「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」を試してみた

2013/06/30
SIMフリーなスマホ・ユーザーにとって悩ましいのが、国内の通信キャリアをどこにすればよいか、ですね。
先日、今まで私が使っていたb-mobileのU300のSIMが、急に認識しなくなってしまいまして。
「SIMカードを挿入してください」状態のままになってしまい、使えなくなってしまった・・・(涙)。
再発行してもらうのもお金がかかるし面倒なので、これを機会に別のサービスを探すことにしました。

ネットでいろいろ調べた結果、下記のSIMがよさげだったので、試してみることに。

「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」 3150円
IMAG5080.jpg
ビックカメラ・ラゾーナ川崎店にて購入。

購入時、棚の在庫が残り1枚のようでしたが、売れているのかな?
レジでお会計します。
店舗ではSIMカードを売るだけで、実際の開通手続きは自分でやることになります。

パッケージの中には、SIMカード、開通手続きに使うパスワードと電話番号が書かれたSTART PASSの他、マニュアル類が入っています。
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上の写真は、SIMカードを切り取った後の写真です。

とりあえずSIMカードを切り取って、SIMフリースマホ(DocomoのはSIMロックをはずさなくてもOK)に入れてAPN設定をしてみます。

APN : iijmio.jp
ユーザ名 : mio@iij
パスワード : iij
認証タイプ : CHAPまたはPAP

すると、IIJmioの開通手続きのサイトのみアクセスできる状態になります。そのままスマホを使って手続きすることもできますが、この状態ですとメールの送受信ができません。
開通手続きの中に、メールアドレス登録があり、そのときに確認用のメールを受信できる必要があるため、別途WiFi(インターネット)接続が必要になります。
家のPCとかで手続きするでも可です。あともちろんクレジットカードが必要になります。(料金は自動引き落とし)。

「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」
https://www.iijmio.jp/bicsim/

「増量先取り!ご愛顧感謝キャンペーン」
https://www.iijmio.jp/info/iij/20130426-2.html

上記の2つのサイトの情報をまとめると、(2013年6月当時の)最新の料金体系は以下のとおり。

ミニマムスタートプラン 月額945円
・バンドルクーポン500MB(LTE通信できるデータ量)
・クーポンを使い切った後は最大200kbps

ライトスタートプラン月額 1,974円 (2013/10~1596円に値下げ)
・バンドルクーポン2GB(LTE通信できるデータ量)
・クーポンを使い切った後は最大200kbps

ファミリーシェアプラン 月額2,940円 (2013/10~2688円に値下げ)
・バンドルクーポン2GB(LTE通信できるデータ量)
・クーポンを使い切った後は最大200kbps
・SIMカード3枚

b-monbile U300は、6ヶ月で14900円 (1ヶ月2483円)で、上限300kbpsでしたので、ライトスタートプランだと少しお安い上に、1ヶ月に2GBもLTEで通信できてしまうことになります。

なおかつ、使い切れず余った容量は1ヶ月間だけ次の月に繰り越せるという親切サービスです。
2GBもあれば、私にとっては十分ですので、この「ライトスタートプラン」を選択しました。

手続きをすませると、すぐに使えるようになりました。
外出先でも家のWiFiなみに高速に通信できるようなって快適です。

なお、クーポン(=LTEで通信できる容量)の残量確認などのメンテナンスは下記のサイトからできます。
https://www.iijmio.jp/service/setup/hdd/
Android/iphoneアプリ「みおぽん」でも確認できますが、webのほうが確認できる項目が多いです。

今回、私は6/29に開通手続きをしたので、バンドルクーポンは日割りされて、2GB / 30 x 2=130MB からのスタートでした。

あと、「クーポンのON/OFF」をwebやiphone/Androidアプリで設定変更することができます。
これは、クーポンを使ってLTEで通信するか、使用せずに200kbps通信するかを切り替える機能です。
たとえばアプリをダウンロードするときとか、重たいサイトを見るときだけクーポンをONにして、節約する、といった使い方もできます。

さらに、この「BIC SIM」の場合は、公衆無線LAN「Wi2 300」が、本来は月々380円かかるのが、無料で使えるという特典つきです。
http://300.wi2.co.jp/
上記のwebサイトから、SIMカード台紙に記載されている電話番号とICCIDを登録すれば、Wii2のIDが発行されます。
(詳細は同梱の説明書を参照のこと)
IDとパスワードを発行すれば、IIJmioのSIMカードを装着していない別の端末でも、Wi2の無線LANが使えました。

結構たくさんアクセスポイントがあるのと、羽田空港から発着する多くのリムジンバスの車内でも使えるので、旅行者にとってもウレシイ特典です。
ただ、月々2GBのコースだったら、こまめにWiFiに切り替えて節約しなくてもよいかも・・・です。
しばらくこのSIMカードを使い続けてみたいと思います。

購入1ヶ月半後の使用感のレポートはこちらの記事をどうぞ。

わざわざビックカメラの店舗まで出向かなくても、Amazonや楽天でも購入できます。
ご購入の際には、SIMカードの大きさ(標準、マイクロ、ナノの3種類あり)にご注意ください。

