「各国SIMカード」カテゴリーアーカイブ

中国联通香港のSIMカード「跨境王」を日本でチャージしてみたの編

2015/08/30
以前の記事でご紹介した、中国联通香港(China Unicom HongKong)の「跨境王」SIMカード。
HKG_ChinaUnicomHK_201412_010_R
中国本土と香港の両方でデータ通信と通話ができるというスグレモノのSIMカードです。
基本的には香港のSIMカードですので、中国ではローミングして使用することになります。

筆者注:
このカードは2017/01現在、正規キャリアでの取り扱いが無くなりました。

詳細は前回の以下の記事をご参照のこと。
中国联通香港のSIMカード「跨境王」を香港と中国・海南島で使ってみたの編

で、今回は、このSIMカードの有効期限を延ばしてみるべく、日本でSIMのチャージ額を増値させてみましたので、その報告です。
以下は2015/08/30時点の情報です。
チャージは自己責任でお願いします。

準備

  • SIMカード「跨境王」をSIMフリースマホにセットして、残高を確認しておく(*118*35#に電話)
  • クレジットカード(VISAかMaster)を用意する

先にSIMカードをスマホに入れなくてもチャージそのものは可能です。
チャージ前の残高を確認しておいたほうがよいのと、チャージに成功したらすぐにSMSが届くので、その確認用にSIMカードを先にスマホにいれておくことをお勧めします。

チャージ手順

まずは、PCで中国联通香港のページにアクセスします。
右の方にある「手機/上網卡繳費增值」という欄からチャージできます。
上の枠に香港の電話番号8桁を入力し、下の枠は「信用卡/銀聯卡」を選択して「増値」をクリックします。
ここで電話番号を間違えると、最悪、赤の他人の電話番号にチャージされることになりますので、よーくよーく確認します。

すると、以下のような選択画面が表示されますので、チャージ額を選ぶか入力するかして「確認」をクリック。
Charge_Menu
チャージ額に応じて、SIMカードの有効期限が延長されます。
たとえば100HKDチャージした場合は180日延長される、とのこと。
チャージ額と有効期限の延長日数の関係は上のスクリーンショット下部の表を参照のこと。

すると次は下記の画面が出現します。
Charge_select_card
「信用卡(クレジットカード)」を選択し、下のチェックボックス(18歳以上かどうか云々の同意)にチェックをいれて「確認」をクリックします。

この後は、カード情報の入力へと進みます。
私の場合はVISAカード使用で、カード裏面の認証コード(下3ケタ)の入力が必要でした。
そのあとはVISA Vpassのパスワード入力画面へ。
Vpassのパスワードを忘れている人は、先に思い出してからトライした方がよいでしょう。

決済が無事に完了すると、すぐにスマホにSMSが届きます。
「*118*35#」に電話して、残高がチャージ分だけ増えていて、有効期限が伸びたかどうかを確認しましょう。
私の場合は、上記の手順で無事にチャージできました。
有効期限は、他のSIMカードのように「チャージ日から起算して180日後に伸びる」ではなく、「元の有効期限日から起算して純粋に180日伸びる」です。
なので、何度もチャージすると、どんどん有効期限を延ばせて便利です(といっても限界はあるかと思いますが・・・)。


台湾のSIMカード・桃園国際空港第2ターミナルで中華電信のSIMカードを購入してみたの編

2015/07/26
先日、台湾に行く機会があったため、桃園空港で現地のSIMカードを購入してみました。
注:現地SIMカードを使うためには、SIMロックフリーな端末が必要です。

桃園空港第2ターミナルのSIMカード売場

今回は、ANAやJALが到着する第2ターミナルのSIMカード売場を利用しました。
SIMカード売場は、到着ロビーに出て、左のほうに歩いていった先にあります。

こんなような案内板もあり。
TWN_2015JUL_093_R
「電信服務」の案内に従って進めば見つかります。

こちらがSIMカード売場。
TWN_2015JUL_095_R
後ろに明るく光っている案内板があるので、撮影が困難。
中華電信の他にも「大哥大」など他の会社のSIMカード売場もありました。
中華電信は日本でいうところのNTTドコモにあたる会社で人気が高く、10人ぐらいが並んでいました。
購入まで結構待たされます。
並ぶのがイヤな場合は、空いている他の会社を選ぶという手もあります。

料金プラン

中華電信の料金プラン(2015/07現在)は

  • A : 3日間データ通信無制限+100NTD分の通話=300NTD
  • B : 5日間データ通信無制限+300NTD分の通話=300NTD
  • C : 5日間データ通信無制限+500NTD分の通話=500NTD
  • D : 7日間データ通信無制限+150NTD分の通話=500NTD

などなど。(最大30日のプランまでありました)
通話は殆どしないので、今回はBのプランを選択しました。
1 NTD(ニュー台湾ドル)は、約4円。(2015/07現在)
約1200円で5日間データ通信無制限なので、ローミングするよりもずっとお得です。

購入時のやりとり

まず最初に、お前のスマホはSIMフリーか?と聞かれますので、YES、と答えます。
希望する料金プランをアルファベットで伝えると、4G(LTE)か3Gか聞かれますので、自分のSIMフリー端末がどちらに対応しているか答えます。
2015/07現在、4G用も3G用も同価格、というキャンペーン期間中でした。
台湾ではSIMカードの購入にはパスポートが必要なので、パスポートを提示。
次に早口で電話の掛け方とか、スマホの設定方法を教えてもらいます(後ろにたくさん人が並んでいるので)。
あとはお金を払ってSIMカードを受け取って終了。
カタコトの日本語を話す係員さんでしたので、かなり簡単に買えました。
設定が苦手な人の場合は、スマホにSIMカードを入れて通信できる状態まで設定もしてくれるようです。

パッケージ内容

購入した中華電信のSIMカードのパッケージはこんな感じでした。
TWN_SIM_2015JUL_003_R
この中にSIMカードが挟まっています。

SIMカードは、標準/Micro/nanoの3形状すべてに対応できるように切れ込みが入っています。
自分の場合はMicro SIMなので、その形状になるようにSIMカードをペキッと切り取ります。
形状を間違えると面倒なので、間違えないように慎重に切り取りましょう。

