2017/07/15
鳥取旅初日の午後。
米子駅でお昼ご飯の後は、今回の旅の宿に向かうべく、駅前のバス停から路線バスに搭乗。
これから向かうのは、米子駅から路線バスで15分ほど行ったところにある「皆生温泉」。
「皆生温泉」と書いて「かいけ・おんせん」です。
現地に到着するまで、ずっと「かいせい・おんせん」だと思っていました・・・。
米子駅から皆生温泉観光センターまでは290円。
SUICAやICOCAなどというハイテクなものはサポートしていません。
支払いは下車時に現金のみ。
スムーズに下車できるように、先に両替しておきましょう。
午後2時半ごろ。
皆生温泉観光センターに到着。
ここが町の中心地的な場所のようで、付近にコンビニもあり。
ただ外はメチャ暑くて、焼け死ぬ・・・。
観光センターの敷地内には、足湯があるものの・・・。
暑すぎて、浸かりたい気がおきません。
はやく宿泊先に行って、クーラーの効いた屋内に避難したい。
観光センターから、スーツケースを転がしながら東へ徒歩数分。
今回の宿泊先「三井別館」に到着しました。
今回はホテルではなく、1人泊OKの温泉旅館に滞在してみることにしたのでした。
鄙びた昭和の宿に引き籠って、大正時代の作家の如くブログを執筆するのだ。
超楽しみ~。
旅館の入口には・・・。
むむっ?
「全日本トライアスロン 皆生大会 御一行様」ですと?
これから大会か何かが開かれるんでしょうかねえ?
ハイ、そうです(←誰?)。
このとき調べて初めて知ったのですが、ここ皆生温泉は日本で初めてトライアスロンの大会が開かれたという「トライアスロン発祥の地」とのこと。
この海の日の三連休の中日7/16(日)は、まさに年に1度のトライアスロン大会が開かれるその日なのでした。
この宿を予約した時は、そんなこととはつゆ知らず。
でも折角なので、トライアスロン大会を観戦してみるのも面白いかも。
では、ごめんくださーい。
あれ?
フロントに誰もいない。
チェックインは15時からなのに対して、現在時刻は14:50ごろ。
では、スタッフさんが登場するまで・・・。
涼しい旅館のロビーで一休み。
いやー涼しいね。
ロビーからは、緑豊かな日本庭園が眺められます。
落ち着くわ~。
やがてフロントにスタッフさんが登場し、チェックイン開始。
お食事つきプランの場合、チェックイン時にご飯の時間を訊かれますので、予定を考えておきましょう。
夕ご飯は、18:00, 18:30, 19:00から選択。
朝ご飯は、7:00, 7:30, 8:00から選びます。
宿帳に氏名を記入して、お部屋の鍵を受け取ります。
青い透明のプラスチックの四角い棒に鍵がくっついてキター!
まさに昭和の旅館。
小さい頃、親に連れられて泊まった旅館を思い出しました。
あまりの懐かしさに涙が出そうになります。
旅館のおばちゃんに、お部屋に案内してもらいます。
昭和のにほいが漂う館内。
増改築を繰り返したせいか、意味不明な段差があちらこちらにあります。
レトロ感満載です。
お部屋の外の廊下には、このような収納があり。
中には色々なサイズの浴衣が入っています。
お部屋にもMサイズの浴衣があるものの、サイズが合わないときは、こちらからお取りください、とのこと。
ふむふむ。
自室は3階の角部屋。
靴を脱いで、畳のお部屋に上がります。
入ってすぐのところに、3畳ほどの小さなお部屋があり。
久しぶりの畳のお部屋だ・・・。
押入れの中には、お布団が収納されています。
後で布団を敷きに来てくれますので、そっとしておきましょう。
そしてメインのお部屋に突入。
おお~、まさに絵に描いたような昭和の旅館の間取り。
この8畳ほどのお部屋を一人で独占できるとは、夢のようです。
最近は近代的なホテルばかり利用していたので、こういう昭和な旅館に泊まるのは逆に刺激的。
木製の据え置き型クーラー。
これも昭和・・・(泣)。
かなり年季が入っていますが、現役バリバリで正常動作しているのが驚異的。
おかげで外は猛暑でも涼しく快適でした。
ちゃぶ台と、その向こうに座椅子とテレビ。
座椅子が、テレビに背を向けるように置かれています。
反対では?
後でテレビが見やすいように、座椅子の位置を自分で変更しました。
テレビはさすがに液晶テレビ。
テレビはシャープ製で、テレビ台は東芝製。
両社とも大変なことになりましたけど・・・。
貴重品は、テレビの下の金庫の中にしまっておきましょう。
ちゃぶ台の上のセット。
急須、湯飲み、お茶セットと銘菓「因幡の白兎」。
いかにも昭和の旅館な感じです。
窓際の一角は絨毯になっていて、洋風なテーブルと椅子を配置。
これまた典型的な昭和の旅館のお部屋です。
何もかも皆なつかしい。
窓の外には・・・。
小さな古いお堂や、温泉の源泉の櫓が見えたりして、そこそこ風情あり。
海からは離れている&反対の方角なので、海は見えません。
トイレと洗面台もあり。
設備は古く、日焼けして若干クリーム色に変色していますが、清掃が行き届いていて清潔に保たれています。
トイレ内は空調が効いておらず、蒸し暑いです。
館内の共同トイレもあり。
大浴場があるので、お部屋の中にお風呂やシャワーはありません。
冷蔵庫の横には・・・。
出た!
タオルを干しておく用の物干し。
海外のホテルでは絶対にお目にかかることのない、日本の温泉旅館ならではの設備です。
冷蔵庫内は・・・。
空っぽです。
かつては有料のビールやジュースが入っていたようですが、運用されていない様子。
後で近所のコンビニに買い出しに行くことにしよう。
取りあえず、座椅子の位置を変えて・・・。
延長コードでコンセントを引き延ばし、持参してきたノートPCを展開します。
残念ながら、無料Wi-Fiはロビーのみとのこと。
予想どおりなので、SIMフリースマホでテザリングしてネット接続しました。
しばらくダラダラとネットを見たりして休憩・・・。
長くなったので、次回は昭和の雰囲気が漂う館内探索の編に続きます。
館内の様子と館内の温泉の情報はこちら
鳥取旅2017/07 皆生温泉・三井別館の館内と源泉かけ流しの温泉の編
旅館の周辺の様子はこちら
鳥取旅2017/07 皆生温泉・三井別館の周辺をウロウロするの編
晩御飯1日目の様子はこちら
鳥取旅2017/07 皆生温泉・三井別館でおひとり様の晩御飯1日目の編
2日目の朝ごはん(個別食)の様子はこちら
鳥取旅2017/07 皆生温泉・三井別館にて朝食の編
晩御飯2日目の様子はこちら
鳥取旅2017/07 皆生温泉・三井別館にておひとり様のご夕食2日目の編
3日目の朝ごはん(バイキング形式)はこちら
鳥取旅2017/07 皆生温泉・三井別館の朝食バイキングの編
この旅館の口コミなどの詳細はこちら
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