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「netprint」が事前登録不要になってさらにeチケットを印刷しやすくなった件

2018/03/13
全国にあるセブンイレブンのマルチコピー機に、クラウド経由でpdf文書等を送り込んで印刷ができる「netprint」サービス。

eチケットを印刷するのに便利ですよーということで、以前に以下の記事でご紹介したしました。
「netprint」アプリで、eチケットをコンビニで印刷できて便利だった件

私のように・・・

  • 飛行機のeチケットやホテルのバウチャーを紙に印刷したいけど、家にプリンタが無い
  • でも滅多に印刷なんかしないし、デカくて邪魔なのでプリンタなんて買いたくない

という、わがままな方に便利なサービスです。

しかし、利用する前にほぼ毎回会員登録しなければならない、というのが非常にメンドクサく・・・
(180日間利用しないとアカウントが無効になる)

「クラウド経由じゃなくて、USBメモリにpdfファイルを入れて、コンビニのコピー機に直接読み込ませて印刷したほうが早くね?」

ということで、あまり使う機会が無くなっていたのでした。

それから歳月が流れ・・・。

今年(2018年)の1月10日に「netprint」サービスがリニューアルされたとの情報をキャッチ。
富士ゼロックス様のプレスリリース

なんと・・・。
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事前のユーザー登録なしで利用できる「ネットプリントサービスLite」を新設する、とのこと。
おお~、これは画期的かも。

早速、手持ちのeチケット控えの印刷を試してみたところ、かなりイイ感じで使えましたので、そのレポートです。

全体的な流れ

  1. ネットプリントのwebページへアクセス
  2. 「ユーザー登録なしでプリントする」を選び、説明に従って印刷したいpdfファイルを指定し、サーバーにアップロードする。
  3. アップロードが成功したら「プリント予約番号」が発行されるのでメモ
  4. マルチコピー機のあるセブンイレブンに行って「プリント予約番号」を入力して印刷(A4白黒1枚20円)

事前登録が不要になっただけでなく、ブラウザのみで操作が完結するため、専用アプリのインストールも不要。
手軽に印刷ができるようになりました。
これはかなり便利かも!

実際に印刷してみた体験記(2018/03/12現在)

ネットプリントサービスのwebページへアクセスしてみます。
(Andorid スマホ「Huawei Mate10 Pro」にてGoogle Chromeブラウザ使用)。

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スマホからアクセスするとこんな感じの画面になりました。
「ユーザー登録なしでプリントする」が目立つところにありますね。

ちなみに、従来通りユーザー登録をすることもできます。

  • ユーザー登録しない場合は、ファイルを送って1日以内(翌日の23:59まで)に印刷しなければならない
  • ユーザー登録をした場合は、ファイルを送って7日間有効

とのこと。
なので、ファイルを登録してすぐにサクッと印刷するだけなら、ユーザー登録なしでも十分使えます。

「ユーザー登録なしでプリントする」を選んで先に進むと・・・。
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利用方法の簡単な説明がありますので、目を通しておきましょう。

「今すぐファイル登録」を選ぶと・・・。
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お約束の「利用規約・個人情報の取り扱い・注意事項」の確認画面へ遷移します。
内容を確認したら「利用規約および個人情報の取り扱いに同意する」のチェックボックスにチェックを入れて「利用を開始する」を選びます。

次は、プリント用紙を選択。
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eチケットのpdfファイルの印刷なら「普通紙にプリント」で。

そしていよいよファイルの登録。
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「参照」を選んで、ファイルを登録します。
その前に、スマホ内のどこにpdfファイルを保存したかを確認しておきましょう。
(これが分からないと使いこなすのが難しいです。スマホの仕様がよく分からない場合はPCで)
あと、印刷できるファイルの種類や容量には制限がありますのでご注意ください。
仕様・制約注意事項へ

Huawei Mate10 proで試してみたところ・・・。
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「参照」を選ぶと、こんあような謎のポップアップが出てきました。
録音なんてしないので「許可しない」を選びます。