中国語、英語の他に、なんと日本語の説明あり。(クリックで拡大可能)
TWN_SIM_2015JUL_001_RR
「買える所:中華電信のサービスセンサー、コンビニストア」・・・
カタコトの日本語で思わずニヤけてしまいます。
が、なんとか意味は分かります。
日本語説明入りの海外SIMカードは、これが初めてです。

設定は簡単

一応、パッケージの裏面に設定方法や国際電話の掛け方が書かれています。
TWN_SIM_2015JUL_002_R
設定はAPNに「INTERNET」と設定するのみ。
Galaxy Note3(香港版)の場合は、APNが自動で設定されましたので、SIMカードを入れるだけで、即通信できました。
香港のSIMカードなみに開通作業は簡単です。
しかも今回立ち寄った場所からは、どこでも4Gで快適に通信できました。
もちろん、Google MapやWebサイト閲覧、テザリングも問題なく出来て大変便利でした。

説明書きによると、SIMカードの有効期限は、購入後180日後まで。
リチャージすると、その日から180日後まで有効期限が伸びるとのこと。
有効期限が切れると、リチャージもできなくなって失効すると思われますので、その時にはまたSIMカードを買い直す必要があります。


ジャカルタ空港ターミナル2でTELEKOMSELのSIMカードを購入してみた・2015/04

2015/04/30時点の情報です
<最新記事はこちらをどうぞ>
ジャカルタ空港ターミナル2でTELEKOMSELの4G対応SIMカードを購入してみたの編2016/09

今年もインドネシア・ジャカルタに行く機会があり、再度インドネシアTelekomselののSIMカード「simPATI」を購入してみましたので、そのレポートです。

ジャカルタ空港第2ターミナルのsimカード売場2015/04

ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港第2ターミナルからインドネシア入国。
イミグレ通過後、スーツケースをピックアップするところの間にあるsimカード売場は健在でした。
が、何故か今回は、香港でおなじみの「3」のお店になっていました。
「3」は、ハッチソンのキャリアのブランド名ですが、香港のみならずインドネシアにも進出してきているのですね。

あと税関通過後の一般の1F到着フロアにも、SIMカード売場ができていました。
「Cellular Queen Shop」
JKT_2015APL_DSC07187_R
お値段表を見た限りでは、税関内のsimカード売場と同じお値段のようでした。
ここに売場があれば、レートが悪い日本でルピアを準備しなくても、現地でルピアを両替してから購入できるので便利になりました。

TELEKOMSELのsimPATIを再度購入

前回購入して問題なく使えたTelekomselのsimPATIを今回も購入しました。
上の一般エリアにsimカード売場があることは知らなかったので、税関前の前回と同じ場所のショップで購入。

SIMカード本体のお値段(空港価格)は60000 IDR(約600円)に値上がってました。
JKT_2015APL_DSC07241_R
前回(2014/08)購入時は50000 IDRでしたので、結構値上がりましたねえ。
パッケージのデザインも少し変わった模様。

前回購入時に学習しておいた、1カ月2GB定額プラン(Flash Optima)を使いたい旨を店員さんに伝えます。
「Flash Optima 2GB, Bulanan(1カ月)」と書いた紙と、スマホ(Galaxy Note3)を見せながら、「フラッシュ・オプティマ 2GBプリーズ」などと言うと、なんとか理解して頂けた様子。
店員さんは「おー、この人料金プランまで指定してきたよー(推測)」的なことを他の店員さんと話ししながら、店員さん自身の携帯にSIMカードを入れて開通作業をやってくれました。

下調べによると、1カ月2GBプランは65000 IDRなので、追加でSIMにチャージしなればなりません。
が、リチャージカードは50000 IDRの上は10万IDRのものしかない様子。
しかも空港価格だと、10万ルピアのリチャージカードが12万ルピアとのこと。
SIMカード本体と合わせると18万ルピア(約1800円)になってしまいますが、これで今回の1週間の滞在中の通信が余裕で賄えるので、これでよしとします。

ちなみに店員さんによると、Flash Optima 2GB/1カ月は、65000 IDRではなくて、75000 IDRに値上がったよ、とのこと。
そもそも10万IDRをチャージしているわけなので、これもこれでよしとします。
どんどん値上げされていきますね・・・。

一通り開通作業とプラン申し込みが終わったらしく、店員さんからSIMカードをもらってスマホにセットします。
問題なくインターネットのウェブサイトを見れることを確認してお会計。
今回のインドネシア訪問では、ジャカルタのみならずジョグジャカルタやボロブドゥールにも行きましたが、問題なく通信できて便利に使えました。
1週間の滞在中、Google Mapを使いまくりましたが、2GB中500MB程度しか使いませんでした。
次回からはジャカルタの街中でSIMカード買うことにしようかな・・・。

このSIMカードの基本的な使い方は以下の過去記事をご参照のこと
ジャカルタ空港ターミナル2税関前のお店でTELEKOMSELのSIMカードを購入してみた・2014/09

中国联通香港のSIMカード「跨境王」を香港と中国・海南島で使ってみたの編

2015/01/05
年末年始にかけて、香港と中国・海南島に行く機会があり、香港と中国のデュアルナンバーSIMで有名な中国联通香港(China Unicom HK)の「跨境王」を使ってみましたので、そのレポートをお送りします。

筆者注:
2017/01現在、中国政府の方針変更により、本記事のSIMカードは正規キャリアのショップでは買えなくなりました。

その代替品「跨境王4G香港號碼版」については以下をどうぞ。
中国联通香港のSIMカード「跨境王4G香港號碼版」を入手したので、まずは使用方法を調査するの編

SIMカード「跨境王」とリチャージカードの購入

九龍半島・旺角の西洋菜南街にあるChina Unicom(中国联通)のお店で購入しました。
購入日は2014/12/28。パスポートの提示は不要でした。
HKG_ChinaUnicomHK_201412_008_R
China Mobile(中国移動)や3HK(ハッチソン)のショップは街中でよく見かけるのですが、China Unicomのショップはあまり見かけないような。
お店の中に入ると、「跨境王」のSIMカードのパッケージが陳列されているので、指さしながら「ディスワン・プリーズ」とか言えばOKです。

こちらがそのパッケージ。
HKG_ChinaUnicomHK_201412_010_R
店内には「跨境王」の説明チラシもありました。
香港版Galaxy Note3(SM-N9005 SIMフリー)で使うため、Micro SIMサイズかどうかを店員さんに確認。

