香港3のローミングの場合、香港時間の深夜0時で失効します。
3Macauのように、「午後にアクティベートしたら次の日の深夜0時まで有効ルール」はありません。
香港のSIMカードを入れ替えなくてよいのがメリットですが、海外ローミングの設定も結構面倒なので、マカオのSIMカード購入をお勧めします。

CTMのSIMカードのサイズ

CTMの「BEST Prepaid Card」は、

  • 通常サイズのSIMカード
  • 通常サイズとMicroサイズの両用設計のSIMカード
  • Nano SIM

の3種類を自販機で販売していました。
Galaxy Note3など、最近のスマホはMicroサイズのものが多いです。
Nano SIMは、最近のipadで使われています。
持参しているSIMフリーデバイスのSIMカードの大きさに適合したものを購入しましょう。

各種設定など

  • APN:ctmprepaid
  • #160*2#で99MOP/1GB/30日定額プランに申し込み
    (#160*3#だと168MOP/2GB/30日定額プランになるらしいです)
  • 残高確認 *122#
  • チャージする場合は *122* [充値カードの16桁の数字]#

アクティベート完了後のSMSによると、2MBまでなら無料でデータ通信可能な状態っぽいです。
それを超えると従量課金になって、あっという間にチャージ金がなくなってしまうと思われますので、すばやく定額プランを申し込むのがよいでしょう。

日本に電話する場合

台風接近や急用などで、帰国便を変更したいときなどの有事の時に知っておくと助かります。
航空会社の窓口と話をするときに、skypeは使えませんからね・・・。
電話番号を使った通話料金は、データ定額料金には含まれません。
データ通信とは別枠で、通話時間に応じてチャージ残高が減っていきます。
チャージ残高がゼロだと通話できませんのでご注意を。

飛行機の予約変更の場合は、いろいろと通話に時間がかかるので、電話をかける前に十分な額をチャージしておく必要があります。
私が去年体験した台風接近の場合は、航空会社の問い合わせ窓口が混みあっていて、「お待ちください」のメッセージを長時間聞かされました。
有事の場合に備えて常に予備のリチャージカードを持っておくと安心です。

基本 (IDD 00)のかけ方

00 81 市外局番から先頭の「0」を抜いた番号

通話料金は3.99~4.99MOP/分=100MOPで20~25分

(例) JAL JMB会員問いあわせ窓口 (03-5460-3737)にかける場合

00 81 3 5460 3737

実際にかけてみて、つながることを確認しました。

週末と平日の夜間だけ使える安い料金(IDD 050)のかけ方

050 81 市外局番から先頭の「0」を抜いた番号

通話料金は2.59 MOP/分=100 MOPで38.6分

(例) JAL JMB会員問いあわせ窓口 (03-5460-3737)にかける場合

050 81 3 5460 3737

と思われますが、こちらは未確認・・・。

通話料金や050適用時間の最新情報・詳細はCTMマカオの公式サイトをご参照のこと

マカオのHutchison 3 MacauのプリペイドSIMカードがナノSIMに対応

2013/07/05

先月マカオに行ってきたときに、いつものようにマカオ3のプリペイドSIMカードを、フェリーターミナルのSIM自販機で購入しました。
IMAG4945.jpg
100HKDで、データ通信が1日使い放題というものです。
マカオにいくときはいつも使っています。

(香港3とパッケージが似ていますが、香港では使えません)

ホテルにチェックインして、部屋でいつものようにSIMフリーのタブレットに装着・・・アレ?
IMAG4946.jpg
なんと、ナノSIMになっているではあーりませんか。
タブレットは標準SIMなので、これでは使えません・・・。

パッケージには「Micro SIM」と書いてあるのですが、今まではMicro SIM/標準SIM両用設計のSIMカードでした。
それが、なんで今回から急にナノSIMのみになっちゃったのよー?
100HKDかえせー!
と、失意のうちにホテルで眠りにつきました・・・。

あくる朝。
もう一度ちゃんと確かめてみよう、と思い、同封されているSIMカードの説明書の冊子をパラパラとめくってみると、ポロッと黒い物体が落ちてきました。
IMAG4956.jpg
ナノSIMを、Micro SIMや標準SIMに変換するアダプターです。
なんだ、冊子に挟まってたのか・・・(汗)。
っていうか、パッケージにこういう仕様だということを書いておいてくれよー。

パッケージには「Micro SIM」と書いてあるだけですが、実は標準SIM/MicroSIM/NanoSIMの3つに全対応しています。

ナノSIMを標準SIMのアダプタにはめ込みます。
IMAG4957.jpg
これで、私のタブレットにもSIMを入れられるようになりました。
アクティベーション方法などは以前と同じくマニュアルに記載されているとおりに使えました。

APN設定は「 ipc.three.com.mo」
##123#に電話するとアクティベーション完了(SMSが届きます)

午後にアクティベーションすると、次の日の深夜0時まで使えるのでお得です。

1枚100HKDと少しお高いですが、いつもヘビーに3G通信しまくっているので、データ通信1日使い放題のこのSIMはいつも重宝しています。