Huawei Mate10 proの場合、次に進むと・・・。
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こんなような謎の選択画面になりました。

恐る恐る「ファイル」を選んでみたところ、ファイルを選択できるアプリが起動。
お目当てのpdfファイルが格納されているフォルダに移動して、なんとか無事に印刷したいファイルを選ぶことができました。

このあたりは、スマホの機種によって挙動が異なるかも、です。
公式サイトによりますと、Windows版のInternet Explorer11とGoogle Chromeにて動作確認しているとのことなので、その他の環境は自己責任で。

アップロードに成功すると・・・。
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赤枠の部分にアップロードしたファイルのファイル名が表示されます。

あとは、

  • 用紙サイズ→eチケット印刷ならA4が一般的
  • カラーモード→eチケット印刷なら白黒で十分。カラーはお値段が高いです。
  • 暗証番号→他人に見られたくない文書なら設定したほうが安心
  • 有効期限→確認するだけ
  • ちょっと小さめ→お好みで
  • 登録結果通知→面倒なら設定しない

あたりをお好みで設定。
内容をよく確認して「登録する」を選びます。

ファイルの登録に成功すると・・・。
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「プリント予約番号(アルファベット大文字と数字の8桁)」が発行されます。
この番号を忘れると、印刷できなくなりますので、ブラウザのウインドウを閉じる前に忘れずにメモしておきましょう。
「メール通知」でメールを送っておくこともできるようです。

上のウインドウから「詳細」を選ぶと・・・。
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印刷するpdfファイルの各ページのプレビュー画面も見ることができます。
なかなか機能が豊富ではありませんか。

あとは最寄りのセブンイレブンへ。
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マルチコピー機のメニューの「プリント」を選んで、あとは画面の指示に従います。
「プリント予約番号」を入力できるように、メモを用意しておきましょう。
いよいよ印刷する段になると、印刷する枚数に応じてお金を投入しましょう。
A4白黒印刷なら1ページ20円でした。
通常の印刷(A4白黒1ページ10円)よりもお高いので、大量の印刷には向いていません。

羽田空港国際線3FのセブンイレブンはAM6:00~PM11:30の営業ですのでご注意。
成田空港第2ターミナル地下のセブンイレブンは24時間営業。

というわけで・・・。
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無事に印刷完了しました。
めでたし、めでたし。
地味ではありますが、プリンタを持っていない、または、持ちたくないという方には、画期的なサービスではないでしょうか。

使ってみた感想

  • 事前登録が不要になり、より手軽に印刷ができるようになったのがウレシイ
  • 出先でちょっと印刷したいときに便利
  • セブンイレブンでのみ利用可。ファミマやローソンでは使えないのが残念。
  • 白黒A4用紙1枚20円でお高いので、大量の文書印刷には向かない
  • eチケット印刷のように、年に数回印刷するだけなら、これで十分。
  • 「プリント予約番号」を入力しなければならないのが面倒。
  • 将来的には「プリント予約番号」を入力する代わりに、QRコードをコピー機にかざしてピッとやれたらいいかも

公式サイトはこちら

航空券のeチケット印刷に便利。USB Type-C/Type-A両対応USBメモリを購入してみた

2017/08/27
今回は、海外渡航前の「儀式」である航空券のe-Ticketの印刷についての第2弾。
家にプリンターを持っている方は自分で印刷すればよいわけですが、私のようにプリンターを持っていない人種にとって、e-Ticketの印刷は少々厄介なものとなっています。
プリンターって、デカくて場所取るじゃないですか。
それに、年に数回のe-Ticketの印刷ぐらいにしか使わないので、わざわざ購入したくナイなのです。
会社のプリンターで印刷する(公私混同)手もありますが、旅行に出発する直前だとできません。

そういうわけで、かなり前に「netprint」アプリを使ったクラウド印刷サービスで、コンビニ(セブンイレブン)で印刷する方法をご紹介しました。
「netprint」アプリで、eチケットをコンビニで印刷できて便利だった件