購入金額は120HKDで、66HKD分が初期チャージされています。
以前にご紹介した中国移動香港のSIMカードに比べると、ややお高い上に初期残高は少ないです。
でもその替わり、この「跨境王」1枚で中国と香港の両方で使用可能、というのが最大のメリットになります。

ただチャージ額が66HKDだと「7日/500MB/78HKD」のプランに申し込むには残高不足のため、同時に100HKDのリチャージカードも購入しました。

「キャナイハブ・リチャージ・バウチャー?」とか言うと、なんとか店員さんも理解して頂けました。
店員さんからは、
「SIMカードだけなのか、すでにSIMカードを持っていてリチャージバウチャーだけ欲しいのか?」
と聞かれ、
「SIMカードは持っていないので、SIMとリチャージカードの両方欲しいですぅ」
などという、カタコト英語でのやり取りもありました。

こちらがそのリチャージカード 100HKD。
DSC03024
SIMにチャージすることを「Top Up」とも言います。
このカードを使ったチャージ方法は後述。

自力でアクティベーションしてみる

購入してから2日後の2014/12/30。
中国・海南島に向かう飛行機の搭乗前の香港空港にて自力で開通作業を行いました。
パッケージの英語の説明書きにもあるように、

  • 香港では「UNICOM HK」か「UNICOM (PCCW)」というネットワークと接続
  • APNは「3gnet」に設定
  • 何かデータ通信する

で、無事にアクティベーションできました。
すぐにスマホの設定で「モバイルデータ通信」をOFFにして、これ以上勝手に従量課金(2HKD/MB)されないようにします。

ちなみに、パッケージ内の説明書きとSIMカード本体はこんな感じ。(クリックで拡大)
DSC03026
以上の他に、白い紙のマニュアルもついてきます。
SIMカードの有効期限は、アクティベーション後90日間とのこと。
ただし、後でチャージすればその金額に応じて有効期限を延長できます。

開通に成功すると、お約束のSMSが何通か届きます。
CU_Activation
アクティベーション成功の案内だけは英語でもSMSが届きます。
定額料金プランの案内のSMSも同時に届きました。

  1. 35HKD/100MB/1カ月→ *118*431#で申し込み
  2. 38HKD/300MB/1日→ *118*441#で申し込み
  3. 78HKD/500MB/7日→ *118*500#で申し込み

の3つのデータ通信定額プランがあるとのこと(2014/12/30現在)。

チャージ額と有効期限の確認

チャージ額と有効期限の確認方法は、「*118*35#」に電話します。
しばらくすると以下のようなSMSが届きます。
CUHK_Zandaka12
残高は58HKDで、有効期限は90日後の2015/03/30までとのこと。
開通と同時に月額維持費6HKDと、開通のためにチョイとデータ通信したため2HKDが差し引かれたようです。
そのため残額は、66HKD – 6HKD – 2HKD = 58HKDになったと思われます。

リチャージ・バウチャーでチャージ

次に、同時に購入した100HKDのリチャージ・バウチャーでチャージしてみます。
英語の音声ガイダンスを正確に聞き取れなくて苦労しましたが、なんとか成功しました。

例によって、バウチャーの裏面の銀色部分を削るとパスワードが出てきます。
HKG_ChinaUnicomHK_201412_001_R
しかしながら、中国移動香港や3HKのように、ダイヤルのコマンドだけでチャージする方法がないらしく、電話の音声案内に従ってダイヤルする方法しかないようで、ちょっと不便です(2014/12/30現在)。

香港では「6611 0011」、中国では「130 1020 0400」に電話すると、中国語と英語で自動の音声アナウンスが流れます。
英語のリスニング力が試されます。
できれば聞き漏らさないように、イヤホンをつけてアナウンスを聞き取るのがよいでしょう。

(1) 最初は「中国語案内希望なら1、英語案内希望なら2にダイヤルしろ」と言われますので、当然「2」にダイヤル。
(2) 次に「この番号のSIMカードにチャージするなら1、別の番号のにチャージするなら2,それ以外なら3にダイヤルしろ」と言われますので、「1」にダイヤル。
(3) その後「リチャージカードのパスワードの数字を入力して「#」を押せ」と言われますので、さっき削って出てきた数字を入力後「#」をダイヤル。
(4) 間違いなく入力できたら、確認のため「1」をダイヤル。

私は(3)の「#をダイヤルしろ」の部分が聞き取れず、パスワードの数字だけを入力していたら、「不正確(incorrect)」と何度も言われてハマりました・・・。

以上成功すると以下のようなSMSが届いてチャージ完了です。
CU_Recharge_success
またこのとき、以下のようにSIMの有効期限が延長されます。
SIMカードのパッケージの記載によると、

  • 50HKDチャージすると90日間延長
  • 100HKDチャージすると180日間延長
  • 300HKDチャージすると360日間延長

とのこと。
例えば今回のように100HKDチャージした場合、3HKや中国移動香港のSIMのように「チャージした日から180日間有効になる」わけではなくて、「有効期限が追加で180日間延長される形になる」という若干太っ腹な仕様です。

あと今回は試していませんが、クレジットカードを使ってオンラインでチャージもできるらしいです。
その入口はこちらとのこと。

7日/500MB/78HKDのデータ定額に申し込む

最後の仕上げは7日/500MB/78HKDのデータ定額の申し込み。
申し込み方法は上述したように「*118*500#」にダイヤルすればOKです。
CU_flatdata_app
申し込み日は2014/12/30ですので、7日後の2015/01/06までの間500MBまで78HKDの定額で使用可能になりました。
500MBを使いきった場合、もしくは香港時間の2015/01/06の23:59を過ぎた場合、2HKD/MBの従量課金になります、とのこと。
従量課金になると、青天井で残高が減っていくので注意が必要です。
(ただし定額通信データ量の残りを確認する方法がないのが難点・・・)

一応、SIMカードのチャージ残高を確認しておきます。
「*118*35#」に電話
CU_extended
58HKD(チャージ前残高) + 100HKD(チャージ) – 78HKD(7日/500MB定額代) = 80HKDとなりました。
SIMカードの有効期限は、100HKDチャージする前の2015/03/30から180日間延長されて、2015/09/26までになりました。

