2017/07/15
海の日の三連休到来。
日本のどこか静かな温泉にでも行ってゆっくりしたい・・・(暑いけど)。
で、航空券と宿をテキトーにネットで探して決めた目的地が「鳥取県米子」。
鳥取砂丘は、学生時代に青春18切符で行ったことがあるものの、鳥取県のそれ以外の場所はまだじっくりと滞在したことがなかったので。
お一人様で宿泊できる温泉宿も、運よく最後の1部屋をゲットできたので行ってみることにしたのでした。
というわけで、やってきたのは羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)。
久しぶりの国内線の保安エリアにワクワク。
3連休の初日ということで、お客さんがかなり多いです。
ANA FESTAのおにぎり屋さんに長蛇の列が出来ていました。
しかしながら、我が米子行きNH383便は・・・。
なんと機材繰りのため、出発が1時間遅れとのこと。
9:40定刻発が10:40発に遅延。
昨日時点では30分遅れの予定だったのが、さらに30分遅れるようです。
まあでも、当方はお気楽な1人旅なので全く問題アリマセン。
午前10時00分ごろ。
ようやく私を米子に連れて行ってくれるボーイング787-8 (JA821A)が到着。
2017年7月から、米子線にもボーイング787が投入され始めたとのこと。
地方路線のお客さんが最近増えているんでしょうかねえ。
1時間遅延のお詫びの「お食事代」として・・・。
なんと搭乗者全員に、夏目漱石(1000JPY)が1枚支給されました。
あらまあ、すみませんねえ。
LCCにはない心遣いに、かえってこちらが恐縮してしまいます。
1時間遅れで機内に突入。
最新機材なので、デザインが今風に洗練されていてピカピカです。
実は搭乗前に、ANAラウンジにてアップグレード・ポイントでプレミアムクラスにアップグレードできないかと問い合わせてしておりました。
しかしながら、残念ながらプレミアムクラスは満席。
その代わり、普通席の最前列の左側窓際席ならご案内できますよ、とのこと。
おお~ありがたや。
しかも左側ということは、富士山が見える側ではないですか。
お願いします!ということで、その席に変更してもらったのでした。
というわけで、足元広々の最前列席に着席。
膝先に30センチぐらいの空きスペースがあって、超快適です。
これなら、お隣さんにご迷惑をおかけせずに通路側に出られます。
787の窓と言えば、この電子窓。
物理的なブラインドはなくて、窓の色が青っぽく変わることによって、光を遮断できる仕組みです。
うーむ、近未来。
窓の下には、このような明暗コントロールボタンがあり。
5段階で、窓の光の透過率を調節可能。
ボタンを押してからディレイがあるものの、じんわりと窓の色が透明から青色に変わっていきます。
一番暗くした場合でも、外の景色は見えるものの、直射日光が手元に差し込んでくるのは遮段できます。
では、機内誌の「翼の王国」を精読。
なんと2017年7月号は、筆者の好物の香港・マカオ特集。
今回は香港の茶餐廳や麺粥店の「タイル」にスポットを当てた特集のようです。
いかん、また香港に行きたくなってしまった・・・。
機内誌の特集記事はいつも旅情たっぷりで、ついつい引き込まれてしまいます。
こちらはマカオ特集。
こちらは「アズレージョ」の壁画と、石畳の「カルサーダス」に着目した記事になっていました。
いかん、マカオにも行きたくなってきた・・・。
やがて搭乗機はプッシュバック開始。
グラウンド・ハンドリングの方が手を振って見送ってくれます。
外はかなり暑そうですが、ご苦労様です。
何故か今回はC滑走路(16L)から離陸して左旋回。
舞浜の東京ディスニーランドを左手に見ながら、西日本方面に舵を切ります。
そして離陸後しばらくすると・・・。
機内アナウンス 「ただ今左手に富士山が見えております」
夏なので、雪はほとんど溶けてしまった様子。
お飲み物の時間がやってきました。
国内線だと酒類は有料なので「リンゴジュース」を発注。
国内線なので、シートテレビはないものの・・・。
ANAのボーイング787は、機内Wi-Fiに対応しているので、スマホで接続してみました。
ただしインターネット接続は有料。
JAL国内線は完全無料化って言っているけど・・・。
インターネットに接続しなくても、機内に搭載しているサーバー内にあるコンテンツを無料で楽しむことが可能。
動画も見れるようです。
シートテレビがなくても、各自のスマホで動画や音楽を楽しむことができるという趣向。
ただし飛行時間が短いので、映画は無く、バラエティ番組やテレビドラマが中心です。
しかーし。
ANAアプリをインストールしていないと見れないとのこと。
機内からはインターネットに接続(有料)しないと、ANAアプリをインストールできないのが不便なところ・・・。
しまった・・・乗る前にインストールしておけばよかった。
復路こそは、動画が見れるようにアプリを準備しておこうと思います。
動画は見れなくても、電子書籍の閲覧は可能。
あまり種類が多くないのと、拡大・縮小操作がやや分かりにくいですが。
種類は少ないものの、漫画も見れます。
エヴァンゲリオンの英語版もあり。
訪日外国人の方が、このサービスの存在に気付くことはあるのだろうか・・・。
機内WiFiコンテンツをいじくりまわしている間に・・・。
もう鳥取県の上空にやってきました。
フライトマップもスマホで見れるのは便利です。
それにしても、国内線の飛行時間はあっという間やね。
午後0時10分ごろ。
約1時間遅れで米子鬼太郎空港に着陸。
自衛隊と共用の空港なので、自衛隊の貴重な貴重なYS-11型機が駐機しているのが見えました。
そしてそのお隣には・・・。
航空自衛隊・美保基地所属のC-2輸送機3機(68-1203/68-1204/68-1205)を視認。
今年(2017年)の3月に配備されたばかりの新型輸送機です。
軍用機マニヤにはたまりません。
そしえ、米子「鬼太郎」空港に到着。
機内アナウンスでも「米子鬼太郎空港に到着いたしました」と言うておられました。
というわけで、次回はゲゲゲの米子鬼太郎空港レポートの編。