これはこれで便利なわけですが、やはり・・・

  • 180日経つとアカウントが利用できなくなることがある
  • その場合、再度ユーザー登録するのが面倒
  • コンビニのコピー機で8桁の予約番号を入力するのが面倒

と色々面倒なので、最近は利用するのが億劫になっていたのでした。

USBメモリーにeチケット控えのファイルを転送し、コンビニで印刷する作戦

で、最近目を付けた方法は「USBメモリにeチケットのファイルをコピーして、コンビニのデジタル複合機で印刷」です。
めっちゃローテクw
でもローテクなのが、結局一番分かり易いのです。

手順としては、

  1. PC or スマホで航空券とホテルを予約し、eチケット控えとホテルのバウチャーのpdfファイルをダウンロード
  2. ダウンロードしたファイルをUSBメモリに転送。
  3. USBメモリを持って近所のコンビニへ。
  4. コンビニ店内のデジタル複合機を使って印刷

という感じです。

コンビニに出かけるのは面倒ですが、自宅にプリンタが無い以上、どこかに行かなければならないのは避けられません。
この方法なら面倒な登録作業等は不要、というわけです。
あと、このUSBメモリを旅行に持って行けば、e-チケット控えを無くした時のバックアップにもなるし色々と便利そうです。

USBメモリにも「USB Type-C」の波がやってくる?

そこで悩ましいのが「USB Type-C」問題。
わがノートPC「Surface Pro3」は、従来タイプの「USB Type-A」。
USB-C-memory-001_R3
コンビニのデジタル複合機も従来型の「USB Type-A」なので、印刷するだけならば普通の「USB Type-A」のUSBメモリを用意すれば事足ります。

しかーし。
我が主力スマホ「Huawei Mate9」のコネクタは「USB Type-C」なのです。
USB-C-memory-001_R4
この場合、Type-AのUSBメモリを旅行に持って行ったとしても、スマホからデータの読み書きができないわけです。
まあ、これは以前の「Micro USB端子」のスマホの時からそうだったわけで、すぐに困るわけではないですが、どうせならスマホからもUSBメモリに読み書きできたほうが何かと便利じゃないですか。
例えばスマホ内に撮り貯めた写真データをUSBメモリにバックアップできたりとか。

USB Type-A/C両用のUSBメモリなるものをAmazonで購入

というわけで、何か便利なものはないものか、とAmazonを検索しまくったところ・・・
「USB Type-A と USB Type-C の両方の端子を持ったUSBメモリ」なる奇特な商品を発見しました。

おお~、まさにこれは私の願望をかなえてくれる一品ではないですか。
データのバックアップ用にも使いたいので、一番容量の大きな64GBのものを購入しました。

こいつなら、

  • 「USB Type-A」の従来型のPC
  • 「USB Type-A」のコンビニのデジタル複合機
  • 「USB Type-C」のスマホや最新型のノートPC  (Macbookは持っていないので未検証)

のどれからでもデータの読み書きができます。

前置きが長くなってしまいましたが、早速購入。
USB-C-memory-001_R
購入したのは「HP」の64GBのもの。6699円。
本当にHP(ヒューレットパッカード)製なのかは良くわかりません。
日本語説明がないので、日本では売っていないものなのかもです。
パッケージがメチャ頑丈で、素手では開封できず。
ハサミで切って開封しました。

本体はかなりチビっこいです。
20170827_083449
10円玉よりも少し大きいぐらいの大きさ。
メタリックな質感で高級感があり、なかなか良いです。

Huaweiのスマホについてきた、Micro USBとType-Cの変換コネクタ(白いやつ)と大きさを比較。
20170827_083419
変換コネクタよりも2周りほど大きいのみです。
この小さい本体内に64GBのメモリが搭載されているというわけです。

あまりにチビっこくて無くしてしまうそうなので・・・。
20170827_083828
ストラップを付けるための穴が開いているのが地味に便利です。
ストラップをつけずに、お財布の小銭入れに入れておくという手もあります(ちょっとお財布が膨らむけど)。