ここまで確認できたら、スマホの設定の「モバイルネットワークを使ったモバイルデータ通信」にチェックを入れてデータ通信を有効にします。
(データ通信無効の状態でも、上記のチャージや定額プラン申し込みは可能です)
ブラウザーを開いて問題なくウェブサイトを閲覧できることと、ガリガリ通信してもSIMカードの残高が減らないこと(=定額プランになっていること)を確認しました。

あと今回、上記のデータ定額の申し込みは香港で行いましたが、定額プランは香港と中国で共通なので、中国到着後に再度申し込む必要はありません。
このあたりは非常に便利です。

中国・海南島で使ってみる

その後、香港空港から海南島・三亜鳳凰国際空港へ飛行機で移動。
到着後、China Unicomの電波を掴んだら、スマホのローミング設定をONにします。

これで無事にデータ通信開始~と思いきや、Webページを開こうとするも下記のような表示になって全く見れず・・・。
CUHK_no_connection
電波も4本立ってローミング「R」もできているのに、データ通信ができない状態。
APN設定を確認してスマホを何度再起動してもダメでハマりました。

失意のまま、ネットの情報に頼ることなく自力で空港から宿泊ホテルに移動して、チェックイン。
ホテルの自室で落ち着いて設定をいぢり倒しているうちに、解決方法を発見しました。
Galaxy Note3の「設定→接続→その他ネットワーク→モバイルネットワーク→ネットワークモード」の設定が原因だった模様。
CU_setting_China2
上記のように「WCDMA/GSM(自動接続)」の設定、つまりLTEを無効にすると通信できるようになりました。
「LTE/WCDMA/GSM(自動接続)」の設定、つまりLTE有効のままだと、なぜかうまく通信できないようです。
自分の端末(香港版Galaxy Note3 SM-N9005)特有の問題なのか、はたまた海南島特有の問題なのかは良く分かりませんが、もし同じようにハマった方がいましたら、上記の設定をお試しくださいませ。

ともあれ、どうにか中国・海南島でも無事にスマホでデータ通信できるようになり一安心です。
ホテルのWifiだと例のアクセス規制がかかっており、GoogleのサイトのみならずライブドアやFC2等の日本の大部分のブログを見ることができません。
(本ブログは中国のネットワークからもアクセスできました。2014/12/30当時)
が、このSIMカードを使ったローミングの場合はこの規制が適用されないようで、日本や香港と同じようにGoogle MapやGmailの送受信ができて非常に助かりました。
Galaxy Note3(香港版)でWifiテザリングして、別途持参したノートPCでも自由にインターネットにアクセスできてブログ更新などができ、大変便利でした。

後日、日本でクレジットカードを使ってチャージしてみたときの記事は下記をご参照のこと。
中国联通香港のSIMカード「跨境王」を日本でチャージしてみたの編

中国移動香港の「4G/3G Data &Voice Prepaid SIM Card」にチャージしてみたの編

2015/01/02
年末年始にかけて香港に滞在する機会がありましたので、前回購入した中国移動香港(Chine Mobile HK)のSIMカードを、リチャージカードを使ってチャージ(充値)してみました。その忘備録です。
使用機器は香港版Galaxy Note3(SM-N9005)SIMロックフリーです。

リチャージカードの購入

今回は夜11時ごろに香港空港到着だったため、空港の中国移動香港のお店では購入できず。
翌日(2014/12/26の朝)Google Mapで検索して見つけた香港島・灣仔の荘士敦道のお店にて購入しました。
HKG_ChinaMobile_Recharge_002_R
付近には、Smartoneとか3HKのお店もありました。

私 「キャナイハブ・リチャージ・バウチャー?(リチャージカードありますか?)」
店員 「リチャージ?」
私 「イエス、リチャージ・バウチャー」
店員 「バウチャー?」
私 「イエス、アイウィル・リチャージ・バイマイセルフ(自分でリチャージしまっせ)」
店員「OK、ハウマッチ?100? 200?・・・」
私 「100プリーズ」
店員「OK」

・・・的な会話を経て、リチャージカードの購入に成功しました。
リチャージカードを購入しなくても、お店でお金を払ってチャージしてもらうことも可能なので、バウチャーを買うのか、その場でチャージするのかを確認されたのだと思います。

こちらが現地で購入したリチャージバウチャー(増値券)
HKG_ChinaMobile_Recharge_003_R
100HKDで購入。
10HKD分おまけでチャージされるとのこと。
(カードのデザインは2014/12/26時点のもので、今後変わるかもしれません)

裏面の銀色の部分を削ると、リチャージに必要なパスワード(16桁の数字)が現れます。
HKG_ChinaMobile_Recharge_001_R
爪でも削りとることが可能。

自分でリチャージしてみる

リチャージ方法は、「*139* (16桁のパスワード) #」に電話すればOKです。
一応リチャージする前に、SIMカードの残高を確認「*#130#」しておくとよいでしょう。

念のためAndroidスマホの「設定→その他ネットワーク→モバイルネットワーク」の「モバイルデータ」のチェックをはずしておきます。
スマホの電源OFF→中国移動香港のSIMカードに入れ替える→スマホの電源ON。

スマホが起動したらAPNを設定し、China Mobileの電波を拾ったら「*#130#」に電話して残高を確認します。
original_value
チャージ前の私のSIMカードの残高は27.1HKD。

電話機能を使って「*139* (16桁のパスワード) #」を入力。
recharge_command
削って出てきた16桁の数字のみを入力すればOKです。

チャージに成功した場合は、このようなメッセージが届きます。
charge_success_chinamobile
間違って他の数字を入力してしまった場合は、再度やりなおせばOKです。

しばらくすると、同じ内容のSMSが届きます。
chinemobile_success_sms
27.1HKDに、100HKDとオマケの10HKDが加算されて、合計137.1HKDになったのを確認できました。
有効期間も、180日先(2015年6月24日)にまで延長されました。

5日間/1.5GB/48HKDの定額のプランに申し込んでみる

続いて、5日間/1.5GB/48HKD定額プランに申し込んでみます。
コマンドは「*103*100*07#」です。

上記の申し込みに成功すると、以下のようなSMSが届きます。
chinamobile_plan_app
1.5GB定額の有効期限は2014/12/31の23:59まで。
この日は2014/12/26の朝ですので、申し込み日は含まないでさらに5日間有効ということのようです。

