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台湾のSIMカード・台北松山空港にて中華電信のSIMカードを購入してみたの編2017/12

2018/01/02
年末年始のお休みを利用して、台湾へ行く機会がありましたので、台北松山空港にて中華電信のSIMカードを購入した体験記についてレポートします。
相変わらず台湾のプリペイドSIMカードの入手性の良さは素晴らしいです。
他の空港もこうであってほしい・・・。
ご注意:現地SIMを使うには、SIMフリーの端末が必要です。

台北松山空港SIMカード売り場は到着口から出て左

この日、JALの羽田発午前便で松山空港に到着した頃の時刻は11時40分ごろ。
HND-2018NY-226R
もちろん中華電信のSIMカード売り場は営業中。
売り場は、到着階1Fの国際線到着から出て左に少し行ったところ(一般エリア内)にあります・
「台湾交通部観光局」の左隣のブースで「中華電信」のロゴがあるのが目印です。

中華電信の料金プラン

2017年12月27日現在の料金プランは下記。
HND-2018NY-223R
前回の桃園空港訪問時と比べると、4G対応になるなどプランが変わったようです。

今回の料金プランは下記の5種類でした。

  • A : 3日間 / Data Unlimited / 音声通話 100NTD / お値段 300 NTD
  • B : 5日間 / Data Unlimited / 音声通話 50NTD / お値段 300 NTD
  • D : 7日間 / Data Unlimited / 音声通話 150NTD / お値段 500 NTD
  • E : 10日間 / Data Unlimited / 音声通話 100NTD / お値段 500 NTD
  • F : 15日間 / Data Unlimited / 音声通話 100NTD / お値段 700 NTD

なぜ故に「C」がないのかは不明。
どれも定額でデータ通信量が無制限なのがウレシイところ。
データ量は気にせず、何日間滞在するかだけで決めればOKです。

今回は5日間の滞在なので「B」の5日間/300NTDのプランにしました。
300NTD = 1200円で5日間データ通信し放題なので、諸外国に比べるとかなりお安いです。

購入にはパスポートが必要

では実際にSIMカードを購入するべくカウンターに突進。
受付には女性のスタッフが数名いらっしゃいました。

私「ハロー」
スタッフ「How long do you stay ? (何日間滞在しますか?)」
私「ファイブデイズ、ソー、プランB、プリーズ(5日間なのでBのプランでお願いします)」
スタッフ「OK、300プリーズ(300 NTDです)」

パスポートとスマホを渡すと、開通手続きをやってくれます。
SIMカードを慣れた手つきで切り取って、スマホのスロットにセットしてくれます。
中華圏ではメジャーな「Huawei Mate9」なので、慣れた手つきでSIM交換をしていました。

香港とは違って、SIMを購入するときにはパスポートの提示が必要ですので、すぐに出せるようにしておきましょう。
何だかよく分からない書類に何か所かサインをします。
スタッフさんも慣れているので、10分もしないうちにあっけなく手続きが終了しました。

APNは「Internet」
Huawei Mate9の場合、SIMを入れると選択画面が表示されるので「中華電信(Intenet)」を選択して再起動すればOK。

というわけで、無事にSIMカードを購入&開通完了。
HND-2018NY-225R
このときは日本のSIMカードを入れっぱなしでしたが、小さなビニール袋に入れて丁寧に返してくれました。
なくすと大変なので、日本のSIMカードはあらかじめ取り出しておいたほうがよいでしょう。
領収書の他「台北101」の割引・優先入場クーポン券を頂きました。
が、今回は台北は素通りなので使用せず、でした。

説明書を精読してみる

小さなパッケージには、簡単なマニュアルが付属しています。
TPE-SIM2017DEC-006R
中国語、ハングル、英語、日本語の4か国語表記。

日本語説明はこちら。
TPE-SIM2017DEC-005R
以前と比べると、日本語のクオリティがかなり上がりました。

要点を抜き出すと・・・

  • SIMカードそのものの有効期限は利用開始から5日間。
  • リチャージしても有効期限は延長不可
  • データ通信は無制限だが通話は50TNDまで
  • 通話する用に、リチャージカードを使ってチャージが可能(*101*2*リチャージ番号#)
  • 残高照会 928にダイヤル後 1

とのこと。

使用後の感想

今回の台湾旅行では台南と高雄に滞在。
Google Mapを使ってあらかじめチェックしておいた場所に行ったり、路線バスのルートを検索したりと大活躍でした。
音声通話は使わないし、データ量は無制限なので、開通したあとは何も気にすることなく使い続けることができました。
残りのデータ容量を気にしなくていいというのは、かなりアリガタイです。
台湾では、Pokefiよりも現地SIMを買った方がお得&便利ですね・・・。
以下はおまけ情報。

