2019/05/10
ゴールデンウィーク10連休を利用してフィンランドに行く機会があり、現地SIMを購入してみましたので、そのレポートです。
フィンランドは、旅行者でも香港や台湾なみにイージーにお安くSIMカードを入手可能。
公共交通機関も、スマホアプリで紙チケットなしで利用できる、という大変先進的で素晴らしい国でした。
SIMカードの購入方法
今回SIMカードを購入した場所はこちら。
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港ターミナル2・公共エリアの「R kioski」です。
諸先輩方のブログ記事でもお馴染みの、有名なSIMカード購入スポットです。
私「Can I have prepaid SIM card ?」
おばさん「OK, how many days ?(何日間?)」
私「6 days」
おばさん「You need phone call ? or data only ?(音声通話使う?データ通信のみ?)」
私「んー、data only is ok」
みたいなやりとりをしたところ、こんなようなSIMカードを渡されました。
ELISAの「Saunalahti」というSIMカードでした。
事前に情報収集していた「DNA」のSIMカードとは違いましたが、まあ、似たようなものでしょう(←意味もなく楽天的)。
お値段はたったの5.9ユーロ(約750円)。
これで6日間インターネット使い放題とは感動的です。
あと、レシートによると、SIMカードには消費税もかかっていないようです。
パスポートの提示も必要なく、すぐに購入できました。
素晴らしい。
アクティベーションは簡単
早速開封して、SIMカード本体を取り出します。
英語の説明書きが少しだけあるものの、字が小さすぎて読めないッ!(by ハズキルーペ)。
SIMカードは、標準/Micro/Nanoの3サイズに対応していますので、自分のSIMフリースマホのSIMカードのサイズに合わせて切り取りましょう。
筆者のSIMフリーなAndroidスマホ(Huawei Mate10 Pro)を使った開通手順は以下のとおり。
- SIMカードを所望のサイズに切り取って、SIMフリースマホにセットして電源ON
- SIMカードのPINコード「1234」を入力
- スマホそのもの画面ロックをいつもの手順ではずす
- 筆者のスマホ(Huawei Mate10 Pro)の場合、APNの選択メニューが自動的に立ち上がるので「Elisa internet」を選択(手動で設定する場合は APN : internet)
以上であっけなく開通しました。
以降、5泊6日のフィンランド滞在の間、何の不自由もなくインターネット接続し放題。
メチャ簡単&快適です。
おかげでフィンランドでは「Smart Go Pokefi」はほとんど使用せず。
ヘルシンキからタンペレに向かう列車の車内でも、元気につながりました。
その他の細かい使い方は下記の公式サイト(英語)をご参照のこと。
Saunalahti Prepaid (ENG)
フィンランドの交通機関でスマホ決済が大活躍
しかも、フィンランドではスマホアプリのみ(紙のチケットなし)で鉄道(VR)や路線バスまで乗れてしまうという「スマホ先進国」で便利でした。
今回のフィンランド旅行で大変お世話になったアプリは下記。
HSL(公式サイト / Android版 / iPhone版)
ヘルシンキ市交通局(HSL)の公式アプリ。ヘルシンキ近郊のトラムや路線バスの路線検索や、時刻表の検索ができます。クレジットカードを登録すればチケットも購入できるらしい。
VR (公式サイト / Android版 / iPhone版)
フィンランド鉄道(VR)の公式アプリ。フィンランド国内の鉄道の路線検索や時刻表の検索ができる他、リアルタイムで鉄道の現在地表示も可能。さらにクレジットカードでチケット購入も可能というスグレモノ。アプリで所望のチケットを購入後、そのまま乗車。車内での検札時に、購入したQRコードをスマホ画面に表示し、係員が読み取り機でピッとやってもらえばOKでした。
Nysee Mobile(公式サイト / Android版 / iPhone版)
タンペレ交通局(Nysee)の公式アプリ。タンペレ近郊の路線バスの路線や時刻表の検索が可能。クレジットカードでモバイルチケットも購入可能。購入したQRコードをスマホ画面に表示し、乗車時に運転席横にあるQRコードリーダーに読み込ませればOK。紙チケット不要でメチャ便利でした。タンペレのサウナのハシゴをする人は必須。
各アプリの詳細は次回以降の記事にて。