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Openriceアプリで香港の隠れた名店を見つけようの編

2013/04/23
香港大好きな筆者おすすめのアプリを紹介します。
香港版の「ぐるなび」ともいえる「openrice」というサイトがあります。
香港の飲食店の口コミサイトで、香港内では超有名のようです。
webサイトなのですが、Andoridやiphoneのアプリもあります。
今回は、Android版のアプリ(無料)をご紹介します。
Googleプレイから、openriceアプリをダウンロードして起動すると、このようなメニュー画面になります。
menu.jpg
広東語表示でギョっとしますが、なんとかなりますのでご安心を。
英語のほうがよい方は、右上の「ENG」を押すと英語表示になります。
ただ、英語表示にすると、お店の名前とか料理の名前も英語表記になってしまいます。
実際のお店では広東語表示がメインなので、英語表記だとかえって分かりにくくなってしまう場合もある諸刃の剣。
「餐廳捜尋」を押すと、いろいろな条件でお店を検索できます。
下の図は、その検索条件の設定画面。
kensaku.jpg
「これから上環に行くから、いいお店ないかなー」
みたいなときは、上の図の赤字の部分で調べたい地区を設定します。
さらに、
「海鮮が食べたいなー」
とか
「評判のよい茶餐廳はないかなー」
みたいなときは、青地の部分で料理の種類などを指定します。
そして、一番下の「捜尋」ボタンを押すと、検索結果が表示されます。
kensaku_kekka.jpg
上の図のように、評判のよい順に検索結果のお店が表示されます。
笑顔マークの数字が、GOOD!の投票数。
泣き顔マークの数字が、BADの投票数なので、ひと目で評判がよいかどうかが分かります。
とても分かりやすいですね。
あと、右上の「地図」を押すことで、各お店を地図上に表示することもできます。これは便利。
気になるお店を選んでみると・・・
mise_data.jpg
このように、お店の詳細データが表示されます。
お店のお勧め料理が表示されたり、営業時間も分かりますので便利です。
ただし、お店によっては情報が全て掲載されていない場合もありますのであしからず。
住所の右横のピンのマークを選択すると、Google Map上にお店の場所を表示してくれます。
あとは、お店のレビュー記事とかも見ることができますが、いかんせん広東語なので内容はよく分かりません。
(「差」は「イマイチ」、「不錯」は「ウマイ」という意味のようです)
料理の写真とかは見ることができるので、それなりに参考になります。
このアプリを駆使すれば、まだ日本人には知られていないような香港の地元の人々に人気のお店を発見できるかもしれません。
最近は、香港でも日本食(ラーメンや焼肉・寿司)が大人気なのも、このアプリを使うると調べることができて楽しいです。

「Google翻訳」で広東語メニューの翻訳を実際に試してみた・その1

2013/04/03
海外のレストランで、メニューが解読できなくて困ることが多々ありますよね。
そこで、前回の香港旅行で持ち帰ってきた、とあるローカル食堂のメニューのチラシをGoogle翻訳で翻訳させてみました。
Google翻訳(バージョン2.6 ビルド173)無料・要ネットワーク接続
まず、アプリを立ち上げて、翻訳元言語と翻訳先言語を選びます(赤字)
Screenshot_2013-04-03-23-21-00.jpg
右下のカメラボタンを押すと、紙に書かれている文字などを、カメラで写して読み込ませることができます(青字)
うーん、便利な時代になったものですねー。
このように、画面下半分がカメラの映像になりますので、翻訳させたい文字を写します。
Screenshot_2013-04-03-23-05-08.jpg
スマホの影にならないようにとか、照明の当て具合とか、なかなか難しいです。
画面をタップすると、白黒画面になって取り込まれます。
この間、プルプルしないように頑張りましょう。
さらに上の写真のように、翻訳させたい部分を指でなぞると、その部分を文字認識します。
このとき、ネットワーク接続が必要です。
上の写真では、うまくテキストボックスに「火腿」が読み込まれました。
おおすげー。
翻訳を実行させるには、テキストボックスの右端の「→」を押します。
この翻訳処理も、基本的にはネットワーク接続が必要です。
(最近のバージョンアップで、オフライン翻訳(ネットワーク接続なしでの翻訳)ができるようになりました。詳細は後日)
翻訳結果が、下のように表示されました。
Screenshot_2013-04-03-23-05-29.jpg
翻訳結果は「ハム」
正解です!
お次は、香港では超メジャーなメニュー「干炒牛河」(牛肉入りの太麺の焼きビーフン)に挑戦。
Screenshot_2013-04-03-23-01-14.jpg
なんとか、文字認識に成功。
そして、翻訳結果は・・・
Screenshot_2013-04-03-23-01-35.jpg
「揚げた牛肉」
うーん、残念。
もう少しですなー。
さすがに「河」が「河粉」=太いきしめん状のビーフンの意味であることまではムリですか。
さらに無理とは知りながら、さらに難しいメニューに挑戦して、いぢめてみます。
Screenshot_2013-04-03-22-58-20.jpg
「沙嗲金菇肥牛飯」
なんとこの画数の多い漢字を全て正確に読み込めました。
カメラの文字認識精度は、かなり素晴らしいものがあります。
これだけでも結構使えるかもー。
そして、翻訳!URYYYY
Screenshot_2013-04-03-22-59-17.jpg
「サテエノキCephalomappa米」
ああ、もう、すみません、て感じです。
うまく翻訳できない場合、ちょいちょい変なアルファベットが挟まってくるのが少しイラッときます。
でも、しょうがないですねえ。
これが今の限界。
正解は・・・えーと
「沙嗲」サテー風 (サテーはマレー料理の焼き鳥みたいなやつ)
「金菇」エノキダケ
「肥牛」脂ののった牛肉、みたいな
「飯」ごはん
でしょうかね。
メニューは、半分固有名詞みたいなものですので、正確な翻訳はまだまだ難しそうです。
ただ、カメラからの文字認識は想像以上に精度が高くてビックリです。
光の当て方などが少し苦労しますが、自分で異国の言語を手入力するより遥かに楽です。
カメラから文字認識したテキストを、Googleの検索にコピペして調べられれば結構使えそうです。
それだと翻訳ソフトの翻訳機能を使っていないことになってしまいますが・・・。