「Google翻訳」で広東語メニューの翻訳を実際に試してみた・その1

2013/04/03
海外のレストランで、メニューが解読できなくて困ることが多々ありますよね。
そこで、前回の香港旅行で持ち帰ってきた、とあるローカル食堂のメニューのチラシをGoogle翻訳で翻訳させてみました。
Google翻訳(バージョン2.6 ビルド173)無料・要ネットワーク接続
まず、アプリを立ち上げて、翻訳元言語と翻訳先言語を選びます(赤字)
Screenshot_2013-04-03-23-21-00.jpg
右下のカメラボタンを押すと、紙に書かれている文字などを、カメラで写して読み込ませることができます(青字)
うーん、便利な時代になったものですねー。
このように、画面下半分がカメラの映像になりますので、翻訳させたい文字を写します。
Screenshot_2013-04-03-23-05-08.jpg
スマホの影にならないようにとか、照明の当て具合とか、なかなか難しいです。
画面をタップすると、白黒画面になって取り込まれます。
この間、プルプルしないように頑張りましょう。
さらに上の写真のように、翻訳させたい部分を指でなぞると、その部分を文字認識します。
このとき、ネットワーク接続が必要です。
上の写真では、うまくテキストボックスに「火腿」が読み込まれました。
おおすげー。
翻訳を実行させるには、テキストボックスの右端の「→」を押します。
この翻訳処理も、基本的にはネットワーク接続が必要です。
(最近のバージョンアップで、オフライン翻訳(ネットワーク接続なしでの翻訳)ができるようになりました。詳細は後日)
翻訳結果が、下のように表示されました。
Screenshot_2013-04-03-23-05-29.jpg
翻訳結果は「ハム」
正解です!
お次は、香港では超メジャーなメニュー「干炒牛河」(牛肉入りの太麺の焼きビーフン)に挑戦。
Screenshot_2013-04-03-23-01-14.jpg
なんとか、文字認識に成功。
そして、翻訳結果は・・・
Screenshot_2013-04-03-23-01-35.jpg
「揚げた牛肉」
うーん、残念。
もう少しですなー。
さすがに「河」が「河粉」=太いきしめん状のビーフンの意味であることまではムリですか。
さらに無理とは知りながら、さらに難しいメニューに挑戦して、いぢめてみます。
Screenshot_2013-04-03-22-58-20.jpg
「沙嗲金菇肥牛飯」
なんとこの画数の多い漢字を全て正確に読み込めました。
カメラの文字認識精度は、かなり素晴らしいものがあります。
これだけでも結構使えるかもー。
そして、翻訳!URYYYY
Screenshot_2013-04-03-22-59-17.jpg
「サテエノキCephalomappa米」
ああ、もう、すみません、て感じです。
うまく翻訳できない場合、ちょいちょい変なアルファベットが挟まってくるのが少しイラッときます。
でも、しょうがないですねえ。
これが今の限界。
正解は・・・えーと
「沙嗲」サテー風 (サテーはマレー料理の焼き鳥みたいなやつ)
「金菇」エノキダケ
「肥牛」脂ののった牛肉、みたいな
「飯」ごはん
でしょうかね。
メニューは、半分固有名詞みたいなものですので、正確な翻訳はまだまだ難しそうです。
ただ、カメラからの文字認識は想像以上に精度が高くてビックリです。
光の当て方などが少し苦労しますが、自分で異国の言語を手入力するより遥かに楽です。
カメラから文字認識したテキストを、Googleの検索にコピペして調べられれば結構使えそうです。
それだと翻訳ソフトの翻訳機能を使っていないことになってしまいますが・・・。