「*#130#」に電話して、残高を確認してみます。
Chinamobile_kakunin
137.1HKDから、48HKDを差し引かれて89.1HKDになりました。

ここでAndroidスマホの「設定→その他ネットワーク→モバイルネットワーク」の「モバイルデータ」のチェックを入れて、ブラウザを開き、インターネットにアクセスできることを確認できれば終了です。

以上、中国移動香港のリチャージと、1.5GB/5日間/48HKD定額の申し込み方法でした。
特に失敗してハマることもなく簡単に設定できました。
動画さえ見なければ、5日間で1.5GBもあれば十分だと思いますので、結構お得なプランかと思います。

SIMカード本体は、日本のAmazonでも購入可能のようです↓
4G/3G データ&ボイス・プリペイドSIMカード $80 – 香港LTE対応 – 並行輸入品 (1枚(通常/マイクロSIMサイズ両対応))

シンガポールのSIMカード・M1の「M CARD」を使って日本でローミングに失敗するの編

2014/12/02
シンガポールのキャリア「M1」のプリペイドSIMカードこと「M CARD」について。
現地で快適に使えたこのSIMカードを、日本で使えるかどうか試してみました。
が、残念ながら失敗・・・。
一応、何をやってどう失敗したかを記録しておきます。
原因や解決策は分からぬままなので、あまり参考にならないかもしれませんが・・・。

日本にてこの「M CARD」をSIMフリースマホに装着し、ソフトバンクの電波を掴んだところ、このようなSMSが届きました。
M1_roaming_softbank
1日15シンガポールドル(SGD)で、無制限にデータ通信(ローミング)できるとのこと。
日本だと割高なので、あえてローミングするメリットはありませんが、シンガポール以外の海外に出かけたときに使えそうです。
現地のSIMを購入するよりは高くつくものの、日本のキャリアでローミングすると1日3000円近くかかりますので、それよりはお安く済みます。
国によっては簡単にSIMが買えなかったり、その国のSIMの情報を集める暇がなかったりすることもありますので、少々高くても応急処置的に通信手段を確保できると安心です。
そこで、予行演習を兼ねて、このシンガポールの「M CARD」を使って、日本でローミングできるかどうかを試してみることにしました。

何も設定しないで、データローミングをONにしてみる

まずは、「#100*2*1#」に電話して、Mカードの残高を確認。
M1_zandaka
前回の記事でオンラインチャージに成功したおかげで、アカウントには現在21.5 SGDがチャージされている状態からスタートします。

まずはこの状態のまま、Androidの「設定」→「その他ネットワーク」→「モバイルネットワーク」と進み、「データローミング」にチェックを入れてみます。
・・・が、webブラウザを開いても、「接続できません」的なメッセージが出るのみで、通信できず。
端末を再起動させてみても、ダメでした。

次の一手に着手

うーん、やはり何か申し込み手続きをしなければならないのか、ということで、M1の公式ページを探索してみたところ、以下のようなwebページを発見しました。

$15 Unlimited Data Roaming

「How to Subscribe?」の項目に、「*123#」にダイヤルする、と書かれていました。
早速試してみます。が、しかし。
M1_Roamimg_try1
コマンドが受理されず、です。
このコマンドは、シンガポール在住の加入者向けのもので、プリペイドなSIMでは使えないということだろうか。

同じく「How to Subscribe?」の項目に書かれていた「SMS Data <Date of Birth DDMMYYYY> to 5555」も試してみましたが、「5555」にSMSを発信できないよー、とエラーになってしまい、受理されずでした。
うーむ、この方法もダメか・・・。

次の一手で残高がゼロになって終了

で、次に見つけたのが、こちらのページ。

Prepaid Roaming Guide

このページの下の方にある記載によると、

Data Roaming has to be activated for customers to use Data.
To activate, dial #100*8*1#

とあるので、「#100*8*1#」にダイヤルしてみます。
M1_Roaming_Try2
3.の「Enable Data roaming」を選択します。
今思うと、これが破滅への入口でした。

すると、このような確認メッセージが。
M1_Roaming_Try2-2
要約すると、このままデータローミングした場合・・・

  • 最低でも8SGDチャージされている必要があります。
  • 10KBあたり0.32SGD課金されます。

それでも、いいですか?とのこと。
あら、定額制ではなくて、従量課金?と少し変な感じがしましたが、そのまま「1.Confirm」を選択。

しばらくすると、以下のようなSMSが届きました。
M1_Roamimg_Try2-3
データローミングが有効(Enable)になったとのこと。
よっしゃ、と喜び勇んでAndroidの「設定」→「その他ネットワーク」→「モバイルネットワーク」と進み、「データローミング」をONにしてみます。

webブラウザを開いて、Googleのページを表示させてみました。
スマホの画面の一番上に3Gにつながって通信している様子を示すアイコンが表示されました。
よしよし、繋がったか、さすが俺・・・と思ったのも束の間。
すぐに通信が止まって、webページは表示されず。
あれ?おかしいな?

「#100*2*1#」に電話して、チャージ残高を確認してみます。
すると、悪夢のメッセージが・・・。
M1_Roamiing_out
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

さっきまで21.5 SGDあった残高が、あっという間にほぼゼロに(泣)。
ひ、ひどい・・・。
親父にも殴られたことないのに。

おそらく15SGD(or 18SGD)でキャップされず、0.32 SGD/10KBのペースで青天井で課金されてしまったものと思われます。
この方法だと、定額通信にならないんですね・・・。

たった665KBの通信で、21.3 SGDを一瞬で消費してしまったということか・・・。
ローミングをONにする前に、Docomoではなく、Softbankに接続していることは何度も確認したのですがね。
お金がモッタイナイので、良い子の皆さんはマネしないようにしましょう。

チャージ残高がゼロになってしまったので、今回のトライはこれで終了。
SIMカードの期限が切れる来年の2月になったら、再度オンラインチャージして延命させつつ、別のローミング手段が思いつけば、何かトライしてみるかも、です・・・。