台南のおすすめバスアプリ

大台南公車(Android版 / iphone版
「動態公車」からバス系統を選ぶと、バスの位置がリアルタイムで表示され、バス停の到着予定時刻が表示されるのが便利。
路線図を地図上に表示できない(多分)のは残念なところ。
まずGoogle Mapの「経路検索」でバス路線を探し、その路線番号のバスがいつ来るかをこのアプリで調べる、といった使い方が便利です。
(以上はAndroid版のレポートです)

高雄のおすすめバスアプリ

高雄公車通 (Android版 / iphone版
こちらも「路線動態」からバス系統を選ぶと、バスの位置と到着予定時刻がリアルタイムで表示できます。
さらに、地図上に路線図の表示とバスの現在位置の表示が可能なところが、台南のアプリよりも優れています。
Google Mapに行きたい場所をマークしているので、台南のアプリと同様な感じでGoogle Mapと併用して使いました。
(以上はAndroid版のレポートです)

台湾のSIMカード・桃園国際空港第2ターミナルで中華電信のSIMカードを購入してみたの編

2015/07/26
先日、台湾に行く機会があったため、桃園空港で現地のSIMカードを購入してみました。
注:現地SIMカードを使うためには、SIMロックフリーな端末が必要です。

桃園空港第2ターミナルのSIMカード売場

今回は、ANAやJALが到着する第2ターミナルのSIMカード売場を利用しました。
SIMカード売場は、到着ロビーに出て、左のほうに歩いていった先にあります。

こんなような案内板もあり。
TWN_2015JUL_093_R
「電信服務」の案内に従って進めば見つかります。

こちらがSIMカード売場。
TWN_2015JUL_095_R
後ろに明るく光っている案内板があるので、撮影が困難。
中華電信の他にも「大哥大」など他の会社のSIMカード売場もありました。
中華電信は日本でいうところのNTTドコモにあたる会社で人気が高く、10人ぐらいが並んでいました。
購入まで結構待たされます。
並ぶのがイヤな場合は、空いている他の会社を選ぶという手もあります。

料金プラン

中華電信の料金プラン(2015/07現在)は

  • A : 3日間データ通信無制限+100NTD分の通話=300NTD
  • B : 5日間データ通信無制限+300NTD分の通話=300NTD
  • C : 5日間データ通信無制限+500NTD分の通話=500NTD
  • D : 7日間データ通信無制限+150NTD分の通話=500NTD

などなど。(最大30日のプランまでありました)
通話は殆どしないので、今回はBのプランを選択しました。
1 NTD(ニュー台湾ドル)は、約4円。(2015/07現在)
約1200円で5日間データ通信無制限なので、ローミングするよりもずっとお得です。

購入時のやりとり

まず最初に、お前のスマホはSIMフリーか?と聞かれますので、YES、と答えます。
希望する料金プランをアルファベットで伝えると、4G(LTE)か3Gか聞かれますので、自分のSIMフリー端末がどちらに対応しているか答えます。
2015/07現在、4G用も3G用も同価格、というキャンペーン期間中でした。
台湾ではSIMカードの購入にはパスポートが必要なので、パスポートを提示。
次に早口で電話の掛け方とか、スマホの設定方法を教えてもらいます(後ろにたくさん人が並んでいるので)。
あとはお金を払ってSIMカードを受け取って終了。
カタコトの日本語を話す係員さんでしたので、かなり簡単に買えました。
設定が苦手な人の場合は、スマホにSIMカードを入れて通信できる状態まで設定もしてくれるようです。

パッケージ内容

購入した中華電信のSIMカードのパッケージはこんな感じでした。
TWN_SIM_2015JUL_003_R
この中にSIMカードが挟まっています。

SIMカードは、標準/Micro/nanoの3形状すべてに対応できるように切れ込みが入っています。
自分の場合はMicro SIMなので、その形状になるようにSIMカードをペキッと切り取ります。
形状を間違えると面倒なので、間違えないように慎重に切り取りましょう。

中国語、英語の他に、なんと日本語の説明あり。(クリックで拡大可能)
TWN_SIM_2015JUL_001_RR
「買える所:中華電信のサービスセンサー、コンビニストア」・・・
カタコトの日本語で思わずニヤけてしまいます。
が、なんとか意味は分かります。
日本語説明入りの海外SIMカードは、これが初めてです。

設定は簡単

一応、パッケージの裏面に設定方法や国際電話の掛け方が書かれています。
TWN_SIM_2015JUL_002_R
設定はAPNに「INTERNET」と設定するのみ。
Galaxy Note3(香港版)の場合は、APNが自動で設定されましたので、SIMカードを入れるだけで、即通信できました。
香港のSIMカードなみに開通作業は簡単です。
しかも今回立ち寄った場所からは、どこでも4Gで快適に通信できました。
もちろん、Google MapやWebサイト閲覧、テザリングも問題なく出来て大変便利でした。

説明書きによると、SIMカードの有効期限は、購入後180日後まで。
リチャージすると、その日から180日後まで有効期限が伸びるとのこと。
有効期限が切れると、リチャージもできなくなって失効すると思われますので、その時にはまたSIMカードを買い直す必要があります。