■ Amazon
Amazonで「BIC SIM」を検索

■楽天市場
楽天市場を「BIC SIM」で検索

海外旅行に持っていく必須スマホ用品チェックリスト

2013/06/16
海外旅行でスマホがグリグリ使えると何かと便利なのですが、いざ旅先で使おうとしたときに、
「しまった!アレを忘れてきてしまった!」
みたいなことにならないように、スマホ関連グッズチェックリストを作ってみました。

■ スマホ本体
これは言わずもがなですので、忘れる人は少ないでしょう。
ただ、最近は複数台スマホを持っている方も増えていますね。
万が一故障したり盗まれたりしたときを考えて2台持っていくという手もあります。
ただし、複数台持っていくと、1台あたりの注意力が削がれてしまい、かえって紛失してしまうことにもなる諸刃の剣。

■ スマホ充電器
ACコンセントに挿して、USBケーブルでスマホに接続して充電するアレです。
自宅で普段使っているものを持っていく、でも構いません。
電源電圧が「100V-240V」に対応したものであれば、全世界で使えます。
「100-120V」とかですと、ヨーロッパなどでは使えませんので、「100V-240V」のものを購入するのがよいでしょう。
電圧変換のトランスは重いのでお勧めしません。
タブレット(Galaxy Tab, Nexus7, iPad, iPad Mini)とスマホを同時に4台まで充電できるオススメ充電器(合計4Aまで)
もちろん100-240V対応

充電用ケーブルは別売です。

■ ACコンセント 変換アダプタ
ご存知のようにACコンセントの穴の形状は、国によって違います。
スマホ充電器がたとえ電圧が100-240V対応のものでも、物理的に異なる形状のコンセントには差せませんので、変換アダプタが必要です。
ただ、割と高級なホテルに泊まる場合は、万国共通な穴形状のコンセントだったり、フロントで変換プラグを借りれたりすることもあります。
各国の電源プラグ形状などは、下記サイトをご参考にどうぞ
旅行用電気製品の選び方 (楽天市場・地球の歩き方ストア内)

■ (スマホ充電用)USBケーブル
意外と忘れやすいのがコレ。
忘れずに持って行ったとしても、旅先で変に引っ張ったりして断線して使えなくなったりする場合もあります。
私も一度、USBケーブルが旅先で接触不良になって充電できなくなり、スマホが使えなくなった経験があります。
そんなに重いものでもないので、予備のケーブルも持参しておくことをお勧めします。
スマホの種類によって、コネクタの種類が異なりますので、追加購入の際にはお間違えのないようにご注意ください。

■ 海外でのスマホの使用方法を調べておく
当たり前ですが、海外の空港に降り立ったときから、もうあなたのスマホは「圏外」となります。
「向こうについてから、スマホのつなぎ方をネットで調べればいいや」というわけにはいきません。
特に海外ローミングで海外ダブル定額を使おうと考えている場合は、提携している現地のキャリアを調べておく必要があります。
お使いの携帯電話会社のサイトで海外での使用方法を事前にチェックしておきましょう。
ソフトバンク・海外パケットし放題
AU・グローバルパスポート・海外ダブル定額
NTT Docomo・WORLD WING・海外パケ・ホーダイ
よいご旅行を!

シンガポールの路線バス検索おすすめアプリ

2013/06/22
先日のシンガポール旅行で重宝した路線バス検索アプリをご紹介します。
■ MyTransport Singgapore

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これ1つでシンガポールの路線バスやMRTの路線図、道路の渋滞状況まで調べられてしまうスグレモノ・アプリです。
しかも無料。

アプリを立ち上げると、下記のようなトップのメニュー画面が表示されます。
2013-06-12_21-40-28.jpg
MRTの路線図も調べられますが、今回は上記赤字で記載しているバス路線の検索機能をご紹介します。

「Bus services」を選ぶと、下記のような画面になります。

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シンガポールにいるときは、最寄のバス停が表示されるようですが、日本で試すと上記のような画面になってしまいます。
そこで、上のスクリーンショットの「Bus service No.」の部分を選択します。

すると、路線バスの番号の一覧が表示されますので、自分の調べたい路線の番号を選択します。

たとえば、10番バスを選ぶと、下記のように、停車するバス停の名前が一覧表示されます。
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路線によっては、上記のように往路と復路の切り替えボタンが現れますので、間違えないように選択しましょう。
香港のバス路線と同様、一方通行の道路が多いので、往路と復路でルートが異なる場合があります。循環路線の場合は、上のような切り替えボタンは表示されません。
バス停の名前だけでは、どこを走るのかよくわからないので、画面下の「Map」を選択します。

すると、下のように、Google Map上に全バス停の位置を表示してくれます。これは便利!
2013-06-12_21-41-59.jpg
このとき、地図データを読み込むのでネット接続が必要になります。

このアプリができる前は、シンガポールの本屋さんでバス路線が載っている地図を必死で探していました。
(そもそも、シンガポールは本屋さんが少ない・・・。)

IMAG4772.jpg
バス路線の地図をなんとか見つけて購入しても、目視でバス路線を調べるのに苦労しました。
あと、紙でできた分厚い大きな地図ですので、結構かさばって荷物になります。

それがこのアプリの登場によって一気に解決しました。
かさばらないし、すぐに調べたい路線を検索できて、地図に表示できてしまいます。
このアプリさえあれば、シンガポールで路線バスを地元民並みに乗り回せるようになりますので、おすすめのアプリです。