シンガポールのSIMカード・M1の「M CARD」でオンラインチャージして有効期限を延長してみたの編

2014/11/20時点の情報です。

シンガポールで買ってきたM1のSIMカードの有効期限(購入してから180日間)が短くなってきました。
一方で諸先輩方のブログによると、シンガポールでは2014年4月1日以降、一人につき最大3枚までしかSIMカードを買えなくなったらしいという情報があります。
有効期限が切れたSIMカードはカウントされないのかどうかは不明・・・。
いずれにしても、有効期限が切れるとメンドクサイことになりそうなので。日本からこのSIMカードにチャージして延命させてみることに。

まずは、準備編。
自分のSIMフリースマホにシンガポールM1のSIMカードをセットしておきます。
SIMカードの電話番号を確認するのと、チャージが成功したときに届くSMSを受信できるようにするためです。

電話番号の確認は、「#100*2*2#」に電話します。
日本でも確認可能。
M2_Number
ここでは10桁の電話番号が表示されます。
この番号を控えておきましょう。

次に、本番のオンラインチャージの手順へと移ります。

PCでこちらのサイトにアクセス。
M1_TopUP
自分のSIMカードの電話番号(下8ケタ)を入力します。
カードを購入したときのビニールのシールに書かれている8桁の番号と同じはずです。

同じ画面内に、チャージ金額のメニューがあります。
M1_Topup_Price
最低チャージ金額は10SGD。
webページのFAQによると、10,15,17SGDのチャージではSIMの有効期限は90日間延長されるのみ。
18SGD以上のチャージで180日間延長されるとのこと。
今回はお試しで10SGDだけチャージしてみることにしました。

入力内容の確認画面が表示されます。
M1_Topup_Confirm
番号を間違えていると、最悪の場合、見知らぬ他人の電話番号にチャージされることになる可能性大です。
(パスワードを入力、とか無かったので・・・)
よーくよーく確認しましょう。

支払いに使うクレジットカードの選択画面。
M1_Topup_cregitcard
VISA, Master Card, Master Pass(ってなに?)の3つが選択可能。
JCBとかは使えないようですのでご注意を。

今回はVISAカードを使ってみることにします。
M1_InputCregitcard
クレジットカード情報を入力します。

「VPass」のパスワード入力画面になりました。
MCard_VPass
VPassはVISAカードの口座情報をオンラインで確認できるシステム。
そのパスワードの入力します。
(Vpassに登録したことがある人だけかも?です)

支払いがうまくいくと、いくつかの画面を経て、最終的に下記のレシートが表示されます。
M1_Receipt
元の残高11SGDに対して、10SGDとボーナス0.5SGDがチャージされて、合計21.5SGDになり、カードの有効期限が90日間延長されました。

同時に、M1カードを入れたSIMフリースマホにも、SMSが届きました。
M1_TopUp_Complete
決済とほぼ同時にチャージされるのは安心です。
以前試した「香港3」のオンラインチャージは、決済してからチャージされるまで1日ぐらい待たされて冷や汗ものでしたので・・・。

というわけで、意外と簡単にチャージできてしまいました。
各種説明が(中国語やドイツ語やインドネシア語ではなく)英語なので、比較的分かりやすかったです。
だいたい要領はつかめたので、次回期限切れが迫ったときは、18SGDチャージしようと思います。

シンガポールM1のSIMカード「M CARD」を購入してみたの編

2014/08/14当時の情報です。
前回の夏休みを利用してシンガポールに行ってきた際、シンガポールのキャリア「M1」のSIMカードを購入してみましたので、その購入&使用レポートです。

購入場所

チャンギ空港第2ターミナル到着階にも、M1のカウンターが一応ありました。
IMG_20140814_185320_R
しかし、お値段は50SGDのものしかない、とのこと。
50SGDて、4000円ぐらい。
そんなに高額だと現地SIMの旨みがないではないか。

私「キャナイ・ハブ・モア・チーパー・ワン?(もっと安いのないですか?)」
店員「ノー」
私(退却)

今思うと「more cheaper」って英文法的におかしいですが、普通に通じたのでヨシとします。

空港では、M1の他にSingtelのSIMカードも両替所などで売っています。
普通はこちらを購入するのが一般的でしょう。
私は以前にSingtelのSIMカードを使ったことがあったので、今回はあえて街中のM1ショップで購入してみることにしました。

滞在ホテルに近い、マリン・パレード・ロードにある「Parkway Parade」というショッピングモールのM1ショップに向かいます。
空港からは、ターミナル2 (青いA地点)から36番バスに乗って30分ほど行ったところにあります。
シンガポール
その名もズバリ「Parkway Parade」というバス停で下車した目の前(赤いH地点)です。

歩道橋の上から撮影したParkway Paradeの入口。
IMG_20140814_184918_R
地元の人々で賑わっている近代的なショッピングモールです。

午後8時ごろのこと。
ショッピングセンターの2階か3階あたりに、携帯キャリア「M1」のショップを発見。
IMG_20140814_205717_R
店内には、スマホが何台か陳列されています。
営業時間は11:00-21:00とのこと。
上記の場所の他にも、シンガポールの街中にショップがいくつかあるようです。
(Google Mapでシンガポールを表示した状態で「M1 SHOP」で検索すれば見つかります)

購入体験記の巻

お店には、店員さんが2~3名いて、スタンディング・テーブルでお客さんに何やら説明しています。
お店の奥の方に、SIMカードの展示用のパッケージがぶら下がっていました。
このパッケージをレジに持っていけば買えるのかな?と思いきや、レジらしきものがありません。
うーむ、どうすればよいのか。

お店の片隅に、このような端末機を発見。
IMG_20140814_210232_R
脳内英語解読班が、壁の説明書きを解読したところによると、
「ここで端末の画面の指示に従って問い合わせ内容を選んで、順番待ち番号の書いた紙を印刷して待て」
とのこと。

こんなような整理券をゲットしました。
IMG_20140814_210140_R
端末のメニューの中に、PREPAID CARDというのがあったので、これを選んでみたところ、整理番号8041番のレシートを獲得。

店内の液晶モニタに、呼び出し番号が表示されています。
IMG_20140814_210121_R
英語の数字で呼ばれますので、自分の数字の英語を脳内でイメージしておきましょう。
(エイト・ゼロ・フォー・ワン・・・)

自分の数字が呼ばれると、ショップのお兄さんとお話できる権利が漏れなく与えられます。
自分の場合・・・。

「アイ・アム・ジャパニーズ・トラベラー(日本からキマシタ!ヨロシクネ!)」
「アイ・ウォント・プリペード・シムカード・フォー・ディスワン(このスマホのSIMカード欲しいんだけどさー)」