「hp」と書かれた金属部分は・・・。
20170827_083712
こんなように回転するようにできています。
上の写真の右側が「USB Type-C」で、左側が従来型の「USB Type-A」になっています。
USB規格的にこのようなモノの存在が許されているのかどうかは不明。

でもこの構造のおかげで・・・。
20170827_083644
USB Type-Cに変形できたり。

こんなように・・・。
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USB Type-Aに変形することができます。
これは、いいモノだ。
ただし、常に端子がむき出しですので静電気にはご注意ください。

Huawei Mate9 に装着

では早速、「USB Type-C」に変形した状態で・・・。
USB-C-memory-001_R2
「Huawei Mate9」に装着してみます。
本体が小さいので、装着したときの収まりがよいです。

Mate9 にプリインストールされている「ファイル」アプリを開いて「本体」タブに切り替えると・・・。
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「USBドライブ」が認識されました。
64GBのUSBメモリでも、大人の事情により(?) 実質の空き容量は「57.66GB」とのこと。
あとはこのアプリを使って、お好きなようにファイル転送をお楽しみください。
ただし、ファイルを書き込んですぐにデバイスを引っこ抜くと、データ転送が完了していない場合があります。
何度も表示を「更新」するなどして、少し時間を置いてからデバイスを抜きましょう。

Surface Pro3に装着

では次に・・・。
USB-C-memory-012_R
3年前に購入したノートPC「Surface Pro3」のUSB Type-A端子に装着。

無事、Windows 10がデバイスを認識しました。
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購入初期状態でのファイルシステムは「FAT32」でした。
FAT32だとファイルシステムの仕様制約のため、4GB以上のデカいファイルは扱えませんのでご注意ください。

コンビニでeチケット控えを印刷

ではこのUSBメモリに、eチケット控えのpdfを転送しておき、近所のコンビニのデジタル複合機へ。
USB-C-memory-004_R5
例えばファミリーマートにあるデジタル複合機は、こんな感じで色々なメディアのデータを読み込めるようになっていることが多いです(店舗による)。
複合機のタッチパネルの指示に従って操作すれば印刷可能 (A4白黒1枚 10円より)。
USBメモリ内に沢山ファイルがあると、処理に時間がかかるので、印刷したいファイルのみにしておくとスムーズです。
あと、コンビニのデジタル複合機は、こまめに新しいものに置き変わっていますので、詳しい使用方法を知りたい場合は店員さんに聞くなりしてください(店員さんも分からなかったりしますが)。

そして無事、eチケット控えの印刷に成功。
USB-C-memory-002_R5
両面印刷にしておくと、かさばらなくて便利です。

他にも使い道は色々

このUSB Type-A/C両対応USBメモリは、その他の用途にも色々使えます。

  • スマホで撮影した写真や動画でスマホ内のストレージがいっぱいになったときのデータ退避用
  • スマホのストレージがいっぱいにならなくても、旅先で撮影した大事な写真や動画をバックアップしておく用。
  • スマホ内の写真や動画を USB Type-A端子つきのPCに転送する用(USBケーブルを持っていないとき)
  • 海外旅行時、eチケット控えやホテルのバウチャーなどの重要データを予備で保存しておく用。スマホでこのUSBデバイス内のファイルの内容を表示して見せられる

でも、実際のところ、何かトラブルが起きた等、よほどのことが起こらない限り、出動する機会は無かったりしますが(どっちやねん)。
ただこれからは、PCも徐々に「USB Type-C」のものに移行していくと思われますので、将来に備える意味でも「USB Type-C」に対応したUSBメモリを準備しておくのがよろしいかと思います。

というわけで、今回ご紹介した商品はこちら。

64GB品の他に、もっとお安い16GBや32GBのものもあるようです。
Type-A側とType-C側を両方同時に接続したら、果たしてどうなるのか・・・は怖いので試していません(笑)