2017/07/15
鳥取旅初日の夕方。
宿泊先の「皆生温泉三井別館(楽天トラベル)」の温泉に入った後、自分のお部屋でマッタリしていると・・・。
コンコン。
おばさん 「お布団敷きにきました~」
私 「!?」
時刻は18:30。
確かチェックインのときに、夕ご飯と朝ごはんの時間を訊かれ・・・。
- 夕ご飯は18:30
- 朝ご飯は7:00
に指定していました。
あれ?
18:30は、夕ご飯の時間のはずなのに、何故ゆえにお布団敷きにきたのかな?
私 「あ、すみません、6時半からお食事のお願いをしていたのですが・・・」
おばさん 「???」
どうも要領を得ない様子。
しばらく沈黙が続いたあと・・・
おばさん「はあ、分かりました、すみません・・・」
と言って、いなくなってしまいました。
なんだろう?
しばらくして、今度はお部屋の電話がルルルッと鳴ります。
私 「はい、もしもし?」
女性 「あの~、夕ご飯の用意ができておりますが~」
私 「えっ」
女性 「はい。2Fの大広間にて準備ができております~」
私 「あっ、そうでしたか!すみません!今行きます!」
おおーそうだった。
お食事は部屋食ではなくて、大広間でのお食事なのでした。
何故か私、勝手に部屋食だと思い込んでおりました・・・。
アホですな。
というわけで、ワクワクしながら2Fのお食事会場へ移動。
お食事会場のある建物は、クーラーが効いていて涼しいです。
で、一番奥にあるお食事会場に到着。
自分のお部屋番号があることを確認します。
どうやら、少人数のお客さんが集まる会場のようです。
この大広間以外にも、団体さんを収容するための個室が沢山がありました。
入口にいる案内係の方に部屋番号を告げると、自分の部屋の番号の立て札の席に案内されます。
おお~、まさに絵に描いたような旅館のお食事会場です。
お1人様のお客さんは、私以外にも女性が1名いらっしゃいました。
「こういう場所にお一人様で赴くのは苦手~」という方もいるかと思いますが、そもそも他のお客さんは私のことなど全く気にしていません。
我が道を行きましょう。
あと服装は、お部屋にある浴衣を着てくるのも風情があってよいのですが、私はTシャツ・短パン派。
浴衣だと、油断すると袖にお刺身の醤油が浸かってしまって「ああ~」ってなるじゃないですか。
それを気にするのがイヤなので、機能的なTシャツ姿でご飯を頂くことにします。
初期状態はこんな感じ。
お刺身に豆腐、ズワイカニもあります!
さすが日本海側。
せいろ的なものもあり。
まるで、テレビの旅番組に出てくるかのような。
最近は海外のホテル泊ばかりだったので、こういう純日本風なサービスが新鮮に感じられます。
日本に生まれて良かった(泣)。
まずは瓶ビールを発注して、ぶふぁ~。
旅館で飲むビールは最高です。
ただし、ビール代はもちろん別料金なので、チェックアウト時に精算することになります。
まずは、せいろ下の波動エネルギーに点火。
波動エネルギーの出力により、せいろを加熱します。
で、そのせいろの内部は・・・。
シュウマイと温野菜。
香港のプリプリの蝦入り燒賣とは違って、日本のシュウマイは豚肉入りです(わざわざ解説するまでもない)。
めっちゃジューシーでアツアツ。
野菜も新鮮・アツアツで美味しゅうございました。
まずは、カニから頂きましょう。
既にある程度カラが割られていて、食べやすくなっています。
身がしっかり詰まっていてみずみずしいです。
一人で黙々と身をホジホジして頂きました。
やっぱり、日本海のカニは美味しいな~。
新鮮な海の幸を満喫できて幸せのひと時。
お刺身も新鮮で美味。
ご飯が欲しくなってきた・・・。
この後、いくつか温かいお料理が運ばれてくるのですが、白いご飯の登場は一番最後なのでした。
早い段階でご飯が欲しい場合は、スタッフーさんに申し出ましょう。
温かいお料理その1。
あわびかな?
こりこりした食感がたまりません。
茶碗蒸しも登場。
具材は少な目でしたが、ダシの味がよく染みていて、腹の底に染みわたります。
そしてメインディッシュと思われる天ぷら登場。
大根おろしを天つゆに投入して頂きます。
海老、ナス、カボチャなど。
衣がサクサクで、これも美味としか言いようがありません。
ええと、ご飯はまだ?
スタッフーさん 「ご飯をお持ちしましょうか?」
私 「ハイ!お願いします!」
ようやくご飯セットが登場。
これで役者がそろいました。ハアハア。
ガツガツいくで~。
サイドテーブルには、お櫃(ひつ)が運ばれ・・・。
ご飯のおかわりも自由にできます。
お腹が空いたので、どんどん食べちゃう。
お櫃ごとお代わりすることも可能ですが、そこまでは行きませんでした。
お一人様なので、どんどんお食事が進み・・・。
ミカンのデザートが登場。
ひんやり甘くて美味しい・・・。
というわけで、あっという間に完食。
ご飯が好きなだけ食べられるので、お腹いっぱいになりました。
憧れの旅館のお食事を頂くことができて、大満足でした。
ビールのアルコールが回ってきて、ほろ酔い気分じゃ~。
ごちそうさまの後は、周囲のお食事会場を物色。
色々なお部屋があるようです。
「白兎」「隠岐」などのお部屋の名前が、灯篭に書かれています。
こういう雰囲気、いいわ~
廊下に掲げられた一枚の絵画。
荒々しい日本海の様子が描かれています。
テトラポットが描かれているので、最近描かれたものなのでしょうが、なかなか味があります。
1Fの屋内スペースには・・・。
明日のトライアスロン大会の選手の皆様の自転車がいっぱいです。
公式サイトによると、大会の参加者は約1000名とのこと。
この旅館のみならず、この3連休の皆生温泉はどこも選手たちで賑わっていることでしょう。
部屋に戻ってくると・・・。
ばふ~ん、とお布団が敷かれていました。
畳の上で寝るなんてホント久しぶりです。
でも時刻はまだ夜の7時半。
涼しい部屋で、テレビを見ながらブログを書いたり、本を読んだり。
1人で気の向くままにダラダラと過ごして、そのまま就寝しました。
あ~、ひとり温泉旅館最高。
というわけで、2日目の朝につづく・・・。
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皆生温泉三井別館(楽天トラベル)