とか言って、自分所有の香港版シムフリーのGalaxy Note3を指さしアピールします。
店員のお兄ちゃんもすぐに要領を得た様子。
料金プランの説明をしてくれて、事前にネットで下調べたのと同じ内容だったのを確認し、15SGDのSIMカードを購入しました。
購入金額は15SGDでも、初期チャージ金額は18SGDとのこと。
3SGDだけお得な感じになっています。

こちらは付属のマニュアル。
「キャナイハブ・マニュアル?」とか言ってお願いしたら頂けました。
IMG_0012
標準サイズとMicroサイズの両用設計タイプです。
自分のスマホにあったサイズのものを選びましょう。

なお、ここシンガポールでは、SIMカード購入時にはパスポートの提示が必要です。
店員さんは私のパスポートを持って、お店の裏に行ってなにやらゴソゴソやっている様子。
なお、シンガポールでは2014/04/01から、一人あたりのプリペイドSIMカードの購入枚数が最大3枚までに制限されているとのことですので、購入枚数にはご注意くださいませ。
しばらくして、店員さんがお店の裏から戻ってくると、シンガポールに何日滞在するのか、的なことを英語で聞かれたので、

「アイ・ステイ・シンガポール・フォー・スリーデイズ(3日間でーす)」

と兄ちゃんに回答。
すると、7SGDで1GBを1week使えるプランに設定してくれました。
(選べる料金プランについては後述)

18SGDのチャージから7SGDを消費して、18 – 7 = 残額は11SGD。
11SGD余ってしますが、また次回シンガポール来たときに使いましょう・・・(ただし有効期限は6カ月)
それでも、チャンギ空港のM1窓口(50SGD)よりも、街中で買ったほうがかなりリーズナブルです。

SIMのアクティベーション方法は、付属のマニュアルによると何か通話をすればよいっぽいですが、店員さんにやってもらうのが手っ取り早いと思います。

使ってみた感じ

しばらくスマホのブラウザでインターネットをブラウズできることを激しく確認。
筆者のスマホ(香港版Galaxy Note3 SM-N9005)では、問題なく4G(LTE)で接続でき、日本で使うよりもサクサクで快適な感じがしました。
国土が狭い分、基地局のインフラがすぐに整備できてしまえるのがいいですねえ。
問題なく通信できることを確認して、お店を後にしました。

携帯の電波を捕まえると、今まで日本時間だったスマホの時計が自動的にシンガポール時間に補正されます。
その結果、今まで日本時間で記録されていたスマホ写真のタイムスタンプが、時差の1時間マイナスされてしまい、写真の並び順がよく分からなくなってしまいました・・・。
まあ、写真をブログ等に使わない人にとってはどうでもよいことかもしれませんが。

基本的なコマンド

同梱の説明書に、いくつか英語の説明があります。
IMG_0015_R
基本的なコマンドは以下のとおり。

チャージ残高の確認:#100*2*1#
自分の電話番号の確認:#100*2*2#
料金プランの選択:#100*3#
チャージ(Top Upカードで):#100*1#

以上の機能はすべて、
#100#
からも、数字でメニューを選んで辿り着くことができます。
あと、本家のこちらのサイトから、オンラインでチャージ(Top Up)ができます(要クレジットカード)。

料金プラン

Mカード同梱のマニュアルに、「Prepaid SunSurf Plan」なるプランの説明がありました。
IMG_0011_R
定額プランは以下の5つとのこと (2014/08現在)

  1. 3days/$5/1GB
  2. 7days/$7/1GB
  3. 30days/$12/300MB
  4. 30days/$20/1GB
  5. 50days/$30/3GB

1週間以内の短期滞在なら、1か2で十分でしょう。
「$1」=1シンガポールドル=約80円ぐらいですので、かなりお安いです。
料金プランの選択は「#100*3#」に電話して、メニュー(英語)で数字を入力すればOKです。
その他の詳細は、M CARDの公式ページ(英語)をご参照のこと。

香港空港で中国移動香港の「4G/3G Data &Voice Prepaid SIM Card」を購入してみたの編

2014/11/04
11/1~11/3の3連休に香港へ行った際に、香港国際空港にて「中国移動香港」のSIMカードを購入してみましたので、その体験レポートです。

購入場所

香港国際空港第1ターミナルの出発ロビーのある階のGカウンターの端っこ付近の「中国移動香港」のショップにて購入しました(2014/11/01)。
IMG_20141101_140950_R
お隣は「Hutchithon香港3」のショップだったのですが、先日閉店してしまいましたので・・・。

2015/10/26追記;
この場所の中国移動香港のお店も閉店していました。
その替わり、香港空港内にあるTravelexの両替所でこの中国移動香港の「4G/3G Data &Voice Prepaid SIM Card」が買えるようになったようです。
(ただし筆者未購入ですが・・・)
詳細はこちらをどうぞ
香港国際空港出発階2Fの中国移動香港が閉店(移転?)の編

SIMカード購入体験記

諸先輩方のブログで情報が豊富な「4G/3G Data & Voice Prepaid SIM Card」の標準/Micro SIM両用版を購入しました。
IMG_20141105_220135_R
SIMカードのお値段は80HKDで、初期チャージ金額も80HKDですが、アクティベートした瞬間に手数料(administration fee)として2HKDが引かれるので、実質78HKDが初期チャージ金額になります。
あとこの手数料2HKDは30日毎に1度引かれていきますので、次回の訪港時に同じSIMを再利用したい場合等は残額にご注意ください。
パッケージには、アクティベーション方法、残高確認方法やAPN設定などの最低限の情報が、英語と中国語の両方で記載されています。

店内には、このようにいろいろなSIMカードのパッケージが展示されていますので、指さしで選択できて買いやすいです。
IMG_20141101_141253_R
同じパッケージでも、Nano SIMと、標準/Microサイズ両用設計のSIMの2種類がありますのでご注意を。

私 「(パッケージを指さして)ディスワン、マイクロサイズ SIMカードプリーズ」
店員「OK. How long do you stay in Hongkong? (何日間香港に滞在しますかぁ?)」
私 「スリーデイズ」
店員「#$%$”#??」
私「??? What ???」

基本的に(広東語なまりの)英語でのやりとりになりますので、このように相手の言っていることが聞き取れないことはよくあります。
なんども聞き返していると「アンリミテッド?(データ通信量無制限にする?)」と聞いていると理解。
イエス、と答えると「1日28HKDなので、28×3日=84ダラー」とのこと。
でも、初期チャージ量は78HKDなので、90HKD払えば10HKDチャージするよ、とのこと。
ふむふむなるほど。

話の流れで90HKDを支払ってSIMカードをゲットしました。
昨日の「日銀・黒田バズーカ2」のせいで円安になっちまったので、90HKD=1300円程度です。
アクティベーション作業と10HKDの追加チャージはお店のお兄さんがやってくれました。
APNはAPN名に「CMHK」と設定するのみ。
アクティベーションは、193193とか、どこかに電話すればOK。
操作が終わったら、問題なくブラウザでwebが見えることを確認します。
全体の手続きはものの数分で終了しました。
パスポート不要で、面倒な個人情報入力なども不要なので非常に簡単です。
さすが国際都市香港。

アクティベーション時に届いたSMSの記録。
CNHK_activate
アクティベーションと同時に手数料2HKDが引かれています。
「儲値額」=チャージ金額のこと。
SIMカードはアクティベーション後180日間有効。
チャージするとSIMの有効期限を延ばすことができます。
(49HKD以下のチャージで30日延長。50HKD以上のチャージで180日延長されるとのこと)

SIMカードを使って通信してみる

事前情報によると、中国移動香港の4G(LTE)通信は、日本では使われていないバンド7(2600MHz帯のFDD-LTE)とバンド40(2300MHz帯のTDD-LTE)とのこと。
ただ、筆者所有のGalaxy Note3は、エクスパンシスで購入した香港版のSM-N9005なので、特に問題なく4Gで通信できました。
日本版のスマホは、SIMロックをはずしたものでも上記の方式に対応していない場合は、「4Gで」通信できないのでご注意くださいませ。
(4Gがダメでも、W-CDMA(3G)のSIMフリースマホで周波数があえば、通信できると思われますが未検証)

チャージ残高の確認

80HKDのSIMカードを、10HKDのチャージつきで購入したので、90HKDを支払ったわけですが、本当に10HKD追加チャージしてもらえたのか気になるところ。
パッケージの説明によると、「*#130#」に電話すると、チャージ残高や有効期限を確認できるとのこと。
中国移動香港のお店の前で試してみます。
charge1
あれー?
10HKD追加チャージされてないやん・・・。
お店のお兄さんをキッとに睨み付けた、その時。
charge2
SMSが届いて、10HKDが追加チャージされたとのこと。
反映されるまで、時間差があるみたいですねえ・・・。

料金プランについて

買ったままの状態だと、0.5HKD/MBの従量課金ですが、1日上限28HKD (Daily Capped at 28HKD) なので、「28HKDで1日通信し放題」のようなものです。
3日間の滞在なので、28HKD x 3 = 84HKDチャージされていれば足りるというわけです。
ただ、中国移動香港の公式webページによると、「4G/3G Local Data Package」なる定額プランが存在するとのこと。

  1. 200MB/50HKD  *103*100*01#
  2. 1GB/148HKD  *103*100*02#
  3. 1.5GB (5 days)/48HKD *103*100*07#

なる3種類の定額プランに申し込み可能らしい。
申し込み方法は、上記の番号にダイヤルすればよいとのこと。
3日間の滞在で1GBも使わないので、3.のプランにしておけばよかった・・・。
つまり、5日までの短期滞在の場合は、80HKDでSIMカードだけ買って、3.のプランに申し込む、がお勧めです。
ちなみに1.と2.は、SIMカードの有効期間の間、それぞれ200MB,1GBまで定額で使えるプラン。
長期滞在者向けですかね。
定額枠を超えた場合は、デフォルトの料金体系(1日上限28HKD)になるとのこと。
また、1日 (香港時間の0:00-23:59)の通信量の合計が1GBを越えた場合は、上限128Kbpsの速度制限がかかって、テザリングもできなくなるとのこと。
このあたりの料金プランや使い方の詳細は、公式サイト(英語)をご参照のこと。

個人的にちょっと残念なのは、このSIMカードは香港域内専用で、海外ローミングができない点です。
以前に使っていた香港3のSIMカードだと、日本のキャリアよりもお安く色々な国で海外ローミングできたので、香港以外の国に旅行するときにも重宝したのですが、このSIMカードではそれはできません。
まあでも、香港域内だと問題なくお安く使えるので十分に便利ではありますが。

日本のAmazonでも購入可能のようです↓(SIMカードのサイズにご注意
4G/3G データ&ボイス・プリペイドSIMカード $80 – 香港LTE対応 – 並行輸入品 (1枚(通常/マイクロSIMサイズ両対応))

このSIMカードのりチャージ方法と1.5GB/5日間/48HKDの定額プランの申し込み体験記はこちら
中国移動香港の「4G/3G Data &Voice Prepaid SIM Card」にチャージしてみたの編

香港国際空港の香港3(Hutchison)ショップが閉店・・・。

2014/11/04
香港到着時は、いつも空港の出発ロビーにある香港3のショップでリチャージカードを購入し、自分でチャージして愛用しておりました。
しかしながら、今年(2014年)の7月に香港に行ったときには、この空港の「3」ショップが閉店しており、チャージできず。
当時は街中のショップに立ち寄る暇もなく、そのままチャージできぬまま帰国。
日本でチャージするのも忘れてしまって、SIMカード期限(最終チャージ日から180日間有効)が切れてしまいました(泣)。
200HKDぐらい入っていたのに・・・。

そして2014/11/01からの3連休に再び香港へ。
空港到着後早速、かの「3」の跡地はどうなったかなー、と見に行ってみましたが、しかし・・・。
IMG_20141101_141003_R
ありゃー、やはり閉店のままですか・・・。
「New Shop coming soon」と壁面に書かれたまま、3カ月以上が経過しています。
どこかに移転したのか、このまま消滅したのかなどは不明。

お隣の「中国移動香港(China Mobile)」のケータイショップは絶賛営業中。
IMG_20141101_140950_R
使い慣れた「3」に別れを告げて、こちらに乗り換えることにしよう・・・。
次回は、「中国移動香港」のSIMカードを使ってみたの編